ホテル東横 ほてる とうよこ Hotel Toyoko

館内には、至るところに女将さん直筆の絵が飾られていた。
温もり溢れる画風で、空間に彩りを添えている。

女将直筆の絵画

ロビーに面したおみやげ処「粋紅屋（すいべにや）」には、湯河原の名産が揃う。
夕食やお風呂上りのひとときに、のんびりと立ち寄っていただきたい。

お土産処「粋紅屋」

おススメのお土産をいくつかご紹介しよう。
まず、お茶請けでいただいて、個人的に気に入ったのが、「塩蒸し饅頭」。
まろやかな味わいの塩は、海の恵み。塩を練りこんだ白いフワフワの皮はカステラのような食感で、こし餡との相性は抜群だ。
お隣り熱海にある「フジノネ」というメーカーの商品。

お茶請けでいただいた「塩蒸し饅頭」。お土産として購入可能

その他、食品関係でおススメなのは、「湯河原温泉 おかみの会」が作ったオリジナルのみかんジャム。
湯河原の30軒以上の女将たちが、何度も試食して完成させたこのジャムは、数種類のみかんと、ハチミツ、砂糖、レモン果汁だけで作る天然食品だ。
ちなみに、湯河原はみかんの産地として有名で、10月上旬から12月末にかけて「みかん狩り」が人気となっている。
こちらのジャムをコラボレーションしたのは、地元の手作りジャム工房「やまげん」。
あまなつ、ラズベリー、ゆずなど、フルーツの恵みを生かした瓶詰めのジャムが人気だ。

「湯河原みかんのジャム」	手づくりジャム工房「やまげん」のジャム6瓶セット

最近湯河原では、新たな名物料理が注目を集めている。
それが、「たんたんたぬきの担々やきそば」だ。
たぬきが見つけたともいわれる湯河原温泉の湯にちなみ考案されたご当地グルメで、豆板醤などを使ったタレと香ばしいゴマの香りが食欲を刺激し、一口食せば箸がとまらなくなるのだ。
2010年、「B-1グランプリ厚木大会」にも初参戦し、2日間で5,500食を販売したという。
現在、湯河原で50軒ほどの宿で提供しており、「ホテル東横」でもランチ営業でいただくことができる。
お土産処では、関連グッズの販売もされていた。

「たんたんたぬきの担々やきそば」関連グッズ：和てぬぐいとマイ箸

	宿オリジナルの地酒も販売されている。 こちらは、伊豆半島唯一の地酒蔵元「万大醸造」とのコラボレーションしたお酒。 海の幸万歳の夕食と相性も良い。
伊豆の地酒「東横」

きび餅や干物など、湯河原の名産品も多いので、目移りしながら楽しくお土産を選んでいただきたい。