お宿 花かんざし おやど はなかんざし Oyado HANAKANZASHI

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次に、秋鮭と蕪の菊まつり。 出汁のしみこんだ蕪の上に秋鮭、イクラ、白髪ネギ、芽ねぎが乗せられる。 周りにもって菊を散らして、色鮮やかに。

焼物「秋鮭と蕪の菊まつり」

続いては、"山里の恵み"と称された一品。 通草けんちんとは、アケビの皮の中に豆腐を入れたもの。 京芋、菊の餡、菊菜、舞茸、ゴボウと、山の食材でまとめている。 少し苦味のある玉味噌が添えられ、いいアクセントになっている。

山里の恵み「通草けんちんと京芋」

続いては、名物の安達太良酵母牛をふんだんに入れたビーフシチュー。 安達太良酵母牛は、二本松市の隣りに位置し、"大いなる田舎"と呼ばれる大玉村産。 広々とした牛舎で、酵母を加え発酵・熟成した飼料を十分に食べ、安達太良山の美味しい水を飲んで育ったこの和牛は、脂っこくなく、ヘルシーな味わい。 よく煮込まれた濃厚なシチューには、芽キャベツと松茸が入っている。 付け合せに、中華風ドレッシングのかかった野菜サラダ。

洋皿「安達太良酵母牛のビーフシチュー 野菜サラダ」

食事に、栗ときのこの入った炊き込みご飯。 舞茸の旨みと栗の甘みがマッチしている。 米は、山形県産の「つや姫」を使用。 ざくざく汁は、二本松や福島県の会津地方に伝わる郷土料理で、祝い事で食べる事が多いという。 サイの目に切った蒟蒻、人参、鶏肉、里芋、ゴボウが入った縁起のいい一品だ。 香の物は、三五八漬け。 福島県を中心に、東北地方南部で伝わる麹漬けのことで、漬床に塩・麹・米を、3：5：8の割合いで使っていることからこの名が付いている。

お食事「栗ときのこ飯 二本松ざくざく汁　三五八漬け」

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