広瀬館 ひてんの音 ひろせかん ひてんのね Hirosekan Hiten-no-Ne

フロント前のラウンジでは宿泊した翌朝、10時までモーニングコーヒーがサービスされる。

この宿には相撲取りの絵や箸置き、化粧回しなど相撲アイテムが満載していることに気付く。
実は「広瀬館」を創業したのがハワイで相撲取りをしていた広吉さんという方で、その四股名は“広瀬川”だったという。
化粧回しは実際その頃使っていた物とのこと。

初代社長・広瀬川

米どころ、酒どころの温泉地らしく、街の中に風情ある酒屋が点在している。宿の斜向かいも酒屋だ。

温泉街に点在する酒屋

月岡温泉全体で行っているユニークなサービスが「酒天湯子」。こちらは新潟の全蔵元96銘柄の日本酒を試飲できるという酒巡りチケットで、月岡温泉エリアを上越ゾーン、中越ゾーン、下越・佐渡ゾーンといった、酒蔵がある3つのブロックに分けて、温泉街を散策しながら、好みの地酒を楽しむという趣向。
杉玉や赤い暖簾のある酒屋と旅館で、チケット一枚につき、ぐい呑みを一杯試飲することができる。
1軒1軒まわる時間がないという人は温泉街にある「月姫 地酒蔵」へ。こちらでは96銘柄の地酒が全て揃っているとのこと。
オリジナルのお猪口とチケット5枚が付いてお値段は500円。お酒好きの方には堪えられない趣向となっている。

「酒天湯子」

フロントの横に備わっているのが土産処。

土産処

地元の物を中心に、地酒やお米など「広瀬館」ならではのラインナップとなっている。お茶請けの兎饅頭や食事時に使われている相撲取りの箸置きも販売されていた。

	お茶菓子でいただいた「兎饅頭」。中に抹茶餡が入ったこちらはお土産でも購入できる。
兎饅頭

地元で取れるコシヒカリは2種類販売されていた。
全国的な知名度・評価を考えれば間違いなく日本一と言えるこちらのコシヒカリは是非とも購入したい。

新潟県産コシヒカリ

珍しい｢ねじりふ｣はそのまま食べても味噌汁に浸しても美味しい。

	1パック525円と大変お買い得。
ねじりふ

夕食で使われている相撲取りの箸置きは、お客の販売して欲しいという声が殺到し、お土産処に置くようになったとのこと。

	一つ200円で購入できる。
相撲取りの箸置き