竹取亭円山 たけとりていまるやま TaketoriteiMaruyama

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朝食は和食と洋食と好きなほうを選べる。 なお、どちらを選んでも共通で卵料理がつき、目玉焼き、出汁巻き卵、スクランブルエッグの3種類から好きなものを選べるようになっている。 朝食の選択はチェックイン時に申告する流れだ。 まずは和朝食（2015年6月取材）から紹介しよう。 かわいらしく小さな器に3種類、きんぴらとほうれんそうのおひたし、ひじきの煮物が並ぶ。 魚料理は鯖の西京焼き、鍋には湯豆腐と鶏・エビのつみれ。 和朝食で選択した出汁巻き卵は出汁を多めに使っており、箸で持って崩れるかどうかのギリギリのふわふわ具合になるようこだわっているそうだ。実際に、口の中でよくほぐれ染み出してくる出汁が大変美味であった。出汁はカツオと昆布の合わせ出汁を使っているとのこと。 小鉢にはマグロの山かけ、イカの刺身、明太子が入っており、そのまま刺身として食べても、おかゆに混ぜて食べるのもありだ。 おかゆには丹波のコシヒカリが使われている。刺身ではなく漬物と組み合わせるのもいい。 味噌汁はなめこやわかめなど具沢山の味噌汁となっている。 デザートにはナタデココヨーグルトをいただいた。

和朝食（2015年6月取材）

続いて洋朝食（2015年6月取材）も紹介する。 洋朝食は和朝食に比べるとボリュームを感じるものであった。 なんといっても厚切りのハムとウィンナーがしっかりとしており、朝から大満足の一品。 また、普段なかなかお目にすることのない珍しい野菜が使われたサラダも目を引く。 どんな野菜が使われているのか伺ったところ、葉物野菜だけでもレッドオーク、サニーレタス、ルッコラ、トマトリーフ、デトロイト、レッドアジアンマスタード、葉物人参と7種類もの野菜が使われている。 それに加えてプチトマト、ヤングコーン、ラディッシュ、黒ダイコン、紅心ダイコン、黄美人参、黒人参とこちらも7種類の計14種類という盛りだくさんなサラダとなっている。 この2つのインパクトが強いが、神戸ポークの生ハムやポテトサラダ、ツナサーモンの3種盛りや、コーンスープ、選べる卵料理のスクランブルエッグなどもそれぞれ味わいが深く、しっかりと脇を固めている。 パンも3種類つき、おかわりもできる。 デザートはフルーツヨーグルトであった。

洋朝食（2015年6月取材）

	ドリンクはコーヒーや牛乳、フルーツジュースなどが用意されており、セルフで好きなものを持っていくシステム。
朝食のドリンクコーナー
夕食で目を引く料理を出すところは多いが、どうしてもそれに比べると朝食は地味になりがちなものである。 しかし、このお宿ではそうはならない。 朝食から驚きに満ちた時間を過ごすことができるだろう。

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