積翠寺温泉　古湯坊　坐忘庵 せきすいじおんせん こゆぼう ざぼうあん Sekisuiji-onsen Koyubou ZABOUAN　

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ロビーには、オルゴールの音色が控えめに響く。 その音のする方を向くとカフェスペースが、設けられていた。 ここでは、宿こだわりのオリジナルブレンドコーヒーをいただける（一杯380円）。 渋草焼きのコーヒーカップは、飛騨高山の窯元に頼んだオーダーメイドだという。
ロビー横のカフェスペース
オリジナルブレンドコーヒー（1杯380円）
この宿には、男女別大浴場と男女別露天風呂、計4つの湯浴み処がある。 まずは、地下2階にある大浴場をご覧いただこう。 それぞれの造りはほぼ共通で、タイル張りの浴槽が備わった内風呂になっている。 お湯は温度湯量調整と、衛生上のため、循環させて使用している。 広くとられた窓からは木漏れ日が射し込み、山の木々を眺めることができる。 正面にある樹齢400年の松を見ながら、お湯の柔らかさを堪能しよう。 ちなみに、女湯のみ、窓の下部に目隠し用のシートが貼られている。 加えて女湯の脱衣場には、ヘアキャップ、綿棒、ガーゼ、天然素材の化粧水、ベビーベッドまで完備されているから安心だ。 大浴場は、清掃時以外24時間利用可能。ちなみに、時間による女湯男湯の入れ替えはなし。
女湯・大浴場
男湯・大浴場
それぞれの浴場には、龍の蛇口が付いた飲泉処がある。 こちらの蛇口をひねると、100％の源泉が出てくる。 泉温11.4℃の鉱泉は、飲み始めは水のようにも思えるが、飲み終わると舌の奥に苦味が残る。飲用すると、整腸作用に効果があるのだという。 武田信玄が産湯をつかったというこの温泉を飲むのも、歴史ファンにとっては至福の時間となるだろう。 また、女湯男湯とも、低温サウナを装備している。 風呂上りには、セルフサービスで玄米茶、麦茶、ほうじ茶があり、水分補給ができる。
浴場内の飲泉処	低温サウナ（65℃～70℃）

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