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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
由布院を代表する絶品創作懐石を味わう宿
草庵秋桜
そうあん こすもす
Soan Cosmos
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草庵秋桜

草庵秋桜
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草庵秋桜
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住所:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1500
TEL : 0977-85-4567 ※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.yufuin-kosumosu.jp/
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。

創業:昭和62年  改築:平成11年
部屋数:13室
お得情報をチェック
貸切露天風呂 ×2
貸切の内風呂 ×0
部屋付きの露天風呂 ×6
部屋付きの豪華内風呂 ×0
オススメの客層 〜20代 30〜40代 50代〜 ファミリー 女性客 お忍び系
露天付離れ ★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★ ★★★
二間付和室 ★★ ★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
本館・洋室 ★★★ ★★ ★★ - - ★★
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ 客室の画像はコチラ 料理の画像はコチラ お土産&その他の画像はコチラ
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    画像そのA この宿の総括(エピローグ)を見る

 この宿のキーワード ■人気の露天風呂付き離れ客室が6室
■周辺に由布院の土産屋が建ち並ぶ好立地 ■多くのファンを持つ料理自慢の宿
■女将さんのお手製スイーツが味わえる ■源泉掛け流しの貸切露天風呂

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
露天風呂と内湯付きの貸切風呂が2つ
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
離れ6室には趣きの異なる客室露天風呂が備わる
この宿の温泉は、弱アルカリ性の「単純温泉」。
自家源泉の湯量は豊富で、貸切風呂や客室露天風呂では、源泉100%掛け流しで湯浴みが楽しめる。
源泉温度が60℃と高温のため、夏の間は加水することもあるが、優しく肌に浸みわたってゆくお湯を心ゆくまで堪能できるだろう。

宿の公式ホームページへ館内には、貸切風呂が2つ。
内風呂と露天風呂があるこのお風呂は、入る際に内側から鍵を掛けて貸し切るスタイル。
予約制ではないので、カギが空いてさえいれば、15:00〜23:00、6:30〜9:00の時間帯ならば何度も無料で湯浴みを楽しむ事ができる。

離れタイプの全6室には、客室露天風呂が備わる。
野趣溢れる岩風呂、鉄平石の石風呂、落ち着いた雰囲気の陶器風呂など、それぞれ趣きのある造り。
離れ平屋タイプの2棟には、檜の内風呂を併設している。こちらは、温泉の蛇口をひねれば100%の源泉が出てくる。
寒さの厳しい由布院の冬には、ありがたい設えとなるだろう。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

宿泊情報 ※料金は名様宿泊時の1名様分(サービス料込税込)※別途入湯税150円(大人のみ)
公式HPネット予約特典

【ベストレート(最低価格)保証】
公式HPからの予約が一番お得な料金になっております。

期間限定:詳しくは公式HPまで
@特製季節のシャーベット
A大分の焼酎3点利酒セット
B茶寮かすみ草の珈琲プレゼント
C草庵秋桜「四季工房」オリジナル商品20%OFFチケット
■本館・洋室
(定員1〜2名)
¥20,940〜 休前日アップ料金 ¥1,155
お一人様OK¥25,940〜
全1室(201さくらそう)
※TW洋室(8帖)+3帖+BT
■本館・二間付き和室
(定員2〜5名)
¥22,095〜 休前日アップ料金 ¥1,155~\2,195
全6室(101やまぼうし、102ふくじゅそう、202かきつばた、203なでしこ、205みやこわすれ、206ききょう)
※8帖+8帖+BT
■露天風呂付き離れメゾネット
(定員2〜5名)
¥32,490〜 休前日アップ料金 ¥1,155
全4室(302りんどう、303はなしょうぶ、305ゆきのした、他1室)
※10帖+8帖+客室露天風呂+シャワールーム+T
■露天風呂付き離れ平屋
(定員2〜5名)
¥37,110〜 休前日アップ料金 ¥2,310~\2,888
全2室(306うめばちそう、307ゆうすげ)
※8帖+12帖+次の間+客室露天風呂+温泉内風呂+T
◇おひとりさまプラン(1泊2食) ¥20,940〜 休前日アップ料金 ¥1,155
全1室(201さくらそう)
※TW洋室(8帖)+3帖+BT
◇レイトチェックイン(1泊2食)
¥17,800〜 ※平日限定、部屋数限定
IN→18:00、OUT→11:00
◇ミッドナイトチェックイン(1泊1食+夜食)
¥17,800〜 ※平日限定、部屋数限定
IN→21:00、OUT→11:00
簡単な夜食(軽食)と朝食がつく。朝食はチェックアウト後、お食事処でのブランチに変更可。
◇日帰り3時間ステイ(0泊1食)
¥5,800〜 ※平日限定、部屋数限定
IN→12:00、OUT→15:00
大浴場、貸切露天風呂、客室利用+昼食(秋桜膳)
◇日帰り6時間ステイ(0泊1食)
¥8,300〜 ※平日限定、部屋数限定
IN→12:00、OUT→18:00
大浴場、貸切露天風呂、客室利用+寝具+浴衣+昼食(秋桜膳)
◇日帰り9時間ステイ(0泊2食)
¥12,400〜 ※平日限定、部屋数限定
IN→12:00、OUT→21:00
大浴場、貸切露天風呂、客室利用+寝具+浴衣+昼食(秋桜膳)+夕食(創作懐石)
■IN→ 15:00 ■OUT→ 11:00 ■カード使用
■部屋の眺望 山・庭 ■部屋食 一部あり 離れ相談可
■夕食の内容 和風創作懐石
■朝食の内容

和食 ※11:00チェックアウト後のブランチ(洋食)に変更できるプランあり。

お得なプラン 一人旅プラン、レイトチェックアウトブランチプランなど、お得なプランは公式をチェック★

施設&大浴場の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ
木のやさしい質感に包まれた居心地のいいロビー 宿泊客以外にも人気の「茶寮かすみ草」
今や、温泉リゾート地として全国的にその名が知れ渡っている由布院温泉。
遠方からの宿泊客だけでなく、福岡・北九州都市圏をはじめとして九州一円からの日帰り客や観光ツアーの立ち寄りも非常に多いため、街並みの雰囲気とあいまって「九州の軽井沢」と称されることもある人気の観光地だ。
由布院を最初に温泉保養地にしたのは、別府における近代温泉地づくりの祖として知られる油屋熊八である。
由布岳の麓に位置する、この静かな温泉地を気に入り、「別府の奥座敷」として大正時代に私的な別荘を作ったことが、温泉保養地への第一歩。

それに合わせるかのように、大正末期に「ロマン主義」を携えてドイツ留学から林学博士・本多静六が帰国した。
本多はこの地で、『由布院温泉発展策』という講演を行い、ドイツのバーデンバーデンに学ぶ、自然を多く取り入れた静かな温泉地づくりを提案している。
つまり、由布院の静かで田園的な温泉地・温泉郷というイメージが付けられたのは、実はかなり昔のこととなる。

しかしながら、実のところは鄙びた温泉街だった由布院。
それをイメージ通りの街に生まれ変わらせる過程に、昭和40年代から繰り広げられた「まちづくり」運動があった。
結果として実を結ぶことになるこの運動であるが、各種メディアに取り上げられたことが大きかった。
数多くの努力が実を結び、1981年(昭和56年)11月、由布院温泉観光協会に平松大分県知事から「一村一品運動奨励賞」が贈られた。
同年、湯布院町は環境庁の国民保健温泉地に指定される。1987年(昭和62年)、総合保養地域整備法(いわゆる「リゾート法」)が公布された。
時はバブル期。リゾート開発の波は由布院にも押し寄せた。
農村景観を残しながら温泉保養地としての決して無理をしない由布院にとって、外部資本による用地の物色は地価の高騰を招くやっかいな問題であった。
これに対抗し、湯布院町は1990年(平成2年)9月に「潤いのあるまちづくり条例」を制定。
「成長の管理」や「地域ごとの展開の重視」が明記されているこの条例を基に、真に安らぐ温泉街の形成を今も進めている。

宿の公式ホームページへ「草庵秋桜」は、そんな由布院のほぼ中心に位置する。
お土産物屋などが並ぶ「湯の坪街道」から、一本横道に入った場所にあり、温泉街を散策するのに丁度いい。
敷地内に余裕を持って客室が配されているので、滞在中の静かな時間も約束されている。

季節に応じて様々な表情を見せてくれる木々に囲まれた外観を眺めつつ館内に入ると、フロントの正面にロビーがある。
名機と名高いマッキントッシュ社製パワーアンプ「MC7270」から、心地よいジャズの音色が流されているロビーは、大正ロマンが感じられる場を再現することをコンセプトに造られた。
木々の温もりに溢れる居心地の良い空間だ。
チェックインの際には、ロビーでウェルカムスイーツの蓬大福をいただいた。

スイーツといえば、旅館に併設されている「茶寮かすみ草」にも足を運びたい。
ここでは、女将さんお手製のチーズケーキと、専務が厳選・吟味した、神奈川県小田原から仕入れる豆で淹れた絶品のコーヒーを味わうことができる。
おすすめは、この二つを同時に味わえるコーヒーセット(900円)だ。
このお店で用いられる皿やカップは、陶芸が趣味という宿の専務が教えをうけている陶芸家の作品が用いられている。
焼き物が作り出す独特な色合いに目を向けながら、香り豊かなコーヒーをいただけば、なんとも贅沢な時が過ごせるだろう。

宿の館内を見れば、2つの貸切露天風呂があり、露天風呂付き客室も6室備えているが、広々とした男女別大浴場も備わっている。
それぞれ、内湯と露天風呂があり、宿の規模を考えれば、ゆとりのある造りだ。
こちらの温泉は、内湯・露天風呂とも、源泉掛け流し+循環併用式で、衛生的な設えである。

宿の公式ホームページへ由布院は、約850本という日本で2位の源泉(井戸)数があるが、その泉質のほとんどが、「単純温泉」か「塩化物泉」だという。
温泉分析書を見ると、この宿の泉質は「単純温泉」で、pH(ペーハー)8.2の弱アルカリ性。
敷地内から湧く自家源泉で、湯量は1分間におよそ80リットル。
1人当たり、1分間に1リットルの温泉があれば、源泉かけ流しにすることができるという統計もあり、最大収容人数50名ほどのこの宿には充分な湯量ということがお分かりだろう。

「単純温泉」は、無色透明、無味無臭なので大きな特徴はない。万人に受け入れられる刺激の少ない湯だ。
しかし、この宿の「単純温泉」は、強烈な個性を持っている。
それは、“天然の化粧水”と言われる「メタケイ酸」の量。
保湿効果があり、表皮細胞の角質化を促進し、きめの細かい肌を作ってくれるこの成分。
一般的に50mg以上あれば温泉と認定され、美肌効果が高いと言われている。そして、100mg 以上なら、“美人の湯”と称されることが多い。
この宿の温泉には、1s中に186mgもの「メタケイ酸」が含まれているのだ。

また、アルカリ性の湯は、ナトリウム成分と結びつくと、石けんと同じような働きが生まれる。
皮膚表面の不要な角質層をふやけさせ、落としやすくしてくれるのだ。
この結果、入浴すると肌がつるつるになった感触が味わえるのだ。

このように、保湿成分「メタケイ酸」と優しく肌に馴染む「弱アルカリ性」で、美肌効果に非常に優れていることが分かる。
女性に強い支持のある由布院らしい温泉とも言える。
施設&大浴場の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

客室の画像はコチラ 客室の画像はコチラ
センスの良さと落ち着いた雰囲気が同居する客室 静かに四季を感じる坪庭付きの離れ
客室は、「露天風呂付き離れ平屋」、「露天風呂付き離れメゾネット」、「本館和室」、「本館洋室」、の4タイプに分けられた、計13室。
全ての客室及び館内の施設名は、女将さんが好きな山野草から名付けられているという。
タイプ別に主な部屋をご紹介したい。

露天風呂付き離れ平屋タイプは全2室。
初夏に咲く山野草から名付けられた、306号室「うめばちそう」は、和室8帖+12帖+広縁の間取り。
広縁はソファとテーブルがあり、リビングの様相。
サンダルを履いて出ることができる専用の庭園付きで、四季折々の自然を楽しめる。
また、大胆に周囲を岩で囲んだ客室露天風呂が付いているので、心ゆくまで浸かってほしい。
ヒノキの内風呂もあり、サッシを取り払うと半露天風呂風に湯浴みが楽しめる点もポイントが高い。
同タイプで、夏から秋にかけて咲く山野草から名付けられた、307号室「ゆうすげ」。
間取りは、「うめばちそう」と共通の、8帖+12帖+広縁。
この広縁にはテーブルと椅子が配されており、庭園を眺めながら優雅なひとときを過ごすことができる。
鉄ぺい石であしらわれた客室露天風呂と温泉の内湯付き。露天風呂の縁にあるふくろうの置物が、和みの雰囲気を演出している。
以上、離れ平屋タイプには、42インチの液晶テレビを備えている。


宿の公式ホームページへ続いての露天風呂付き離れメゾネットタイプは、全4室。
302号室の「りんどう」は、秋に紫色の花を咲かせる山野草からその名が付けられた。
間取りは、1階に和室10帖と洋間、二階に和室8帖の寝室。
庭園側にある小さな洋間では、ソファーに座って、流れる雲や風にそよぐ庭園の木々に思わす目をやりたくなる。
うさぎと臼の置物が置かれていることから、「うさぎ風呂」と称されている客室露天風呂が備わっている。
5月から6月にかけて咲く「はなしょうぶ」が同タイプ。
1階に和室10帖とテラス、2階に和室8帖の寝室が備わる。
暖かい時期であれば、庭園側に設けられたテラスへ出て、由布院の清々しい空気を吸い込みたい。夜になると明かりが灯り、幻想的な雰囲気を醸し出す灯篭が備わる客室露天風呂も、この部屋の人気が高い要因のひとつ。
春先に咲く山野草からその名が付けられた、305号室「ゆきのした」も同タイプ。
間取りは、1階に和室10帖、2階に8帖の和室が備わる。1階からは専用の庭園が、2階からは遠くにそびえる山々の雄大な姿を眺めることができる。
客室露天風呂は、甕と亀が飾りとなっていて、お洒落な造りだ。

本館和室のタイプは、全6室。
全て和室が二間備わったゆとりのある設えだ。
例えば、秋に咲く山野草から名付けられた、本館2階・206号室「ききょう」は、8帖+8帖の二間。
由布院の街並みと、遠くに見える山々が織り成す雄大な風景が眺められることで人気の客室だ。

唯一洋室となるのは、春に咲く山野草から名付けられた、本館2階・201号室「さくらそう」。
間取りは、ツインベッドが配された洋室+小上がりの和スペース3帖。ここで足をくずし、由布院の街並みを眺めながら、ゆったりと過ごす事ができる。

以上が、この宿の客室構成。
露天風呂付きの離れだけでなく、一般の客室もセンスのいい設えになっていることをお伝えしておきたい。
上品でありながら、どこか温もりのあふれる雰囲気は、「草庵秋桜」のキャラクターをそのまま表現しているようだ。
客室の画像はコチラ 画像その@ 画像そのA
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ 料理の画像はコチラ
夕食は、職人技が光る絶品の創作懐石 豊潤な味わいのフォアグラ大根に舌鼓
「草庵秋桜」が料理のおいしい宿として知られ、由布院の旅館で出される料理が全体的においしいという声が多く聞こえるのは、この宿の総料理長・新江憲一さんの影響であると言っても過言ではない。
彼が発起人となって誕生した「由布院料理研究会」は、月1回を目安に会合を開催。参加するのは各旅館の料理人だ。
そこに各自がオリジナルの料理を持ち寄り、互いの技術向上や情報交換、さらに言えば刺激の場として交流を続けているのだ。
なるほど、常に新しい料理が提供されるのも頷ける。
現在、総料理長・新江さんの弟子にあたる中山田野歩さんが料理長を務めている。
まだ29歳という若さ(取材時)だが、食に関する技術とセンスは折り紙付き。
「お客様のことを常に思い描き、少しでも思い出に残る料理を作っていきたい」という中山田さんは、料理長となった今も、日々その腕を磨いておられるのだ。

そんな中山田さんが腕を振るう野あそび(離れにお泊りの際の献立・2010年4月中旬取材)と命名された夕食をご紹介しよう。
夕食をいただくのは、「喫茶かすみそう」に隣接する食事処「すみれ」だ。
座席は、椅子席と掘りごたつ席から選択することができる。

宿の公式ホームページへまずは、春らしい彩りある3品が並ぶ先付からいただく。
可愛らしい器に入った蓋物は、すくい豆腐。由布院の豆腐料理店「市の坐」から取り寄せているこだわりの豆腐に、醤油ゼリーとウニが添えられている。
味はもちろん、この食感も美味しい。
桜の花びらを模した器には、グリーンピース豆腐、花びら人参、筍寿司、桜餅(牛蒡、人参を包んである)、玉子焼き(中に甘辛く煮た蕗)、空豆、ウド梅酢漬けが盛り付けられる。
もう一つの皿に、爽やかな甘夏和え。蕾菜、新わかめ、蛇腹きゅうり、長いも、赤貝、ミル貝をサラダ感覚でいただいた。

吸い物は、桜鯛清汁。
桜鯛は産卵期の脂の乗ったものを指す。よもぎ豆腐、ワラビ、甘草(カンゾウ)などが入る。

旬のもの、豊後水道お造り。
豊後水道とは、九州の大分県と四国の愛媛県に挟まれた海域のこと。
あいなめ、鯛、鱒、関サバは、醤油か生姜醤油でいただく。関さばは、大分県大分市の佐賀関で水揚げされたいわゆる高級ブランド。
馬刺しは、熊本のお客がお土産に持ってきてくれたものだという。

温物は、桜万十(まんじゅう)。
こちらは、いわゆる道明寺桜餅のこと。筍、蕗、イイダコ、鯛の玉子とじなどは入る。
上品で控えめな出汁に包まれた、料理長の腕が光る逸品。

焼物は、フォアグラ大根。
美しい焼き色のついたフォアグラと大根に食欲がそそられる。一口食せば、深く豊潤な味わいが広がり、思わず顔がほころぶ。
ソースは、甘酢に摩り下ろしたリンゴを加えたもの。水菜、玉ネギ、パプリカを添えて。

油物は、稚鮎と山菜の天ぷら。
山菜は、筍、百合根、タラの芽、こごみ、つくし、ゆきのした。岩塩か天ツユでいただく。

ここで箸休めの香母酢(かぼす)シャーベットが登場。
食事の中休みという意だけでなく、満腹感を紛らわせる効果もある。
シャーベットの上に乗っているのは、香り豊かな柚子ねり。

鍋物は、大分県産地鶏のつみれ鍋。
野菜中心のヘルシーな鍋で、水菜、春菊、セリ、ネギ、キノコ、牛蒡など全て地元産。カツオと鶏の出汁、野菜の旨みで、シンプルながら抜群のハーモニーを奏でる。
大根おろしに柚子胡椒を混ぜあわせ、団子状になった薬味が洒落ている。
鍋だけを楽しむのも良いが、その美味しいスープにご飯を投入し、雑炊にしていただくことも出来るそうだ。

最後に一口サイズの豊後牛のステーキで、贅沢な晩餐を占める。
リンゴ、玉ネギ、ニンニクを使ったソースで、牛肉の旨みを巧みに引き出している。

ご飯は、米は、全て自家製のもので、宿のスタッフ全員で米作りに取り組んでいるとのこと。
香の物は7種類あり、こちらも全て自家製。

甘味は、桜ムースとフルーツいろいろ。
自家製の桜ムースは、ほのかな甘み。イチゴは、生キャラメルのソースを絡めていただく。グレープフルーツには、粉糖を水で溶かしたシロップ。

以上が今回取材した夕食。
評判に違わぬ期待以上の料理ばかりであった。
和食をベースにしながらも、それに固執しない創作懐石は、どんなお客にも受け入れられそうだ。
職人が追求する味と食感、そして目を楽しませる芸術的な盛り付けに、感動すら覚えることだろう。

宿の公式ホームページへ11:30〜14:00にはランチ営業もしており、宿泊客でなくとも、「草庵秋桜」の味が楽しめる。
旬の味が満載のランチ「秋桜膳」は、1,800円でコーヒーとデザートが付く人気メニューだ。

朝食は、「地元の野菜や地鶏卵など、ごゆっくりお召し上がり下さい」という女将の手紙があるように、厳選した地の食材中心のメニュー。
定番のざる豆腐(薬味に、かつおぶし、生姜、ネギ)は、でリピーターに好評。これを食べて、「また秋桜に帰ってきたなあ」という実感が湧いてくるのだという。
自家製の黒ゴマドレッシングがかかった温野菜、焼き魚(鮭)、関サバの琉球漬け(醤油と胡麻で和えたもの)、茶わん蒸し(ウナギの蒲焼き入り)、切干大根、明太子といった品数豊富なメニュー。ご飯は、モチモチした食感の美味しいミルキークイーン。濃厚な地鶏卵で玉子かけご飯とすれば、自然と箸が止まらなくなる。
なめこと豆腐の味噌汁、香の物も付く。
料理の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ 料理の画像はコチラ
花木のある苔生した庭園は侘び寂びの宝庫 幻想的な朝霧が立ちこめる金鱗湖
小規模な宿ながら、魅力的なお土産が充実している。
由布院全体で売り出している源泉を用いた化粧水「由布院みすと」(1,260円)や、ガーゼタオル(525円)、オリジナルの手鏡などが販売されている。
「麩まんじゅう」(5個入り780円)や、料理長が手がける作り味噌(地鶏味噌、牛肉味噌、かつお梅の三種。1,500円)は売り切れ必至なので、要チェックだ。
スタッフが丹精込めて作る自家米も人気となっている。

宿の公式ホームページへ由布院の温泉街を散策するのも、この宿は便利だ。
宿から歩いて5分もすれば、金鱗湖という池がある。
水深が浅いので“池”と定義されるが、もともと由布院盆地は湖になっており、“金鱗湖”という名称もその名残りだと思われる。
この金鱗湖の水底からは、温泉と清水が湧き出ており、冬季の早朝には、その温度差によって湖面から霧が立ち上る幻想的な光景が見られる。
朝の散歩コースに取り入れ、由布院の名物詩と言える景観をご堪能いただきたい。

由布院は、マスコミに取り上げられる旅館が多い。
人気旅館の宿命か、「草庵秋桜」も幾度と無く取り上げられてきた。
ナインティナインの矢部浩之さんやホンジャマカの石塚英彦さん、女優の泉ピン子さんなどが番組の収録で訪れている。
お土産&その他の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

「草庵秋桜」社長・女将の太田夫妻は、昭和52年からの10年間、由布院で鰻・すっぽん・鯉を用いた川魚料理の飲食店を経営していた。
ひいきにしてくれるお客さんも多く付き、経営状態は良好だったのだが、一つだけ引っかかる点があった。
それは3人いる子供の将来。3人を大学に行かせてやりたいけど、このまま飲食店を続けていたのでは、現実的に無理だということが分かっていたのだ。
なんとかしてあげたいと思案を巡らす最中、なじみのお客さんから「食事を食べたら眠たくなるから、出来ることなら帰りたくない」と言われたことがあった。
そのさりげない一言が、なじみのお客さんのため、そして何より子供たちの将来のために旅館業を営もうという決意につながったそうだ。
こうした経緯で、由布院の地に「草庵秋桜」は誕生した。
前述の「リゾート法」が公布されたのと同じ年の昭和62年の事だ。
屋号の由来は、“どこまでも広がる田園風景の中にある登場した「庵」”と“田園の畦道に咲き乱れていた美しい「秋桜(コスモス)」”から取られた。

創業当時は、現在の離れがある場所に5部屋のみの本当に小さなお宿。
飲食店のなじみのお客さんや、太田夫妻の作る川魚料理を目当てに来る宿泊客で賑わっていた。
しかしながら、旅館業と料理を平行させることは非常に困難だった。特に料理に不安を覚えていた。
それまで飲食店を経営していたものの、川魚料理メインで、旅館らしい洒落た料理は作れない。
このままでこの旅館を大きく発展させる事が出来るのだろうかと常に考えていたという。
がむしゃらに取り組んだ1年間だったが、「無理」という二文字が脳裏に浮かぶ程にまで追い詰められた。

そんな折、衝撃的な出会いがあった。24歳の青年が「料理を教えてやるよ」と、夜中に突然、厨房に現れたのである。
それからの一年、その青年は毎夜毎晩厨房に現れては、和食の基本である出汁の取り方から、彼の知る料理の技術を二人に教えてくれたそうだ。
料理に自信が持てるようになると、一層客足が増した。
以前とは別の意味で、旅館経営と料理人の両立が厳しくなった平成8年9月、ついに外部から料理長を招くに至る。
その料理長こそが、突然夜中に厨房に現れた青年、新江憲一氏だ。
15歳で料理の道を志し、有名料亭「なだ万」などで修行を重ね、就任当時はすでに由布院でその名を知られる存在だったそうだ。
現在、「草庵秋桜」総料理長と由布院料理研究会会長を兼任する彼が料理長に就任するや、料理が美味しい旅館としてそれまで以上にその名が知れ渡る事になる。
その後も順調に客足を伸ばし、平成11年に離れ客室リニューアルを行う。
宿泊客だけでなく観光客の利用が多い「茶寮かすみ草」を改装するなど、細部へのこだわりは常に実行しており、現在の姿になったのは上記した平成11年の事である。

公式HPを見ると、宿泊プランはなく、フレキシブルな3つの宿泊スタイルで予約するようになっている。
「スタンダード」宿泊スタイルは、1泊2食付きで、チェックイン15:00、チェックアウト11:00。半年先までオンライン予約ができる。
予約日の3日前からは、「レイトチェックイン」「ミッドナイトチェックイン」の電話受付が可能となる。
「レイトチェックイン」は、18:00〜18:30にチェックインし、「スタンダード」と同じく豪華な夕食をいただく。もちろん朝食付きだ。
これで「スタンダード」よりもお1人様1,500〜2,000円程度リーズナブルに宿泊することができる。
「ミッドナイトチェックイン」は21:00〜22:00にチェックインできるスタイル。
これなら仕事終わりに宿泊できるので、一日しかお休みのとれない方でも利用ができる。
夕食のかわりに簡単な夜食をご用意。翌朝は通常の朝食か、チェックアウト後に食事処でブランチ「秋桜膳」をいただくか、選択ができる(水曜日と第3木曜日は、昼食がお休みのため、テイクアウトができる「おにぎり弁当」)。

さらにこれら宿泊スタイルに、「3時間ステイ」「6時間ステイ」「9時間ステイ」と3つの日帰りスタイルを組み合わせることが可能。
これにより、自由度の高いホテル型の滞在が可能となったのだ。

例えば、12:00〜15:00 の3時間ステイ(1食付) と、15:00〜翌11:00のスタンダード宿泊(2食付)を組み合わせる事によって、23時間のロングステイが可能となる。
これは、「アーリーチェックイン12:00 1泊3食付」の宿泊と言い換えることができるだろう。

さらに、21:00〜翌11:00のミッドナイトチェックイン宿泊(朝食orブランチ付き) と、12:00〜21:00 の9時間ステイ(2食付)を組み合われば、最大24時間のロングステイが可能となる。
1日目のチェックインが遅い時間のため、仕事帰りにチェックイン。次の日は朝寝坊を決め込んで、お昼12:00にブランチをいただく。
夕食は豪華な懐石料理をご賞味いただき、21:00にチェックアウト。
これは、平日に1日お休みが取れれば可能な宿泊で、朝の弱い夜型人間の方には、最高のタイムテーブルではないだろうか。

2日休みのある方ならば、ミッドナイトチェックインにスタンダードを合わせた連泊スタイルがお勧めだ。
金曜日の仕事終わりに宿に入り、温泉にゆっくり浸かった後、軽く夜食をいただく。翌朝の朝食をブランチに選択しておけば、たっぷりと寝坊ができる。
昼食後に由布院の街を散策した後は、宿に戻ってかけ流しの温泉を心行くまで堪能。そして、絶品の夕食を味わう。

これら「ハイブリッド予約」は、1週間前より申込み可能。
公式HPを見て、宿に直接電話予約のみの設定となっている。

ちなみに、公式HPのネット予約または電話予約のお客には、お得な直接予約特典が付くので、予約の際には公式ホームページを参照して頂きたい。

「草庵秋桜」。なんともこの宿に合う名前だ。
派手さは無く、それでいて控えめで奥ゆかしさも感じるが、秋桜のように美しさも訴えてくる。
この宿が由布院にあることで、由布院という街が好きになった客も多いだろうと推測できる。
個人旅行向け旅館の必須条件となった「貸切露天風呂」「露天風呂付き客室」は、もちろんこの宿には備わっている。
そして6室の「離れ」もある。リーズナブルな料金で宿泊できる一般客室もある。
また旅館宿泊のメインイベントである食事もレベルが高い。

小規模高品位旅館の典型ともいえるこの宿は、女将さんを筆頭に、いかにお客様に寛いで過ごしてもらうかを、常にまじめに、そして真剣に考えている宿だ。
若いカップル、ご夫婦、そして小さなお子様連れのファミリー客、女性グループ、中高年のご夫婦と幅広い客層に支持を受けているのも特筆すべきことかもしれない。
小さい宿ながら、このような広範囲にわたり人気を得ていることは、それはこの宿のバランスの良さに由来している。
顧客満足度の高い宿の典型だ。
由布院の街の散策にも便利なロケーションにあることも、この宿の魅力のひとつだろう。

「草庵秋桜」のような宿に出会ったことは、大げさかもしれないが人生を楽しくしてくれる。
この「草庵」を「別荘」代わりに使える人は幸せに違いないからだ。(J)

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この宿の公式HP

貸し切り情報
■貸切料金 宿泊の場合 無料
■利用時間 15:00〜23:00,6:30〜9:00 ※宿泊客の休前日(繁忙日)の貸切〜可
■予約方法 予約なし(先着順)

風呂施設情報
■貸切風呂 部屋付き:露天風呂・ヒノキ風呂 共同のお風呂(時間制):露天風呂・内湯
■貸切風呂の眺望 部屋付き:山・庭園   共同のお風呂(時間制):山・庭園
■その他のお風呂 男女別露天風呂 男女別内風呂

施設情報
■部屋数 全13室
和12室・洋1室(離れ6室・本館7室)
■収容人数 50名 ■駐車場 13台
■ペット 不可 ■バリアフリー 対応(本館1階のみ)
エステ・マッサージ エステ:外注 ¥7000〜
マッサージ:¥4,200/40分
■インターネット なし 
■DVD あり(フロントにてレンタル)
■TVチャンネル NHK2局 民放3局  NHKBS2局
■施設 食事処・ラウンジ・喫茶室・売店

こだわり情報
■冷蔵庫のシステム 利用した分だけ申告(持ち込みのドリンクを入れるスペースあり)
■冷凍室 利用不可
■冷蔵庫のドリンク 中瓶ビール:\600 ジュース(コーラ):\300
■オススメお土産 ふまんじゅう・玄米まんじゅう(要予約)
■自動販売機 ジュース:\120 ■携帯アンテナ docomo 3本
au 3本
ソフトバンク 2本
■売店 あり
■近くのコンビニ 車で3分
■アメニティ 
浴衣 バスタオル タオル 置いてない 石鹸
ボディソープ シャンプー リンス 置いてない リンスinシャンプー
歯ブラシ シャワーキャップ ドライヤー ブラシ・くし
カミソリ 綿棒 置いてない ウォッシュトイレ    
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス 階段、通路手すり/無料貸し出し用車いす
■お子様 子ども用スリッパ/子ども用浴衣/子ども用食器/粉ミルク用のお湯
■外国語 英語

近隣情報
■周辺観光スポット 高崎山自然動物園、うみたまご、由布院夢美術館
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
金麟湖、城島後楽園遊園地、鶴見岳
■スポーツ ゴルフ

■草庵秋桜:女将 太田典子さんからのコメント  
由布院の町中にありますが、一歩館内に入ると全く静かな木の香りのする宿です。地鶏野菜を使った創作懐石料理を召し上がり、ゆったりと温泉につかって、日々のあわただしさをお忘れください。 草庵秋桜:女将 太田典子さん

貸切日帰り情報
■料 金 貸切料:\2.200/60分(2名1組)
※その後は一人増える毎に\550/60分ずつプラスで可能だが、湯舟の大きさは2名ぐらいが丁度良い。
■利用時間 12:00〜15:00と18:30〜20:00の1時間以内
食事付きプラン(要予約)
■料 金 3Hステイ:昼食+客室ステイ(寝具なし)/5,800円〜
6Hステイ:昼食+客室ステイ/8,300円〜
9Hステイ:昼食+夕食+客室ステイ/12,400円〜
■食事の内容 昼食:「秋桜膳」(1800円相当)
夕食: ご宿泊の際と同様の「懐石料理」
※個室食事処(食事のみの利用も可)
■設定日 3Hステイ:12:00〜15:00
6Hステイ:12:00〜18:00
9Hステイ:12:00〜21:00
■受付時間 平日、日曜日(休前日、連休、繁忙期除外)※3日前から予約受付
■その他 男女別大浴場+露天風呂、貸切露天風呂利用無料

泉質/効能
■泉質 アルカリ性単純温泉
■源泉の温度 60℃
■湧出量 80リットル/分 ■水素イオン pH 8.2
■源泉の湧出状況 自家源泉で動力泉(ボーリングによってくみ上げる源泉)
■加水/循環ろ過 ○客室の露天風呂・家族風呂:源泉かけ流しだが夏期のみ加水による温度調節をしている
○客室の内風呂:加水をしない源泉100%掛け流し
○男女別大浴場・露天風呂:源泉掛け流し+循環を併用
■加温 なし
■消毒 男女別大浴場・露天風呂のみ
■浴槽の湯の入替 1日1回
■入浴剤 未使用
■適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康促進
■湯の色 無色透明
■飲用 不可 ■飲用の適応症 -
■におい/味 無臭

アクセス情報 ※Googleマップを見る
■電 車 JR久大本線由布院駅からバス10分
■送 迎 ご宿泊の方のみ由布院駅まで送迎あり
■クルマ 大分自動車道湯布院ICから約5km

 上記のデータは 2010/04/15現在のものです。
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