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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
ゆったりとしたリズムの中、大切な人と過ごす大人のリゾート
サロマ湖 鶴雅リゾート
さろまこ つるがりぞーと
Saromako Tsuruga Resort
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サロマ湖 鶴雅リゾート

サロマ湖 鶴雅リゾート
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サロマ湖 鶴雅リゾート
住所:〒093-0216 北海道北見市常呂町栄浦306-1
TEL : 0152-54-3305 ※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.s-tsuruga.com/
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。

創業:平成14年  改装:平成18年
部屋数:70 室
貸切露天風呂 ×2
貸切の内風呂 ×2
部屋付きの露天風呂 ×0
部屋付きの豪華内風呂 ×0
オススメの客層 〜20代 30〜40代 50代〜 ファミリー 女性客 お忍び系
Rスイート - ★★★ ★★★ - ★★★
和洋スイート ★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★
バルコニー和洋 ★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★
和室 ★★★ ★★★ ★★★ ★★
リゾートツイン ★★★ ★★★ ★★ - ★★ ★★★
ツイン ★★★ ★★ ★★ ★★ -
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ 客室の画像はコチラ 料理の画像はコチラ お土産&その他の画像はコチラ
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★姉妹旅館の「あかん遊久の里 鶴雅」のHPはコチラ ★姉妹旅館の「あかん鶴雅別荘 鄙の座」のHPはコチラ

 この宿のキーワード ■サロマ湖の目の前に建つリゾートホテル
■天然温泉を備える露天風呂 ■用途に合わせて選べる客室タイプ
■夕食はフレンチ、和食、バイキングの3種 ■オホーツクの大自然に包まれた環境

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
巨石を配した露天風呂も貸切に
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
大浴場のミッドナイト貸切サービスが誕生
このホテルには、貸切風呂はもともと存在しなかった。
ところが、嬉しいことに大浴場を使っての貸切風呂サービスがスタートした。
1階の和風大浴場と2階の北欧風大浴場には、大きな内風呂と露天風呂が備わっているのだが、これらが貸切できるということは、なんとも贅沢な話だ。
ただ、貸切になる時間帯は限られ、真夜中の24:30〜25:15の45分間。
それぞれ1階、2階の男女別大浴場を使うので、1日2組限定のサービスとなる。
これらは、「サロマ湖鶴雅リゾート」の公式HPからのネット予約からの方から先着1日2組様限定となるので、注意が必要。しかも平日限定となる。
しかし、大浴場が真夜中に貸切になるなど、これもまた旅の醍醐味。
天然温泉を利用したお風呂は、広大なサロマ湖同様、開放感たっぷりに楽しめる。
この大浴場の「ミッドナイト貸切サービス」は、2010年1月10日〜3月31日まで。好評であれば、延長の予定だ。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

宿泊情報 ※料金は1室2名様宿泊時の1名様分 (サービス料込税込)※入湯税150円
■山側スタンダードツイン+夕食ブッフェ
(定員2名〜3名)
¥9,450〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、ツインベッド(幅110cm)+ユニットバス(洋室)。専有面積は23u。山側スタンダードツインタイプは11部屋あり。
■湖側スタンダードツイン+夕食ブッフェ
(定員2名〜3名)
¥10,500〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、ツインベッド(幅110cm)+ユニットバス(洋室)。専有面積は23u。湖側スタンダードツインタイプは14部屋あり。
■湖側スタンダードツイン+夕食フレンチor和食膳
(定員2名〜3名)
¥12,600〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、ツインベッド(幅110cm)+ユニットバス(洋室)。専有面積は23u。湖側スタンダードツインタイプは14部屋あり。
■湖側リゾートツイン+夕食ブッフェ
(定員2名)
¥12,600〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、ツインローベッドの和洋室12帖+ユニットバス(和洋室)。専有面積は23u。リゾートツインタイプ(すべて湖側)は34部屋あり。
■湖側リゾートツイン+夕食フレンチor和食膳 ¥14,700〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、ツインローベッドの和洋室12帖+ユニットバス(和洋室)。専有面積は23u。リゾートツインタイプ(すべて湖側)は34部屋あり。
■湖側・和室+夕食ブッフェ
(定員2名〜4名)
¥16,800〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、和室12帖+踏込(水屋)+ユニットバス+トイレ。専有面積は45u。和室タイプは3部屋あり。
■湖側・バルコニー付き和洋室+夕食ブッフェ
(定員2名〜4名)
¥18,900〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、へりなし畳12枚+ローベッド(ツインベッド)+水屋+ユニットバス。専有面積は45u。バルコニー付き和洋室タイプ(すべて湖側)は3部屋あり。
■湖側・バルコニー付き和洋室+夕食フレンチor和食膳 ¥21,000〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、へりなし畳12枚+ローベッド(ツインベッド)+水屋+ユニットバス。専有面積は45u。バルコニー付き和洋室タイプ(すべて湖側)は3部屋あり。
■湖側・和洋スイート+夕食ブッフェ
(定員2名〜6名)
¥23,100〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※間取りは、和室12帖+ツインベッドルーム+廊下+水屋+バス+トイレ(×2)。専有面積は69u。同タイプの部屋はなし。
■湖側・ロイヤルスイート+夕食フレンチ
(定員2名)
¥35,000〜 休前日アップ料金 ¥0
※間取りは、リビングルーム(へりなし畳11枚+フローリング)+カウンターバー+ツインベッドルーム+化粧台+ジャグジー+シャワー付きトイレ2。専有面積は79u。同タイプの部屋はなし。
■IN→ 15:00 ■OUT→ 10:00 ■カード使用
■部屋の眺望 ■部屋食 食事処 不可
■夕食の内容 フレンチ/和食/ブッフェ 
■朝食の内容 ブッフェ

施設&大浴場の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ
サロマ湖がすぐそばに見える露天風呂 ディナーの後には立ち寄りたいバー
北海道、道東エリアにあるサロマ湖は、日本国内でも、琵琶湖、霞ヶ浦に次ぐ3番目の大きさの湖で、日本一の面積を持つ汽水湖(海水と淡水が混ざり合っている湖)としても知られている。
オホーツク海とサロマ湖との境界線のように繋がる細長い砂洲が特徴的で、その長さも東西およそ20kmにもなるという。
1929年に、湧別町の住民達が西寄りにある三里番屋付近にオホーツク海との湖口を作り、これが永久湖口となった。また、1979年には常呂町(現・北見市)側に第二湖口が開かれた。
これにより、大量の海水が流れ込むようになり、汽水湖といっても、湖には多くの海の魚が棲むようになった。
湖の東側には、5月から10月にかけて300種類を超える色とりどりの花々が咲き誇る「ワッカ原生花園」が広がる。こちらも日本最大の海岸草原となっている。
その屈指の自然環境と植生分布から、1958年に網走国定公園のエリアにも指定された。
サロマ湖は、その広大な湖面に映し出す夕日は、まさに息を飲むほどの美しさがあり、それは湖の東側エリアから見ることができる。

その絶好のロケーションに佇むのは、「サロマ湖鶴雅リゾート」。
このエリア唯一のリゾートホテルであるが、その施設には全国から集まってくるゲストを寛がせるコンテンツが充分に内包されている。

サロマ湖の東岸にあるこのホテルは、湖に沈む夕日の眺望が素晴らしく、多くのゲストを魅了している。
サロマ湖畔の宿泊施設とすれば、絶好のロケーションと言えるだろう。
まず、ロビーに入ると、そこには開放的な吹き抜けが出迎えてくれる。
そして、その空間には、優しい光をもたらす。
一角には、サロマ湖周辺の案内や見どころをアドバイスしてくれるコンシェルジェボックスや、図書コーナー、木のおもちゃコーナーなども顔をそろえる。
また、鶴雅グループお得意のオーディオコーナーには、マッキントッシュ社製の真空管アンプとJBL社の最高級スピーカー「パラゴン」が奏でる音楽も堪能できる。
そして、阿寒湖畔在住の木彫りの彫刻家・瀧口政満氏の作品が、フロアや壁に展示され、このホテルの雰囲気作りに大いに貢献していた。
夜になると、大きなストーブ周辺では、ミニコンサートなどのイベントが連日のように開催されるという。

サロマ湖と言えば、あまり温泉のイメージはないかもしれないが、平成14年に良質な温泉を掘り当てたことで、今では立派な大浴場と露天風呂が用意されている。
1F和風大浴場は、内風呂の壁材には、北海道産のヒバ材が使われている。寝湯、サウナ、水風呂も備える。野趣溢れる巨石を配した露天風呂は、サロマ湖に近い印象を受け、開放感もたっぷりだ。
このホテルでは自家源泉の事を「ワッカの湯」と呼んでいる。これはアイヌ語で、ワッカ・オ・イ(水が・ある・ところ)という意味。
2Fにあるのは、北欧風大浴場。
内風呂の内装は、北海道産トド松を使っている。こちらにも、寝湯、サウナ、水風呂も備える。円形の露天風呂での、オホーツクの冷たい風を浴びながらの湯浴みは、まさに北海道ならではのもの。

温泉の泉質名は、「含鉄(U)−ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−塩化物温泉」。
第一鉄イオンを、温泉1kg中233mgも含み、湯の色も空気に触れ酸化して、神秘的な赤褐色となっている。
同時にナトリウムイオン、塩素イオンを大量に入っているため、湯冷めしにくい、いわゆる「熱の湯」となっている。
自家源泉で、毎分210リットルもの量があり、充分に源泉100%かけ流しができるのだが、このホテルでは加水して循環ろ過装置を導入している。
それは、この温泉の“濃さ”が、逆に影響しているから皮肉だ。
大量に含まれる鉄イオンが、北海道の排水基準を大幅に超えているため、水道水で希釈しているのだ。

1F和風大浴場、2F北欧風大浴場は、時間により女湯男湯が入替えとなるので、宿泊時には両方の施設が利用できるようになっている。

館内のパブリック施設も充実している。
カフェテラス「ソレイユ」の営業時間は11:30〜21:00。コーヒー、紅茶はもちろんだが、オリジナルミック酢ジュースと呼ばれる、お酢を使ったソフトドリンク(420円)が人気。ハーブティーも数種類用意されている。
11:30〜14:30はランチタイムで、釜飯(漬物・味噌汁付きで840円など)もいただける。
夕食メニューは、18:00〜20:30でいただける。お刺身定食(1,260円)、中華セット(1,260円)、ステーキセット(1,575円)など。
このカフェは、ホテルの大浴場近くにあるため、日帰り客が入浴後、その帰りにソフトクリーム(250円)を注文する方も多いという。

バーラウンジ「マウニ」は、大人のカップルに人気だ。
カクテルはもちろん、ウィスキー、ブランデー、ビール、そしてソフトドリンクもいただける。ホテル専属のソムリエのセレクトによるワイン、シャンパンも評判だ。営業時間は21:00〜24:00。
隣接するワインセラーには、常時、数百種類のワインがストックされている。フレンチレストラン「イストワール」、バーラウンジ「マウニ」などでいただける。

カフェテラス「ソレイユ」横には、プールバーでビリヤードを楽しむこともできる。
ゲームコーナー「遊びの広場」では、フリスビー、ミニボーリングなどの他に、「カローリング」も用意されていた。これは、2006年のイタリア・トリノ冬季オリンピックで、女子日本代表チームの活躍で話題となった、氷上にストーンを滑らせて得点を争う競技「カーリング」を、オールシーズン楽しめるように考案されたもの。
ストーンの代わりには、ジェットローラーと呼ばれる小さな車輪が付いた円盤を使用する。
そして、卓球台も2台揃えられていた。
この「遊びの広場」は、夜11:30まで無料で利用できる。

ホテルの外に目を向けると、サロマ湖畔には遊歩道が整備されていた。夕暮れや、早朝の散歩に最適で宿泊客に人気となっている。
その遊歩道には、サロマ湖を背景にできる記念撮影コーナーも設けられていた。
施設&大浴場の画像はコチラ 画像その@ 画像そのA
この宿の公式HP

客室の画像はコチラ 客室の画像はコチラ
サロマ湖一望の大きな窓が特長のロイヤルスイート 一番多い客室タイプのローベッド+畳のリゾートツイン
客室数70室のうち、55室がサロマ湖側に窓があり、広大なサロマ湖を一望できるようになっている。
客室タイプは、グレードで分けると、ロイヤルスイート、和洋スイート、バルコニー付き和洋室、和室、リゾートツイン、スタンダードツイン・・・となる。
この中で、ロイヤルスイート(1室)、バルコニー付き和洋室(3室)、リゾートツイン(34室)には、サロマ湖に飛び交う野鳥を観察できるフィールドスコープが備えられている。

まずは、このホテルの最高級グレードの「ロイヤルスイート」からご紹介しよう。
リビングルームとベッドルームがセパレイトされている。いずれも大きな窓からはサロマ湖が一望のパノラマビューを堪能できる。大きな窓のカーテンは電動式。
リビングルームには、ボーズ社のオーディオ(CD&DVDプレーヤー)、32インチ液晶テレビが用意されていた。ベッドルームにも、27インチ液晶テレビがあった。ミニバーも備わる。
さらに、ベッドルームには、マッサージチェアも備わる。電気式アロマポットも用意されていた。
この部屋は、昭和60年(1985年)9月、当時の皇太子ご夫婦(現在の平成天皇皇后両陛下)がご利用されるということで造られた(旧「サロマ湖東急リゾート」時代。)この年はホテルの創業年でもある。
間取りは、リビングルーム(へりなし畳11枚+フローリング)+カウンターバー+ツインベッドルーム+化粧台+ジャグジー+シャワー付きトイレ2。専有面積は79u。定員2名。同タイプの部屋はなし。

「ロイヤルスイート」に次ぐ2番目のグレードが、「和洋スイート」。
使い勝手のいい和洋室タイプとなっており、和室にはサロマ湖に面した文机が設置されている。
ベッドはセミダブルサイズの横幅120cm。
電機式アロマポットは各部屋に一つずつ用意されている。
テレビは19インチ液晶。足つぼマッサージ器もあった。
もともとこの部屋は、標準客室3部屋をひとつにリニューアルしたもの。
間取りは、和室12帖+ツインベッドルーム+廊下+水屋+バス+トイレ(×2)。専有面積は69u。定員6名。
同タイプの部屋はなし。

3番目のグレードは、「バルコニー付き和洋室」。
サロマ湖に面した広々としたバルコニーが特長のお部屋で室内も開放的で明るい。
ローベッド仕様で和モダンの雰囲気たっぷりのお洒落な客室だ。
ベッドはセミダブルサイズの横幅120cm。
テレビは27インチ液晶。CD&DVDプレーヤー付き。
間取りは、へりなし畳12枚+ローベッド(ツインベッド)+水屋+ユニットバス。専有面積は45u。定員4名。
この部屋タイプは3部屋あり。

4番目のグレードは、「和室」。
サロマ湖に面する文机が備わり、落ち着いた和の雰囲気がいい。
客室の窓際に小さなベンチ型の長いすが埋め込まれていて、立ったり座ったりするのが大変なご年配の方に好評。テレビは21インチ液晶。
間取りは、和室12帖+踏込(水屋)+ユニットバス+トイレ。専有面積は45u。定員4名。この部屋タイプは3部屋あり。

そして、このホテルで一番多い客室タイプが「リゾートツイン」だ。
広大なサロマ湖を望む大きな窓が多くのゲストを引きつける。
畳敷きにローベッドのスタイルは、幅広い客層に支持されている。
間取りは、ツインローベッドの和洋室12帖+ユニットバス。専有面積は23u。定員2名。
この部屋タイプは34部屋あり。

最後にリーズナブルな客室が、「スタンダード洋室ツイン」となる。
これは、旧サロマ湖東急リゾート時代から、ほとんど内装は変えられていないが、リゾートホテルの雰囲気はある。
この客室タイプは、真正面にサロマ湖が眺められる部屋と、少し斜めからでないとサロマ湖が見えない部屋で客室料金に差がでてくる。
また、エキストラベッドを使えば3名まで利用可能な部屋もあれば、コネクティングルームになる部屋が3ヶ所(6部屋)あるようだ。
間取りは、ツインベッド(幅110cm)+ユニットバス。専有面積は23u。定員3名。
サロマ湖に面している部屋は14部屋、サイドビューの部屋は11室となっている。

この他に、「グループ客室」と呼んでいる和室「楽庵」(全1室)や、アウトバスタイプの和室「竜宮亭客室」(全4室)なども用意されいるが、基本的には、公式HPから「プラン・ご予約」をクリックすれば、食事(ブッフェ・フレンチ・和食)と客室を組み合わせた宿泊プランが表示されるので、予約の際は、そこで客室タイプを選択する事ができる。
客室の画像はコチラ 画像その@ 画像そのA 画像そのB
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ 料理の画像はコチラ
網走産メンメのポアレとサロマ湖産ホタテ貝のソテー 北海道の海の幸満載の豪華なお造り
「サロマ湖鶴雅リゾート」の夕食は、フレンチ、和会席、そしてブッフェ(バイキング)の3種類から選べる。
宿泊プランや予算によって検討すればいい。

まずは、フレンチのご紹介から。
「サロマ湖鶴雅リゾート」のメインダイニング「イストワール」でいただくことになる。
北の大地と海が育てた旬の厳選素材を、この落ち着いた雰囲気で堪能できるのだ。オープンキッチンの前には、彫刻家・滝口政満氏の優しさ溢れる木彫りの作品が並び、さらに美食の演出をしてくれる。
以下メニューをご案内(2009年9月下旬取材)する。
スタンダード(食事だけで8,000円のコース)メニューとなる。

「釧路産わらずかのテリーヌ」・・・「わらずか」とは、夏から秋に獲れる魚で、淡白な白身で、味は鱈(タラ)に近い印象。その「わらずか」をすり身にして、シメジ、シイタケ、ホタテのスモーク、生クリーム、ブランデーでテリーヌにした。その周りには、赤井川産の豚の三枚肉を、ワイン、ハーブ、果物などに20日間ぐらい漬け込んだ「アイスバイン」が巻いてあった。
テリーヌのソースは、ソース・オ・ロール(オーロラソース)。ソース・オ・ロールとは、バターと小麦粉、生クリームなどを煮詰め、トマトを加えたとろみのあるソースのこと。テリーヌに抜群の相性。
付け合せのサラダは、ルッコラ、きゅうり、にんじん、そして、白ワインと砂糖と香草で煮込んだミニトマト(甘煮)。北見産タマネギのフレンチドレッシングでいただく。

「網走産メンメのポアレとサロマ湖産ホタテ貝のソテー」・・・オホーツク海の水深1,000mほどの深海に生息する「メンメ」とは、いわゆる「キンキ」のこと。その新鮮な「メンメ」をフライパンで焼き目をつけ、クリーム状のサフランソースでいただく。
ホタテのソテーの上には、アブルーガ(ニシンの卵の塩漬けを、イカスミで色づけしている)が載る。
周りにはバスサミコソースが落としてあった。
とがった三角形の春巻のようなものは、マンボウ(函館産)のマリネとディル(香草)を、クルビッシュソース(卵黄のタルタルソースのようなもの)で和え、パートブリック(とうもろこしで作った生地のこと)で包み焼きしたもの。

「厚岸産牡蠣のブイヨンスープ」・・・アボガドオイルと北見産のちりめんキャベツと、自家製ベーコンが入ったスープ。厚岸産の牡蠣は、大粒で身がしまり、栄養と旨みが凝縮されているようだ。
なお、サロマ湖でも牡蠣がとれるが、11月からとの事。

「パン・バター」・・・系列の「あかん遊久の里鶴雅」の近くにあるパン屋さん「パン・デ・パン」から直送している。北海道産の粉で作られてるパンは、米粉のパン、ライ麦パン、十穀パンの3種類が出された。

「サロマ湖産真つぶ貝ムニエル」・・・真つぶ貝をクールブイヨンで煮てから、ムニエル(小麦粉をまぶしてバターをかけながら中まで火を通すこと)したもの。
この貝の食感は、鶏肉のようでもあった。
その下には、輪切りのコンソメで煮た大根を発酵バターで焼いたものが敷かれていた。
これにトリュフソースをかけて、絶品の味付けとなる。
上には、コンソメでゆでたオクラが載っていた。

「オレンジのグラニテ」・・・ここでお口直しの、オレンジとリキュールで作ったシャーベットが登場。上にはオレンジの皮も添えられていた。

「網走牛ロース肉のポアレ 釧路産の温野菜と共に」・・・お肉には、赤ワインとフォン・ド・ヴォー(仔牛の骨、肉、香味野菜でとった出汁)のソースに絡み合って、美味しくいただけた。
付け合せは、ブロッコリー、カリフラワー、かぶ、ごぼう、ズッキーニ、ジャンボなめこ、スナップエンドウ、白霊茸、香草、レーズンなど。野菜のほとんどは、北海道産。

「富良野産洋ナシのコンポート」・・・赤ワインと香草でじっくり作られたコンポートは、粉砂糖がまぶしてあった。まさに北海道の雪のようでもある。カシスソースも落とされ、優雅なフレンチのコースは幕を閉じる。
食後にコーヒーか紅茶も出てくる。

オススメのシャンパンは、「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン・ブリュット」(仏)。通称イエローラベル。イギリス王室御用達のシャンパンだ。爽快な辛口で、それでいてフルーティー。ハーフボトルで5,200円。フルボトルで8,700円。
白ワインは、「マルセル・ダイス リースリング」(仏)。アルザス地方のワイン。辛口で、魚介類料理の相性は抜群。フルボトルで5,000円。
ソムリエが常駐しているので、気軽に聞いていただきたい。
ワインセラーには数百のボトルがストックされている。

次に和会席をご紹介しよう。
こちらは、平成17年に新設された和食処「竜宮亭」でいただくことができる。
古木の梁など、和の情緒たっぷりの空間で、吟味された北海道の旬の素材を活かした料理が味わえる。海鮮炉端や個室の和座敷など、用途に応じて使い分けられる。
以下が2009年9月下旬取材時のメニュー。
こちらもスタンダードの食事だけで8,000円のコース。

まずは、食前酒。中身はハマナスの実のリキュール。
先付は、生ウニを載せた白子豆腐。ウニは積丹産。白子は函館産のタラ。べっこう餡で味付けが施されていた。わさびがアクセントの役割を果たしている。

前菜は、北海道の初秋をイメージした彩り。まずは、釧路産の秋刀魚小袖寿し。同じく釧路産の大助(鱒:キングサーモン)醤油漬け、サロマ湖産のなまこ酢、和歌山産の柿の白和えと銀杏松葉が、それぞれ個性を主張している。

お造りは北海道の旬の海の幸満載となる。まずは、常呂産の真ふぐ薄つくり。真ふぐは、このあたりでも中々獲れない魚で、ポン酢かオホーツクの塩でいただく。
他は、函館産活〆ほっけ焼霜造り、常呂産の真つぶ貝、サロマ湖産の活帆立、ロシア産の牡丹海老とサーモンも並んだ。

鍋物は、近海の魚介白味噌仕立て。具は、網走産の沖平目、厚岸産のアサリ、油ガニとくずきりと旬菜(シイタケ、長ネギ、水菜、山エノキ、ブライトライト)。
特に、沖平目は油がのっていて美味しい。アブラガレイとも言う。
特殊な紙の器が、固形燃料で温められると、緑のふちが白くなり、具の入れ頃となる。

陶板焼は、知床鶏と、エリンギ、ズッキーニ、玉葱、舞茸、ジャンボなめこ。特製のおろしダレでいただく。知床鶏はモモ肉だが、肉質がきめ細かいのが特徴。

煮物は、蟹餡の蓮根饅頭。蓮根をすりおろして蒸した、もっちりとした食感がたまらない。蟹は、網走産タラバのフレーク。蟹の風味が口の中でひろがる。スナップエンドウがアクセント。

強肴は、貝帆立炭焼き。醤油とお酒で味付けしていただく。これが、帆立の一番美味しいいただき方かもしれない。香ばしいにおいもいい。京野菜の甘長とうがらしもいっしょにいただく。

止肴は、真ふぐの湯引き。先に出た刺身の残りで、皮を削いだ部分を湯引きしたもの。
さっぱりとした味付けで、お口の中もリセットされる。

ご飯は、いくらと長芋かけご飯。いくらは、網走産のしょうゆ漬け。長芋は、東藻琴産。きざんだ長いもを卵黄と醤油で和えたもの。止椀は、網走産ズワイの蟹汁。そして香の物が付く。お米は、道産の「おぼろづき」。

水菓子は、北見産のメロンとイチゴに大葉ゼリー。白ワインとシソで作ったゼリーが美味しい。生クリームがかけてあった。

3つ目の選択肢、夕食ブッフェ(バイキング)は、レストラン「ラ・メール」でいただく。
北海道・オホーツクの海の幸、大地の幸が、ところ狭しと並ぶ。
帆立、いくらなど北海道ならではものから、お刺身、お肉、ピッツァ、グラタン、マリネ、乾焼蝦仁、麻婆豆腐、白油鶏・・・など、和食、洋食、中華の多岐に渡って料理が用意されている。
デザート類も豊富だ。ケーキ、プリン、杏仁豆腐、ゼリー、アイスクリームなど目にも鮮やかだ。フルーツもメロン、スイカ、パイナップルなどが用意してあった。

朝食に関しては、すべての宿泊客が、ここ「ラ・メール」(ブッフェスタイル)でいただくことになる。
大きな窓からはサロマ湖が一望となっている。
豆腐、刺身こんにゃく、里芋そぼろ煮、蕗と筍の煮物、肉じゃがなどの和食から、ソーセージ、豆腐しゅうまい、卵料理など種類も豊富だ。もちろん、パンやスープも用意されている。
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サロマ湖は、琵琶湖、霞ヶ浦に次ぐ3番目の大きさを誇る 真紅のじゅうたんを敷き詰めたようなサンゴ草
サロマ湖は夕日の名所として知られている。
撮影日(9月28日)は日の入り後(時刻17:54)で、この日の日没は17:12で、撮影したのはおよそ40分後だったにも関わらず、サロマ湖の澄んだ湖面と雄大な空に浮かぶ雲が、息を飲むほど美しいパノラマを見せてくれた。
日中のサロマ湖の景観も素晴らしい。
ホテルからサロマ湖の先に見える山は、展望台のある幌岩山で、標高376m。サロマ湖全体を見渡せる唯一の場所となっている。天候によっては、オホーツク海はもちろん、遠く知床半島まで見えることがあるという。
サロマ湖の野鳥の宝庫でもある。
取材時には、アオサギ、トンビ、ウミネコが自由に羽ばたいていた。
アオサギは、道内で繁殖する唯一のサギ類。女満別の網走湖畔に大きなコロニーがある。翼は広げると最大1.6mにもなるという。
時には、トンビより一回り大きいオジロワシやオオワシを見つけることもできる。
ウミネコは、カモメより少し小さな海鳥。背中の灰色と尾の黒色がセグロカモメより濃く、嘴の先が黒からオレンジ色になっている。

ホテル内の施設についてお話ししよう。
大浴場近くには、マッサージコーナーが用意されている。
ボディが40分4,500円と60分6,500円。フット(リフレクソロジー)が30分3,500円と50分5,500円。ハンドは20分2,500円と30分3,500円だ。フットとハンドコースには、10分1,500円のお試しコースもある。

夜のお楽しみのひとつに、連夜のようにロビーでは夜の9時頃から様々なイベントがある。
この日(取材時の2009年9月下旬)は、世界最古の楽器と言われるパンフルート奏者、セルゲー・ボルガリン氏によるミニコンサートが行われた。パンフルートはあのパイプオルガンの先祖に当たり、ルーマニアの羊飼い達の間で伝わってきた。それがシルクロードを渡って、中国を経由して、いくつものカタチを変え、日本には笙(しょう)という楽器の元となったとの事。演奏者は、東ヨーロッパの内陸国・モルトバ共和国出身。
JBLパラゴンスピーカーから流れる音楽に合わせて演奏されるパンフルートは、サロマ湖の夜をさらに印象深くさせてくれた。

瀧口政満氏の木彫り作品は、ロビーなど館内様々な場所で見ることができる。
彫刻家・瀧口政満氏は、1967年から北海道・阿寒湖畔に移住し、多くの作品を発表してきた。その昔、偶然訪れた阿寒湖で木彫りをするアイヌの青年の姿に心をうたれ、彫刻家の道を進むことを決意したという。
彼の作品は、ひとつひとつが表情豊かで、温かみが伝わってくるものばかりだ。

館内にはさらに様々な施設やサービスがある。
フロント横にあるPCコーナーは、無料でインターネットを利用できるようになっている。
コインランドリーも完備。200円で洗い、すすぎ、脱水までOK。
レンタル自転車はフロントで申込み。この自転車でワッカ原生花園まで足を伸ばすのもいいだろう。

室内にも、このホテルの人気ぶりが伺える用意があった。
チェックインして客室に入ると、スタッフ手作りクッキーや、オリジナルブレンドのコーヒー豆、コーヒーメーカーなどが備わっていた。
そして、ホテルオリジナルのガトーショコラや、豆菓子が室内に用意されていた。
女性用の作務衣は、巻きスカートタイプとズボンタイプの2種類用意されている。アイヌをモチーフにしたデザインは、センスがよく宿泊客にも好評。
室内の備品としては、絆創膏、裁縫道具、爪きりから、ホッチキス、スティックのり、はさみなど文房具まで用意されていた。

ホテルからクルマで約2〜3分の距離に、ワッカ原生花園がある。
幅200〜700mの砂州が、約20qに渡って続く日本最大の海岸草原で、5月〜10月にかけて300種以上の草花が色とりどりに咲き誇る。
そのうち、40種が「選定種」や「危急種」などの貴重な植物として、保護上重要な種となっている。
多くの花を見るなら、やはり6月〜7月がピークとなる。
全国的にも屈指の自然景観と植生分布から1958年(昭和33年)に、網走国定公園の区域として指定された。
この植生環境を守るため、1991年から一般車両の通行を規制している。

そのワッカ原生花園を探勝するためのセンターハウスが、ワッカネイチャーセンター。
ワッカの生い立ち、原生花園の植物群などを紹介している。
貸し自転車のサービスも行っている。サイクリングコースは舗装されているため、快適に走行できる。その眺望と自然環境を考えれば、日本有数のサイクリングコースとも言えるだろう。一人用500円。2人用1,000円。
そして、観光馬車の営業も行っている。「ドリームワッカ」と呼ばれる馬車で、サロマ湖とオホーツク海に挟まれた花で彩られた道(砂州)を散策するネイチャーツアーは、所要時間約40分。距離にして2.6q。大人1,500円。小学生1,000円。
ワッカネイチャーセンターは、4月下旬から10月上旬までのオープンとなっている。

ホテル近くには印象的なモニュメントが2つ建てられていた。
ひとつは、ほたて養殖発祥之地の石碑。
現在、この常呂町をはじめ周辺地域が、ホタテの養殖で潤っているのは、何と言っても昭和9年の帆立貝の種づくりに遡る。その先人たちの先見の明を讃えた石碑が、ホテル近くに建てられていた。昭和58年設置。
「ほたて養殖発祥之地」の文字は、鈴木善幸・元首相によるもの。

そして、もうひとつは、皇太子殿下、皇太子妃殿下の行啓記念碑。
現在の天皇皇后両陛下が、昭和60年にこの地に訪れたことで建てられた記念碑だ。
その際、オープンしたばかりのサロマ湖東急リゾート(現・サロマ湖鶴雅リゾート)に滞在された。

ホテルからはクルマで約10〜15分の距離に、キムアネップ岬がある。
サロマ湖の東南にまるでテラスのように伸びているキムアネップ岬は、サロマ湖に沈む夕日を望むことができる絶景ポイントとして知られている。
このエリアには野営場(キャンプ場)の設備もあるが、初夏から秋にかけて、アオサギやシギ、チドリ類などの多くの野鳥や、ハマナス、エゾスカシユリ、アッカシソウなど約50種類の野生植物を見ることができる。
この豊富な自然を楽しむための約1kmの遊歩道が整備されていた。
オホーツク海からの強風のなか、けなげに咲いているハマナスの花は美しい。また、ハマナスの実も光り輝き、自然の美しさをアピールしていた。
キムアネップ岬からは、「サロマ湖鶴雅リゾート」を湖の先に見ることができる。
また、サロマ湖第2湖口も見える。漁業のため、常呂町(現・北見市)側に1979年に人工的に開けた湖口だ。
キムアネップ岬の付け根あたりのエリアには、サンゴ草(アッケシソウ)の群生地が広がっている。
真紅のじゅうたんのよう敷き詰めたように見事に咲くサンゴ草は、9月が見ごろとなる。

北海道に旅行に行けば、様々なお土産品を求める方は多いだろう。
ホテルの売店「サロマージュ」では、北海道の代表的なお土産品はもちろん、サロマ湖周辺の海産物、そして、このホテルオリジナルの物まで豊富に取り揃えている。
さらに、日用品から、お酒、ドリンク、そして薬まで置いてあった。
ホテルオリジナルのお菓子は、「ガトーショコラ」。客室のお菓子として使われている。小麦粉を使わずチョコレートがたっぷり入っている。
「パンプキンスイートポテト」もオリジナルだ。サロマ湖周辺で栽培されたかぼちゃで作ったスイートポテト。
常呂町限定カーリングクッキーが目に付いた。2006トリノオリンピック・カーリング女子日本代表チームの小野寺歩選手、本橋麻里選手らのサインが飾られていたからだ。両選手は、地元・北見市常呂町出身との事。
かぼちゃフレークは、無農薬・有機栽培で育てた北海道産のかぼちゃを無添加、無着色でフレーク状にしたもの。100g420円。
サロマ湖素干しのりは、味噌汁、お吸い物に最適。
オホーツクサロマ湖のりは、高級な焼きのりに仕上がっている。
オホーツクの塩は是非買い求めたい商品。
ミネラルたっぷりのオホーツクの海水100%から作られた塩で、焼き肉や刺身にも付けても美味しい。
道産の昆布を混ぜ、じっくり直火で焼き上げたこんぶ焼塩、オホーツク海で育った天然ホタテ貝柱を独自の製法でじっくり焼きこんだホタテ焼塩も人気だ。
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この宿の公式HP

北海道の魅力と言えば、なんといっても手付かずの大自然だろう。
都会の喧騒の中で生活している身としては、あの広大な大地に広がる山や川、そして長年かけて開拓された農地や放牧された牛や馬たちを見ているだけでも、心が和んでくる。
全国の温泉旅館の多くが、“癒し”をテーマに宿作りをしているが、ここ北海道は、大地、空、そして美味しい空気そのものが、旅行者の中にストレートに“癒し”として伝わってくる。
人によって作られたものではなく、自然が作ったものがこれだけ周辺に当たり前にある場所は、この狭い日本では北海道しかないように思える。

それでも、北海道は、ここ50年で交通のインフラが整うにつれ、各地にリゾートホテル、温泉ホテルが乱立するようになった。
ところが、最近のマスコミ報道を見て聞いてご存知の通り、大型レジャー施設も無計画に建設され、今では放置されたままのゴーストタウンならぬ、荒れ果てた無人のゴースト施設が、数多く存在することになってしまった。
第三セクターが開発した施設の多くが赤字経営に陥り、地元住民の税金負担が増えるという悪循環が、この北の大地を苦しめてきた。

しかし、北海道には大自然という財産がまだ残っている。
これは、やはり大きい。
北海道の観光の潜在能力は、やはり日本一と言えるだろう。
その中で、道東エリアに位置し、オホーツク海に面しているサロマ湖は、あまり観光地化が進んでいないところである。
周辺には、旅館、ホテルもあまり目立つものが建っていない。
2005年に世界遺産に認定された知床半島が近くにあるにしろ、近隣に目立った観光名所があるわけでもない。

そのサロマ湖東岸に、東急ホテルグループが、昭和60年(1985年)に「サロマ湖東急リゾート」を誕生させた。
北海道の中でも、本格的なリゾートホテルとして、多くの旅行客を迎え入れてきた。
そんな中で、幾度かの北海道の観光不況の中、このホテルは、平成14年(2002年)、東急グループが運営撤退を決めた後、常呂町(現・北見市)の要請もあって、現在の鶴雅グループに売却された。
鶴雅グループは、あの全国区の人気温泉ホテル、阿寒湖の「あかん遊久の里 鶴雅」を筆頭に、超高級旅館「鄙の座」など、数々の宿泊施設を成功させてきた。
そのノウハウを、このリゾートホテルに注入していったのだ。
まず、一番の改革は、温泉の掘削だった。
鶴雅グループの総帥、大西雅之社長は考えた。「いかにリゾートホテルといえども、相当パワーのある観光地ならともかく、交通の便もお世辞にもいいとは言えない北の最果ての地では、年間通して客は呼べない。そこで、温泉があれば事情は違ってくるはず。」
その読みは見事に当たり、温泉を掘り当てることに成功。
しかも、溶存物質が5,000g/kgを超える、良質の温泉が湧出したのだ。
これで、このホテルに今までなかった男女別大浴場と露天風呂を完成させ、新生「サロマ湖鶴雅リゾート」の第一歩が踏み出せたのだ。

温泉だけではなく、メインダイニングであったレストラン「ラ・メール」の増床工事も行った。
そして翌年の2003年には、バーラウンジ「マウニ」と、フレンチレストラン「イストワール」を新築する。
「イストワール」の完成により、その後、メインダイニング「ラ・メール」は、夕食と朝食のブッフェ会場の役割を果たしていく事になる。
さらに、この年からスタンダードツインルームの改装を施していく。
現在、「サロマ湖鶴雅リゾート」で一番多い客室タイプの「リゾートツイン」へのリニューアルだ。
2003年に8部屋、2004年に14部屋、そして2005年に12部屋という具合に増やしていき、現在このタイプは34部屋にもなった。
これは、縁なし畳にローベッド仕様の和洋室で、大きな窓からのサロマ湖の眺望という、和モダンのテイストが入った客室となっている。

さらに、2005年には、和洋室のリニューアル。
そして、和食の食事処「竜宮亭」を完成させた。これにより、和食懐石メニューも可能となった。
現在の、夕食が、フレンチ、和食、ブッフェの3種の中から選べるスタイルになったのだ。
この3択できる夕食は、1泊2日が当たり前だったところを、大西社長が考えている「連泊してもらう」滞在型スタイルに移行し得る可能性が出てきたことを意味するからだ。

この豊かな大自然を体感するのは、やはり1泊2日ではもったいない。
やはり、最低でも2、3泊してもらわないと、サロマ湖の良さが充分に理解できないと思う。
そして、前述のように、「サロマ湖鶴雅リゾート」には、新たに“温泉”というキーワードが加わった事により、ここサロマ湖の滞在が、より魅力的になった事は確かだ。

このホテルでは、源泉名を「ワッカ温泉」もしくは「ワッカの湯」と呼んでいる。
“ワッカ”とは、アイヌ語で「水」を意味する。
ただ、この「ワッカ=水」は、タダモノではない。
極上の自然の恵みだということが、水質を検証すればすぐに分かる。
まずは、この温泉に含まれる、鉄イオンの含有量が凄い。
環境省の「鉱泉分析法指針」によれば、試験水1kg中10g以上であれば「温泉」に認定され、20g以上であれば、「療養泉」に格上げされ、含鉄泉などの泉質名も付けられる。
しかしながら、この温泉「ワッカの湯」の第一鉄イオンの数値が、なんと温泉1kg中に233.4g(!)。
これは、療養泉の規定の10倍以上、温泉の規定からすれば20倍以上もあるから驚きだ。

これだけではない。
泉質名を決定付ける“陰イオン”の成分、「塩素イオン」が、なんと3,458g(!)も入っているのだ。
通常、ナトリウムイオン、マグネシウムイオンなどの陽イオンと、塩素イオン、炭酸水素イオンなどの陰イオン、そしてメタケイ酸などの遊離成分の合計、いわゆる溶存物質(ガス性のものを除く)が、1,000g以上入っていると、「塩化物泉」などの、成分の名前が入った泉質名となる。

ちなみに泉温25℃以上で、溶存物質(ガス性のものを除く)1,000r未満の温泉は、「単純温泉」と称する。
この「ワッカの湯」は、ナトリウムイオンが868.6mg、マグネシウムイオンが329.6mg、カルシウムイオンが456mg、そして、第一鉄イオンが233.4gなどを含め、陽イオン成分だけで1,939mgに達する。
陰イオンは、塩素イオンが傑出していて3,458mgで、合計3,564mgとなる。
そして、遊離成分が64.3mgなので、なんと溶存物質(ガス性のものを除く)の総計は5,567mgとなるのだ。
この成分の濃い温泉の泉質名は「含鉄−ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−塩化物温泉」。
これは、一般的な温泉の適応症の他に、含鉄泉と塩化物泉の独自の適応症も持つという、まさに極上の泉質であることが分かる。
含鉄泉の独自の適応症としては、貧血、月経障害、更年期障害。
塩化物泉は、慢性皮膚病、切り傷、やけどなど。
含鉄泉の湯の色の特徴としては、空気に触れ酸化がすすむと、赤褐色になる場合が多い。
このホテルの露天風呂の岩には、湯に接している部分が赤くなっているのがわかる。
塩化物泉は旧泉質名でいうと「食塩泉」。カラダの芯から温まり、湯冷めしにくいのが特徴なので別名「熱の湯」とも呼ばれている。

pH(ペーハー)6.2という数値は、中性。
人の肌は弱酸性なので、刺激は少ないとも言えるが、このホテルとしては、鉄分が多いため、または排水基準を満たすため、加水して薄めているようだ。
これは大型浴槽を持つ施設の宿命で、やはり循環ろ過装置を使っての塩素消毒を施さないと、衛生上心配だということなのだろう。
湧出時の泉温が、10.6℃(気温15℃で試験)のため、分類では「冷鉱泉」(25℃未満)になるが、これも循環ろ過装置により、湯温は内湯を41℃、露天風呂を40℃に設定している。
しかしながら、収容人数168名のホテル規模ながら、温泉(鉱泉)の湧出量が毎分210リットルあるということは、充分に源泉かけ流しにできる量はあるということ。
できれば、この豊富な源泉を使って、次回のリニューアルで、源泉100%の客室露天風呂や、貸切露天風呂などを増設していただきたいものだ。

現在(2009年12月)、このホテルの支配人は、白井勝さん。
5月まで、日本一と称されるサービス、そして顧客満足度を誇る「あかん遊久の里 鶴雅」の支配人をしていた。
その支配人が、同じ鶴雅グループでも、少し希薄になってきた「サロマ湖鶴雅リゾート」に、乗り込んできたのだから、スタッフの気持ちも一新されたに違いない。
いわゆる人事異動で、サロマ湖にやってきたのだが、さっそく様々な改革に着手し始めたようだ。
スタッフの基本的マナー、言葉遣い、お客様への対応の再教育を実施し、それまで休止していた客室にお茶菓子を入れる事を再開させた。
その他、フロントチェックインから、テーブルチェックインに切り替えたり、記念日のお客様にスパークリングワインのサービスを行ったりと、鶴雅グループの基本である、お客様アンケートを参考に、サービスの見直しを実施していった。

公式HPを見ると、宿泊プランも面白いものが増えてきた。
例えば、お得な料金の大人一人+子供一人のプラン。
平日限定でチェックイン20時、チェックアウト20時の24時間ステイが可能で、2日目の朝食と夕食が付くミッドナイトチェックインプランも最近予約が増えてきた。
当日のくじ引きで客室がグレードアップできるかもしれないプランもある。
早起きが苦手な方向けにレイトチェックアウトプラン(12:00)も人気。朝食を喫茶「ソレイユ」でいただけるランチに切り替えることができる。
定員2名の「リゾートツイン」タイプの客室を、3名グループの場合、2部屋利用できるお得なプランも登場した。
1名利用の部屋も、2名利用時と同じ料金にしてくれるところがいい。
このように、魅力的な宿泊プランをどんどん打ち出しているので、是非公式HPをチェックしてほしい。

リゾートホテルとは、何だろうと考えてみる。
一般的にリゾートホテルと呼ばれる施設には、観光地や保養地に立地し、場所によってはプールやゴルフ場などの施設を保有しているところも多い。
「サロマ湖鶴雅リゾート」は、その点で言えば、観光地ではなく保養地と呼ばれるロケーションにある。
プールもゴルフ場もないが、目の前にはサロマ湖とオホーツク海がある。
サロマ湖は、この広大な面積に関わらず、他に目立った宿泊施設もなく、レストランも少ない。
つまり、他の北海道の観光地と比べてみても、観光客や地元の人たちを見つけることが少ないはずだ。
これは、個人的に言えば、私の好きなリゾートホテルの第一条件なのだ。
風光明媚な自然環境にありながら、人が少ない・・・という事は、なんとも贅沢な事だと思う。
それは、北海道の道東エリアということもあるが、これはまさに非日常の世界に身を委ねることができるという事なのだ。

私は、90年代、東急時代のこのホテルを訪れたことがある。
確か、8月の終わり頃だったと思うが、他の北海道の観光地と違い、うら寂しい雰囲気が気に入った記憶がある。
サロマ湖がよく見せる荒涼な表情は、日本の最北の地らしく、自然の厳しさを無言で訴えかけているようでもある。
その「分かりにくい」良さに、鶴雅グループは「分かりやすさ」をプラスしてくれた。
すなわち、天然温泉の大浴場、過ごしやすい客室のリニューアル、3種類から選べるディナー・・・などがそれだ。

このホテルは、ご夫婦2人が、お互いをねぎらい、大自然に包まれながら、日頃話せなった会話を楽しんだり、ゆったりと時間を過ごすことにおいては、これ以上ない施設と言っていいだろう。
客室数70室の規模ではあるが、少人数の個人客ばかりなので、館内も落ち着いた雰囲気が漂っている。
緑鮮やかな初夏からのトップシーズンもいいが、9月からの一足早い秋のシーズンもサンゴ草の群生も見られオススメだ。
そして、冬は一面の銀世界に覆われるため、まさに異空間の中で、時間を過ごすことができる。
いずれにせよ、四季それぞれの魅力をたっぷりと経験できるのが、この「サロマ湖鶴雅リゾート」のいいところ。
観光目的ではなく、時間を優雅に過ごすことに重点を置く旅行であれば、ここは最良、最適な場所のはずだ。(J)


貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ 客室の画像はコチラ 料理の画像はコチラ お土産&その他の画像はコチラ
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この宿の公式HP

貸し切り情報
■貸切料金 宿泊の場合 無料 ※公式HPからのネット予約からの方から平日先着1日2組様限定
■利用時間 24:30〜25:15の45分間
■予約方法 予約なし(先着順)

風呂施設情報
■貸切風呂 大浴場を時間貸し:内風呂、露天風呂
■貸切風呂の眺望 -
■その他のお風呂 -

施設情報
■部屋数 全70室
和7室(バストイレ付き3室/トイレ付き4室)
和洋38室(バストイレ付き38室)
洋25室(バストイレ付き25室)
■収容人数 168名 ■駐車場 50台
■ペット 不可 ■バリアフリー 非対応
エステ・マッサージ エステなし
マッサージあり(¥4,500/40分など)
■インターネット 専用スペース
■DVD 無し
■TVチャンネル NHK2局、民放4局、NHKBS2局
■施設 宴会場・カラオケ・ラウンジ・喫茶室・売店

こだわり情報
■冷蔵庫のシステム ドリンクが入っていない(持ち込みのドリンクを入れるスペース豊富/持ち込み専用)冷蔵庫あり
■冷凍室 利用可
■冷蔵庫のドリンク -
■オススメお土産 ガトーショコラ(\1260/¥630)※宿のオリジナル
■自動販売機 ジュース:\120 ■携帯アンテナ docomo 3本
au 3本
ソフトバンク 圏外
ウィルコム 不可
■売店 アイスクリームあり
■近くのコンビニ クルマで10分
■アメニティ 
浴衣 バスタオル タオル 置いてない 石鹸
ボディソープ シャンプー リンス 置いてない リンスinシャンプー
歯ブラシ シャワーキャップ ドライヤー ブラシ・くし
カミソリ 綿棒 置いてない ウォッシュトイレ    
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■主なレンタルサービス 枕(低反発マクラなど)/その他(アロマポットなど)
■車イス 玄関前スロープ/無料貸し出し用車いす
■お子様 子ども用スリッパ/子ども用浴衣
■外国語 英語/中国語

近隣情報
■周辺観光スポット ワッカ原生花園、常呂遺跡の森、キムアネップ岬、サロマ湖展望台
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
-
■スポーツ -

■サロマ湖 鶴雅リゾート:支配人・白井勝さんからのコメント  
北海道の大自然の中でも、独特の雰囲気を持つサロマ湖で、優雅なひとときをお過ごしください。 サロマ湖 鶴雅リゾート:支配人・白井勝さん

貸切日帰り情報
■料 金 -
■利用時間 -
食事付きプラン(要予約)
■料 金 - ■食事の内容 -
■設定日 - ■受付時間 -
■その他 -

泉質/効能
■泉質 含鉄(U)−ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−塩化物温泉
■源泉の温度 10.6℃
■湧出量 210リットル/分 ■水素イオン pH 6.2
■源泉の湧出状況 自家源泉で動力泉(ボーリングによってくみ上げる源泉) ※自家源泉の本数:1本
■加水/循環ろ過 男女別大浴場、露天風呂は、源泉かけ流しだが、循環ろ過装置で塩素消毒をしている。源泉かけ流し+循環ろ過併用型。
客室の内風呂は、水道水を利用。
■加温 あり(詳細:泉温が低いため)
■消毒 あり(詳細:衛生管理のため塩素消毒)
■浴槽の掃除の回数 1日1回
■入浴剤 未使用
■効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、慢性消化器病、慢性皮膚病、病後回復期、疲労回復、健康増進、虚弱児童、慢性婦人病、冷え性、きりきず、やけど、月経障害。
■湯の色 赤褐色
■飲用 ■飲用の効能
■におい/味 サビ臭い

アクセス情報 ※Googleマップを見る
■電 車 JR札幌駅→JR北見駅(特急オホーツク号)※約4時間30分
JR旭川駅→JR北見駅(特急オホーツク号)※約3時間
※北見駅から路線バスで1時間(常呂で乗り換え)
■バ ス JR北見駅から無料送迎バス運行(10月中旬から3月頃まで。3日前までの予約が必要。)
■送 迎 あり(冬季間のみ・3日前予約必要)
■クルマ 女満別空港から約60km(網走→国道238号→道道442号→ホテルへ)

 上記のデータは 2009/09/30現在のものです。
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