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黒川の中心地 館内で湯めぐりを楽しめる源泉の宿

ふもと旅館
ふもとりょかん

Fumoto Ryokan
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【カスペ!・全日本温泉宿アワード2014〜今夜決定!日本人が今一番行きたい1万円台の温泉宿〜】で当宿が3位に選ばれました!
ふもと旅館

ふもと旅館
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住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉川端通り
TEL : 0967-44-0918 ※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://fumotoryokan.com
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。
創業:昭和30年 改築:平成14年・平成25年(別館)
部屋数:14室

お得情報をチェック

貸切露天風呂×3
貸切の内風呂×4
部屋付きの露天風呂×3
部屋付きの豪華内風呂×0
 〜20代30〜40代50代〜ファミリー女性客お忍び系
オススメの客層★★★★★★★★★★★★★★★★
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ施設&大浴場の画像はコチラ客室の画像はコチラ料理の画像はコチラお土産&その他の画像はコチラ
★姉妹館の「旅館 こうの湯」のHPはコチラ

 この宿のキーワード■源泉100%のこだわりのお風呂
■種類豊富な貸切風呂で楽しめる館内湯めぐり■黒川の温泉街のメインストリートに位置する
■誰でも気軽に楽しめる良心的な宿泊料金■女性にも支持される上質の肉と洗練された料理

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
立ち湯から露天までバラエティ豊かな貸切風呂7つ
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
どの湯舟もより近くに自然を感じられる佇まいにある
「ふもと旅館」は客室数14。館内には14もの温泉風呂が用意されている。
そのうち、なんと7つが貸切風呂(家族風呂)。
どれも滞在中、15:00〜23:00、6:00〜9:30の間いつでも無料で利用ができ、また予約も不要。空いていれば利用できるシステムだ。

そのうち6つは本館から出て道を渡り、別館へと至る階段通路を上った、斜面の上に立ち並ぶ。
まず見えるのが、踊り場に囲炉裏が設けられた休憩スペース。
この前に「石くりぬき風呂」と「露天風呂」が並ぶ。文字通り、巨大な石をくりぬいて作った湯舟と岩組みの湯舟で、開放感ある佇まいも特徴となっている。
自然の中にすっぽりと包まれるような気分だ。どちらにも洗い場が設けられている。

さらに階段を上ると、右手に大きな建物がある。
これが「たち湯」で、貸切風呂の中では一番の大きさを持つ。
手前から奥に進むにしたがって深さが増し、最大で150センチの深さ、中央の木柱につかまるなどして足を伸ばすことができる。無理のない自然な姿勢で、目一杯手足を伸ばすと、腰や膝などに負担がかからないそうだ。利用は一組30分まで。扉を入ってすぐに脱衣所も設けられている。

「たち湯」の向かいにあるのは2つある「野天風呂」。
こちらは男女別の共同風呂となる。

宿の公式ホームページへその隣に立つ小屋には、露天風呂の「一の湯」、内湯の「二の湯」、「三の湯」がある。
「一の湯」はこれも岩組みで、斜面上に建つため見晴らしも良い。繁茂する緑がよい目隠しとなっている。
「二」と「三」はどちらも総檜の浴室で、切石の四角い湯舟と洗い場がある。どちらも景色は望めないが、より温泉に集中したい方などにはこちらをオススメしたい。

本館から太鼓橋を通って川の対岸に行くと、三角屋根の湯小屋に至る。
ここにある貸切風呂は、男女別の大浴場の隣にある「檜のあわ湯」。
小さな浴室の檜風呂で、スイッチを押すと泡が発生する。これは温水と空気をかき混ぜることで超音波が発生し、身体に温熱効果がいきわたるという。
肌の美容、四十肩、五十肩、腰痛などに効果があるそうだ。

以上、実に多彩な湯舟を楽しめる貸切風呂だが、「たち湯」を除けば大きな湯舟というものはない。
大切な人と入浴をするのにはちょうどよい大きさと言えるが、それはオーナーの源泉100%へのこだわりの表れでもある。
無理に大きい湯舟を作って、加水することを嫌っているのだ。その心意気に拍手。

そして、平成25年夏に別館が、露天風呂付き客室へとリニューアル。「ふもと旅館」初の露天風呂付き客室とあって、平日でも人気となっている。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
この宿の公式HP

宿泊情報 ※料金は1室2名様宿泊時の1名様分 (サービス料込・消費税8%込)※別途入湯税150円(大人のみ)
■公式HPネット予約特典

【ベストレート(最低価格)保証】
公式HPからの予約が一番お得な料金になっております。
@夕食時にグラスワインorソフトドリンク(コーヒー、オレンジジュース、アップルジュース、コーラ、ウーロン茶、カルピスの6種類から選択)のプレゼント
A黒川温泉倶楽部オリジナルあぶら取り紙をお1人様1つ
Bオリジナルクーポンをお1人様1つ
※オリジナルクーポンとは・・・姉妹館こうの湯の入浴無料と各施設(パティスリー麓・ふくろく)で100円の割引ができるクーポンです。
■本館和室
(定員2〜6名)
¥16,350〜 休前日アップ料金 なし
※本館和室11室(8帖〜18帖+広縁+T)
■別館 麓庵
(定員2名)
¥17,430〜 休前日アップ料金 +1,620
■IN→15:00■OUT→10:00■カード使用不可
■部屋の眺望川・山■部屋食一部あり プランによって
■夕食の内容和風肥後牛鉄板焼や山菜など、郷土料理
■朝食の内容和食
■お得なプラン 記念日、お祝い、還暦プランなどお得なプランは公式をチェック★

施設&大浴場の画像はコチラ施設&大浴場の画像はコチラ
地形に沿って建つ変化にとんだ館内14ヶ所のお風呂で館内湯巡りを楽しむ
いまや九州のみならず、全国区の知名度を誇る黒川温泉。
近年では海外にもその名を轟かせ、多くの外国人旅行者もその風情を楽しみに訪れている。
この日本の田舎を具現化したような佇まいの、小さな温泉街の起源には、こんな伝説がある。

その昔、大分市の中津留(なかつる)で、病気の両親のために息子が畑からウリを盗んだ。
地主の怒りを買い、孝行息子は首をはねられたが、落ちていたのは身代わり地蔵の首であったという。
その首を細川藩の修行僧が熊本に持ち帰ろうとこの地を通ったところ、「ここに安置してくだされ」と地蔵の首が喋った。
地元の人々が首を大切に祀ると、後にこの場所から温泉が湧き出たそうだ。
そこが現在の「地蔵堂」であり、湧き出た温泉は道を隔てた向かい側、田の原川沿いにある公衆浴場「地蔵湯」で、今も地元の方に親しまれている。

この「地蔵湯」と軒を並べるようにして建つのが、黒川でも随一の人気を誇る「ふもと旅館」。
多くの観光客が街歩きを楽しむこの温泉街、誰しもがこのお宿の横を通ることだろう。
この街歩きを促進し、また黒川温泉が知名度を上げる一因ともなったのが、有名な「入湯手形」である。
1,200円で購入すると、好きな旅館3箇所の露天風呂を“はしご”することができ、宿泊せずとも気軽に温泉巡りができると評判になったものだ。
多くの観光客がこの手形を首から提げ、宿から宿へと闊歩する姿は、ここの風物詩ともなっている。
地蔵堂の境内には、多くの入湯手形が結び付けられている。
観光客が利用した手形に「恋愛成就」「交通安全」「学業成就」などの祈りをこめて結び付けていくそうだ。
ここは今も昔も、黒川温泉の中心なのだ。

宿の公式ホームページへ温泉街の中心を流れる、田の原川に沿って走る川端通りから、石段を数段下がると「ふもと旅館」の玄関。
趣きのある本館と、川を隔て太鼓橋で結ばれた三角屋根の湯小屋、道を隔てた向かい側の斜面に広がる別館の「麓庵(ろくあん)」と、広範な敷地に建つ。
まるで田舎の家といった佇まいは館内も同様。深い色合いの板敷きの床が連なる。

客室数は本館、別館併せて14と小規模ながら、風呂は大小併せて14ある。
つまり、館内のみで温泉巡りができるのである。
人気を呼んでいるのは、ロケーションの良さもさることながら、様々な楽しみ方の出来るこれらお風呂にも要因があるようだ。

別館側の8つの風呂は、宿泊者のみ利用が可能。
6つが貸切風呂で、2つは男女別の共同風呂となっている。
こちらは「野外風呂」と呼ばれ、野趣溢れる切石風呂で雰囲気がいい。
大人5名以上が一緒に入れる大きさがある。
湯舟奥に繁茂する竹林が爽やかな雰囲気。しかし、夜はまた趣きが異なり、古くからある湯治場のような印象を与える。


「ふもと旅館」は黒川温泉の中でも珍しい2種類の源泉を持つお宿。
湯量も豊富で、2つ合わせると、およそ毎分300リットルとなる。
全14室、収容人数50名の規模であれば、通常、大浴場だけで考えれば、毎分50リットルあれば、かけ流し(常に新しい温泉を湯舟に注ぎ、溢れさせて温泉を新鮮に保つ方式)ができると言われているが、この宿は男女別や混浴の湯舟の数だけで6つ、貸切風呂で7つ。つまり、客室数14に対して13の湯舟があるという、規格外の湯宿と呼べるかもしれない。

「ふもと旅館」は、黒川温泉の中心にあり、全国的に話題となった日帰り入浴ができる「入湯手形」の利用者も多いお宿。
日帰り客と宿泊客を分けて考えて、このお風呂の多さにつながったかもしれないが、社長夫妻のサービス精神には恐れ入る。

その日帰り客(入湯手形の利用客)が利用するのは、本館から太鼓橋でつながっている「湯小屋」と呼ばれるエリアにある。
川に沿ってある男湯の露天風呂「もみじの湯」(21:00〜22:00は女性用)と、急な階段を上った奥にある女性専用の露天風呂「うえんの湯」だ。
どちらも大人10名は入れる大きさで、緑に包まれるような、穏やかな風情が人気がある。
ひっそりとした、喧騒から離れた静けさが漂い、旅情緒を最も強く感じられる場所かもしれない。

その他に、宿泊者専用となるが、湯小屋内の男女別大浴場も天井も高く開放感がある。内湯ながら岩を配した湯舟で、窓さえなければ露天風呂の風情だ。
窓の外からは田の原川の流れる音が響き渡る。

これらの湯舟に注がれている源泉は「単純硫黄泉」。
pH3.48の弱酸性で、硫化水素型と呼ばれる硫黄泉となっている。
硫化水素型の硫黄泉で代表的なのは、蔵王(山形)、草津(群馬)、雲仙(長崎)などがあるが、これらはゆで卵のような匂い(硫化水素臭)を発する、濃厚で白濁した温泉。
酸性度も強く、肌が弱い人は多少ピリリと感じる。
しかし、「ふもと旅館」の硫黄泉は、人肌のpHに近い弱酸性で、刺激も少ないから、赤ちゃんも安心して入浴できる優しい泉質となっている。
もともと硫黄泉は、「美肌の湯」4大条件のひとつに数えられ、ニキビや吹き出物が出やすい人や、肌の余分な皮脂を落としてくれるので、オイリースキンタイプの人にいいとされている。

宿の公式ホームページへそして、別館BRに備わる数多くのお風呂(男女別と貸切風呂)に注がれているのが、「弱アルカリ性単純温泉」(pH7.45)。
「弱アルカリ性」というのは、前述の「美肌の湯」4大条件のひとつでもある。
アルカリ性の湯は、いわゆる石けんと同じ役割を果たす。
つまり、肌表面の古い角質をふやけさして落としやすくする。
だから、入浴後は、肌がツルツルスベスベになる感触を得られるのだ。

そして「単純温泉」とは、含有成分が一定量に達していないものを指すが、これはつまり成分がうすく、肌に優しい泉質であるという意味でもある。
刺激が少ない分、赤ちゃんや年配の方向きと言え、さらにいえば湯あたりもしにくい泉質と言える。

いかがだろうか。
「本館・湯小屋」と「別館 麓庵」の異なる泉質を交互に体感し、それぞれ個性的な湯舟に浸かる・・・まさに、「ふもと旅館」の最大の魅力がこれなのである。
予約もせず、空いているお風呂に入る方式も、シンプルでいい。

しかも、これらの温泉が、地下から湧出する、そのままの状態で湯舟に注がれているのが温泉ファンとしては嬉しい限りだ。
ほとんどの温泉宿が、循環ろ過装置を導入するなか、「ふもと旅館」の湯守精神は尊敬に値する。
循環ろ過装置を導入するという事は、湯温の調節も機械がしてくれるという事。
作業効率の事を考えれば、相当楽なはずだ。
しかし、「ふもと旅館」は、源泉かけ流し方式に固執するため、湯温の調節は、湯舟に注ぐ温泉の量で調節している。
その時の外気温も、もちろん湯温に関係する。
そんな微妙で、繊細な作業も、源泉かけ流しの温泉は、絶対に必要なのである。

この宿の施設についてもう少し解説しておこう。
本館も別館も地形に沿って建つため、当然段差が多い。
エレベーターもなく車椅子での移動は不可能だが、変化にとんだ情景は滞在のいい思い出となることだろう。
迷路のように入り組んだ通路を行き来して、探検気分を味わうこともでき、つい童心に帰ってしまうかもしれない。
施設&大浴場の画像はコチラ
この宿の公式HP

客室の画像はコチラ客室の画像はコチラ
素朴さと使いやすさが同居する客室別館BRには洋室も備わる

客室は、本館に11、別館の麓庵に3室用意されている。
本館客室は、みな寛ぎあふれる和室の造り。
広さは、8帖、10帖、12帖、13.5帖、18帖とあり、人数によって割り当てられる。
どの客室も、畳敷きの本間と広縁付き。
シャワー付きトイレ、空気清浄器も全室整っており、快適だ。
液晶TVや冷蔵庫、エアコン、金庫など一般的な備品は揃い、使い勝手にも長けている。
多くの部屋の天井には太い梁が組まれ、日本家屋ならではの重厚な風情がある。
あくまで“山の宿”の風情は残しながら、利便性も取り入れる柔軟さが感じられる。

宿の公式ホームページへ人気があるのは川側の客室だというが、温泉街側の客室でも窓の外の景色が変わるのみで、設えも風情も同様。
また、多くのお客は客室には閉じこもらず、館内巡りや、その立地を活かして近隣などあちこちへと出かけていくそうだ。
ここは、観光におけるベースキャンプのような役割も果たしているようだ。

別館「麓庵」の客室は、露天風呂付き客室が3部屋。
元ペンションだったという館内を平成25年にリニューアルした。
室内は2室が和洋室で、1室が洋室となっている。
この客室ならば、家族や小グループなどでの滞在も可能だ。
室内はテレビ・冷蔵庫・トイレ・洗面・客室露天・空気加湿清浄機・ミニキッチン(和洋室のみ)がある。
貸切風呂や野天風呂も近くにあるため、この宿では一番使い勝手がいい客室棟となっている。

客室の画像はコチラ
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ料理の画像はコチラ
厳選された地の食材で彩られる田舎料理県内産の馬刺しは鮮度抜群
食事は客室でいただくこともできるが、大広間や個室の食事処も用意されているので、プライベートな時間を重視したい方にはありがたい。
献立は、女将自ら考案し、時に自ら仕込んだ品々を供する“田舎のおばちゃん料理”。
家庭の味をイメージし、手の込んだものよりも、シンプルで美味しいものをと、素材の旨さをそのまま活かした料理である。
もちろん季節の旬のものを中心に構成されるため、野菜中心のヘルシーメニューとなっているが、肉にも強いこだわりも持っているという。
女将自ら市場へ赴き、その目で吟味した上質のものしか出されないというのだから、ただの山のお宿の料理と思っていると、いい意味で期待を裏切られることになるだろう。
このこだわりはやはり、多くの女性にも受け入れられているようだ。取材時(2009年10月)の献立を以下に紹介する。

食前酒には、梅酒。これは自家製のもので、既製品では味わえない深みのある味と香りが楽しめる。
小鉢は、満願寺とうがらしとナスの胡麻味噌合え、バンバンジー風の酢の物。
こちらは、季節の青物野菜ときのこのおひたしに代わることもある。ナスや春菊、青菜などの野菜は、どれも近隣の農家や物産館で直接仕入れているので、鮮度は折り紙つきである
人参と胡麻の二色の刺身こんにゃくは粉を練り、その時々の旬の野菜を採りいれて作られたもの。特製の酢味噌でいただく。

宿の公式ホームページへ前菜は、色々な野菜の小鉢を籠盛りで。
山里料理の代表ともいえる、山野草をアレンジしたもので、小鉢にはゴボウ、フキ、ヤーコン、キャベツときくらげの酢の物、ワラビマヨネーズ和え、しめじのかす漬けが並ぶ。
中央の皿に盛り付けられているのは、馬肉のユッケ、阿蘇赤鶏の胸肉スモークとキュウリの串、自家製こんにゃく、栗、銀杏、うずらの卵、大津産のスイートポテト、麩、玉子甘の梅肉添え、ナメコ大根おろし、というラインナップだ。

つづく蓋物は、じっくりと煮込まれた、小国大根の生麩入りおろし蒸しきのこ餡。
阿蘇山麓の肥沃な大地で栽培された大根は、体に元気を与えてくれるようだ。

次の揚げだし胡麻豆腐も自家製で、ジャージー牛乳を入れることでまろやかに居あがっている。

続いては、蕎麦のサラダ仕立てが登場した。
土佐酢の三倍酢を用い、きゅうり、パプリカ、玉ネギがのり、さっぱりとした味わい。
田舎風情感じさせる具材を、より食べやすく、親しみやすくアレンジが施されたものだ。

焼き物は、黒毛和牛のくわ焼き。
女将の実家が鉄工所ということから発案したオリジナル料理で、この日は肥後牛「和王(特A!)」のリブロース、しいたけ、地のキャベツ、ピーマン、玉葱、南瓜が出された。
この肥後牛が、脂肪はそれほどでもないのだが、驚くほど柔らかく溶けていき、口の中で感動が弾ける。
上質の素材には多く手を加えずに、ストレートにいただくのがなによりも美味しい。特製ダレもあるが、肉は、岩塩と胡椒でシンプルに食すのがオススメだ。

強肴には、熊本名産の霜降り馬刺し。
まるで上等なトロのようで、甘みがあってクセのない馬肉を、女将が毎日目利きをして厳選して仕入れて来るそうだ。
最上級の郷土料理を堪能しよう。馬刺しに馴染みのない方でも、これなら抵抗なく楽しめるはずだ。

宿の公式ホームページへ締めのお食事には、阿蘇名物の高菜飯とだんご汁。
素朴な味わいと、近所のおばちゃんが持ち込んでくれるという高菜の香り、そしてだんご汁の濃厚な旨味。
里山料理の醍醐味を楽しみながら箸を置く。

そして、デザートも盛りだくさん。自家製ジャージー牛乳なめらかプリンとフルーツ、アイスクリームの盛り合わせが並ぶ。
抹茶アイス、苺アイス、アップルシャーベットと、お子様なら大喜びであろう。

この日の夕食は以上。豊富なメニューで、ボリュームも満点。
だが、味わいは全体的にさっぱりとしていて食べやすく、腹にもたれることもないだろう。

朝食も、籠盛りを中心に、里山の旨味が大集合した献立で、部屋か食事処でいただく。
籠の中には、塩鮭と玉子焼きに添えられるのはキクイモ(糖尿病に効くという)、ほうれん草のおひたし、ゼンマイ漬けと切干大根、大根とニンジンのナマス、煮豆、がんもどきなど入ったお煮しめ、山クラゲ、肉味噌が入る。
そして自家製の柚子か胡麻のドレッシングをかけていただくサラダ、その場で火にくべる湯豆腐、ヨーグルトといったヘルシーな品も多い。
地元の米で炊いたご飯と、油揚げなどが入った味噌汁、阿蘇のジャージー牛乳など、一つ一つに阿蘇の味を噛みしめられる。
旅立ちの前に、地のものをしっかりと堪能しておきたい。
料理の画像はコチラ
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ料理の画像はコチラ
宿のご主人が発案した黒川温泉の“入湯手形”お向かいのスイーツショップ「パティスリー麓」が人気
お土産はフロントの前に並んでいる。
南小国産のジャージー牛乳や、ヨーグルトなども、冷蔵庫に冷やされていているのを見るとついつい購入してしまう。

オススメのお土産は、“黒川すぱみすと”。
この宿の女将さんが開発したという商品で、ミネラル豊富な黒川温泉の源泉をそのまま缶に詰め込み、スプレーすることで温泉成分を肌に直接浸透させることができる無添加化粧水だ。
敏感肌でもサラッとしているので使いやすく、いつものお手入れ前にさっとスプレーすれば浸透力を高める効果があるという。
黒川温泉でも屈指の人気を持つお土産で、通常価格ひとつ1,200円(税別)だが、宿泊者に限り1,000円(税別)で購入できる。是非お試しいただきたい。

この宿での滞在中、ほとんどのお客は館内での湯巡りや温泉街の散策に時間を費やすという。
なにしろ街歩きにはまたとない立地にある宿のため、ここにいれば自然と足も外に向くのだろう。
宿の公式ホームページへその際に是非訪れていただきたいのが、宿の真向かい、“いご坂”の角にある洋菓子屋、『パティスリー麓(ろく)』。
店の外にまで甘い香りが漂うので、これにつられて入店するお客も多いとか。ここには“ジャージー牛乳”や卵“蘇陽の月”など、阿蘇の外輪周辺で採れた素材のみを用いて作られた、洋菓子の数々が並ぶ。
その味にやはり女将さんが惚れ込み、内牧にあるお店の支店として開店したものだ。店内には椅子が数脚置かれており、買ったその場でいただくこともできる。
季節によって内容もガラリと変わる。お土産として人気があるのはロールケーキ“Roku・ん・ロール”で、プレーン(1,000円/税別)、カカオ味の“ろくのくろ”(1,500円/税別)、抹茶(1,000円/税別)、“きなこののの字巻き”(1,200円/税別)と各種楽しめる。
その他にも箱詰めの“半じゅくチーズケーキ”(5個入700円/税別、10個入1,300円/税別)も取り分けができると好評。
季節の品ではマンゴープリン(500円/税別)や植木産のスイカが載せられた杏仁豆腐(400円/税別)、ブルーベリーチーズタルト(400円/税別)も人気を集めていた。

“いご坂”を少し上ると、小さな軒のお店が目に入る。『ふくろく』という国内産タオルと雑貨のお店で、今治産のタオルや雑貨類などが置かれ、お土産物としても持ち運びがしやすいことからも人気を呼んでいる。
夏場などは購入してすぐ使用するお客も多いとか。
売れ筋はカラーバリエーションも豊富な「タオルマフラー」(一枚1,000円/税別)、ガーゼタオル・はんかち(400円/税別)など。
その他にも帽子やかばんなども置かれている。
お土産&その他の画像はコチラ
この宿の公式HP

黒川温泉の街中の、まさに中心といっていいロケーションにあるのが「ふもと旅館」。
その繁盛振りは今さら語る必要はないと思うが、創業当時は大変苦労されたという。

もともとは「つるや」という旅館を先代が買い取って、「ふもと旅館」と改称してオープンしたのが発端。昭和30年のことだ。
宿名は、俳人・高浜虚子の弟子、高野素十(たかのすじゅう、1893-1976年)にいただいた。

福岡県大牟田市出身の現女将・松崎久美子さんがこの宿に嫁入りしたのが昭和55年。
その頃は、現在の黒川温泉の面影は全くなく、ほとんどの宿は閑古鳥が鳴いている状況だったという。
そして、前述のように、二代目にあたる現社長の松崎郁陽(いくひろ)さん(現・黒川温泉組合の専務理事)と女将さんによって考案された、各旅館の露天風呂めぐりができる「入湯手形」が評判を呼び、徐々に注目を集めるようになる。昭和61年の話だ。

翌、昭和62年には、熊本日日新聞はじめ、各マスコミが大々的に取り上げ始め、その頃から「黒川温泉」の快進撃が始まった。
狭い山あいの鄙びた温泉地の風情が、露天風呂の豊富さとともに、都会の人々の郷愁を誘ったのだ。
一番のピークは平成13年〜15年の頃。どこの宿も連日満室状態だったという。

宿の公式ホームページへ現在はピークは過ぎたとはいえ、それでも他の温泉地から比べれば、圧倒的な客室稼働率を維持しているようだ。
それは、リーズナブルな料金設定、源泉かけ流しの露天風呂、山里の風情・・・など黒川温泉の独特な魅力によるものだが、ここ「ふもと旅館」は、まさにその黒川温泉の典型的なお宿と言えるだろう。
客層も若いカップルから、家族連れ、熟年夫婦など、幅広い。
他の宿との決定的な違いは、やはり貸切風呂の数の多さだろう。驚くほどの大きな湯舟はないが、それぞれが個性的な造りなものばかり。
だからこそ、リピーター客が多いのも大いに頷ける。

女将に、宿を運営する上でのポリシーを教えてくださいとお聞きしたら、「笑顔が一番」と返ってきた。
お客が居心地の良さを感じられるのは、宿全体が笑顔で満ちていれば、おのずと雰囲気も良くなることからか。
また、「人に親切にされた事が思い出に残る」とも答えてくれた。
「ふもと旅館」は「笑顔」と「親切」の宿なのである。
この宿の心地良さの秘密は、これだったのかと得心した。(J/eb)

施設&大浴場の画像はコチラ客室の画像はコチラ料理の画像はコチラお土産&その他の画像はコチラ公式ホームページへ

貸し切り情報
■貸切料金宿泊の場合 無料 
■利用時間 15:00〜23:00、6:00〜9:30 ※宿泊客の休前日(繁忙日)の貸切可
■予約方法予約なし(先着順)

風呂施設情報
■貸切風呂露天風呂・岩風呂・ヒノキ風呂・内湯・その他(立ち湯)
■貸切風呂の眺望山・川
■その他のお風呂

男女別露天風呂(※男女別の入れ替えあり)
男女別野天風呂(※男女別の入れ替え無し)


施設情報
■部屋数 全14室
和11室 和洋室2室 洋1室
■収容人数50名■駐車場20台
■ペット不可■バリアフリー非対応
エステ・マッサージ エステ\5,000〜
マッサージあり
■インターネット ロビー周辺 無線LAN 
■DVDなし
■TVチャンネルNHK2局、民放3局、NHKBS2局
■施設宴会場・売店

こだわり情報
■冷蔵庫のシステムスイッチ付き自動計算(持ち込みのドリンクを入れるスペースなし)
■冷凍室利用不可
■冷蔵庫のドリンク中瓶ビール:\600 ジュース:\200
■オススメお土産 黒川すぱみすと(¥1,000/税別)
■自動販売機あり(\120)■携帯アンテナ docomo 3本
au 2本
ソフトバンク 2本
ウィルコム
■売店あり
■近くのコンビニ徒歩で1分 
■アメニティ 
浴衣バスタオルタオル置いてない石鹸
ボディソープシャンプーリンス置いてないリンスinシャンプー
歯ブラシシャワーキャップドライヤーブラシ・くし
カミソリ綿棒置いてないウォッシュトイレ  
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス-
■お子様-
■外国語-

近隣情報
■周辺観光スポット阿蘇山、九重花公園、黒川温泉街
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
入湯手形で湯巡り
■スポーツ-

■ふもと旅館:女将 松崎久美子さんからのコメント 
お風呂は全部で12種類15個の数があります。中でも立湯は150pの深さがあり、棒にぶら下がって入浴して頂きます。全身で温泉を感じられます。ふもと旅館:女将 松崎久美子さん

貸切日帰り情報
■料 金なし(食事付き貸切風呂プランのみ)
■利用時間-
食事付きプラン(要予約)
■料 金 ¥6,000〜¥7,000/税別■食事の内容懐石料理 
■設定日平日のみ■受付時間11:00〜14:00(うち2時間)
■その他 ※個室休憩部屋〜あり(\6,000〜/税別) ※大部屋休憩室〜無し

泉質/効能
■泉質@単純硫黄泉 (本館・湯小屋のお風呂)
A弱アルカリ性単純温泉 (別館BRのお風呂)
■源泉の温度@60.5℃
A52.3℃
■湧出量@75リットル/分
A193リットル/分
■水素イオン@pH 3.48
ApH 7.45
■源泉の湧出状況自家源泉で動力泉(ボーリングによってくみあげる温泉)
■加水/循環ろ過源泉100%かけ流し
■加温なし
■消毒なし
■浴槽の掃除の回数1日1回
■入浴剤未使用
■適応症リュウマチ・皮膚病・創傷やけど
■湯の色透明
■飲用検査中■飲用の効能-
■におい/味-

アクセス情報※Googleマップを見る
■電 車

○福岡方面:博多駅・天神駅・福岡空港経由の高速バスあり (西鉄高速バス
○熊本方面:熊本駅・阿蘇くまもと空港・阿蘇駅経由の高速バスあり (九州横断バス
※九州横断バスの場合、阿蘇観光を含む便と、観光なしの便あり。別府方面からの利用も可能
※熊本方面からは産交バスも利用可能。西鉄高速バスは日田駅行き(便数多、日田駅で乗換え)と杖立温泉行き(便数少)あり。

■送 迎 なし
■クルマ大分自動車道・日田インター、湯布院インター、九州自動車道・熊本インターで降りる。
■MAP
大きな地図で見る

取材日: 2011/02/14
一部情報更新日: 2014/02/25
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