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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
単純酸性泉と絶品の料理を味わえる大正ロマン漂う全8室の小さな湯宿
お宿 花かんざし
おやど はなかんざし
Oyado HanaKanzashi
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お宿 花かんざし

お宿 花かんざし
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お宿 花かんざし
住所:〒964-0074 福島県二本松市岳温泉1-104
TEL : 0243-24-2110 ※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.hana-kanzashi.com
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。

創業:平成元年  改装:平成19年
部屋数:8 室

お得情報をチェック

貸切露天風呂 ×0(2)
貸切の内風呂 ×0(2)
部屋付きの露天風呂 ×1
部屋付きの豪華内風呂 ×0
オススメの客層 〜20代 30〜40代 50代〜 ファミリー 女性客 お忍び系
片栗(露天付) ★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★
宵待草(庭園付) ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★
一般客室 ★★★ ★★ ★★ ★★ ★★★
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ 客室の画像はコチラ 料理の画像はコチラ お土産&その他の画像はコチラ
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 この宿のキーワード ■単純酸性泉を源泉かけ流しで体感する贅沢
■至福の時間を約束してくれる大きな客室露天風呂 ■宿全体が大正ロマンの癒しの空間
■日本古来の木造建築の優しさ美しさを感じる客室 ■旬の素材を充分に活かし切る絶品の料理

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
平日夜間に貸切となる露天風呂付き大浴場
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
贅沢な空間が広がる「片栗」の客室露天風呂
この宿は全8室のうち、露天風呂付き客室は1室だけで、あとは一般客室の構成。残念ながら、最近の旅館のトレンドと言える貸切風呂は備わっていなかった。
しかし、2010年1月18日(月)より、平日限定で男女別の大浴場が貸切風呂として利用できることになった。

タイル張りのレトロな大浴場には、檜造りの露天風呂が併設されており、貸切風呂としては非常に豪華なもの。
しかも、温泉は100%かけ流しにされている。
名湯として知られている、この「単純酸性泉」は、非常に効能豊かだ。
貸切風呂としての時間は、平日の22:30〜翌朝6:00。一組の目安は40分となっている。
一般客室7室に対して、2つの貸切風呂となるので、満室の場合でも、それほど混み合うことはないだろう。

そして、この宿唯一の露天風呂付き客室が「片栗」。
客室専用の湯舟としては非常に豪華で、大人が同時に6人以上でも入浴できるほどの広さだ。
野趣あふれる岩風呂で、開放感もある。
東屋風になっているので、天候に関係なく湯浴みが楽しめるのもありがたい。
傍らには竹のベンチも備わり、湯上りにはここで一休みするのもいいだろう。
もちろん湯は、源泉100%かけ流しなので、至福の湯浴みが堪能できる。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

宿泊情報 ※料金は1室2名様宿泊時の1名様分 (サービス料込税込)※別途入湯税150円(大人のみ)
■公式HPネット予約特典

【ベストレート(最低価格)保証】
公式HPからの予約が一番お得な料金になっております。
■一般客室(一間)
(定員2〜4名)
¥18,900〜 休前日アップ料金 ¥2,100
全5室
※8帖+広縁+T
■一般客室(二間続き)
「節黒仙翁」
(定員2〜6名)
¥18,900〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※8帖+8帖+広縁+T
■庭園付き特別室「宵待草」
(定員2〜6名)
¥25,200〜 休前日アップ料金 ¥3,150
※8帖+8帖+広縁+水屋+T×2
■露天風呂付き客室「片栗」
(定員2〜6名)
¥33,600〜 休前日アップ料金 ¥2,100
※8帖+8帖+広縁+水屋+露天風呂+T
■IN→ 14:00 ■OUT→ 11:00 ■カード使用
■部屋の眺望 庭園(一部の客室) ■部屋食 一部あり (露天風呂付客室、庭園付特別室、二間続きの一般客室は基本的に部屋食。それ以外の一般客室は個室の食事処)
■夕食の内容 懐石
■朝食の内容 和定食
■お得なプラン 特典付きの記念日プランや、グレードアッププランなどお得なプランは公式をチェック★

施設&大浴場の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ
全8室の小さな宿だが奥行きのある宿 枡酒のサービスがうれしい男女別露天風呂
福島県中部に位置する安達太良(あだたら)連峰。その主峰、標高1700mの安達太良山は、緩やかな稜線を描く。
春から夏にかけて高山植物が様々な花を咲かせ、登山やハイキングに人気の山だ。
冬は、「あだたら高原スキー場」に、多くの若者が訪れるという。

その「安達太良山」は、詩人・高村光太郎が、30年にもわたって、妻のために綴った詩集「智恵子抄」の中の、「あどけない話」にも登場する。
“智恵子は東京に空が無いといふ ほんとの空が見たいといふ (中略) 智恵子は遠くを見ながら言ふ 安達太良山の山の上に毎日出ている青い空が 智恵子のほんとの空だといふ”
福島県二本松市出身の智恵子は、故郷の雄大な山と、強いコントラストを描くどこまでも美しい空を思い、夫にそう告げたのである。
実際、空気の澄んだこの地では、様々な風景がはっきりと目に映る気がする。

福島県・岳(だけ)温泉は、その安達太良山のふもと、標高600メートルの位置に広がる高原の小さな温泉地。
その昔、活火山だった安達太良山が、天空に火柱を噴上げる様は、人々の恐れとともに信仰崇拝の対象であり、同時に熱湯も吹き上げた。そこで、人々は祠を作り、神を祭るようになったという。
その後、平安時代に入り、蝦夷征伐のため征夷大将軍に任じられた坂上田村麻呂の手により開湯したと伝わっている。

この温泉地のメインストリートが「ヒマラヤ大通り」という真っ直ぐな坂道。
ここを中心に、14軒ほどの旅館が左右に点在している。
坂の上に温泉神社があり、通りの真ん中にある「流れ川」にそって温泉のパイプがつたい、各旅館に温泉が配湯されている。
比較的大型旅館や、中規模の宿が多いこの温泉地で、唯一10室以下の小さな宿となっているのが、「お宿 花かんざし」。
玄関も小さな造りだが、意外なほど奥行きがあり、全8室がゆったりと配置されていて、静かに過ごすには最適な環境だ。

のれんをくぐって館内に入り、まず目にするのは、左手にカフェ、右手にギフトショップ。
小さな空間ながら、大正ロマンを感じさせる雰囲気が漂っていた。
ロビーに併設されたカフェは、茶寮「花いかだ」と呼んでいる。
オーガニックコーヒー、抹茶、あんみつなどいただきながら、ガラス越しによく手入れされた庭園を眺めながら寛げる。
クラシックやオールドジャズといった音楽が流れていて、雰囲気もいい。

そして、その奥には、昔ながらの帳場がある。
館内は、全て素足で歩ける気持ちのいい畳敷きになっている。廊下にも寒くないようストーブが配されていたが、もちろん足袋も用意されているのでご安心を。
チェックインをすませ、客室へ向かうと、紅葉が美しい庭を眺めることができた。
手入れの行き届いた見事な庭園で、夜にはライトアップされ、非日常的なロマンチックな空間になっている。
取材日(11月中旬)には、終わりかけだったが、見事な紅葉が見られた。しかし、その10日後には雪が降ったという。
ただし、積もるほどの雪にはならないという。本格的な冬の1月か2月になっても、数センチ雪が積もるくらいらしい。

この宿は小さいながらも、男女別大浴場は、それぞれに露天風呂を備える。
女湯・男湯とも、タイル張りのレトロな雰囲気で、時間による入れ替えなし。
女湯には、ハーブ系のボディーソープが備わっていた。
併設された露天風呂では、二本松市の地酒が置いてあった。
露天風呂に浸かりながら枡酒を楽しむ。お酒を飲む人なら一度はしてみたかったことが、この宿でなら叶うのだ(チェックイン〜夕食時までのサービス)。

岳温泉にある14軒の旅館全てが、安達太良山と並びそびえる鉄山(てつざん)の南、くろがね小屋付近から湧き出る、毎分1290リットルもの湧出量を誇る温泉を引いてきている。
ここからおよそ8km、標高差900メートルの引き湯で、傾斜を生かして山肌を流れ下るわけだ。
そこで、管の中で適度に湯もみされて、肌にやさしい柔らかな湯になって、各宿に配湯されるという。
ここは、日本一源泉場所から遠い温泉地かもしれないが、こちらの湯は非常に評判がいい。
一般的に、源泉地から近い方が、新鮮な温泉が味わえそうなものだが、酸性泉なので、劣化しにくいというデータもある。
湯の鮮度も入浴してみればすぐにお分かりいただけるはずだ。

泉質は、pH(ペーハー)2.5の「単純酸性泉」。
酸性泉とは、試験水1kg中、陽イオン成分の中の水素イオンが1mg以上含有しているもの。
殺菌効果が非常に高く、慢性皮膚病、特に水虫、切り傷などにいいとされる。
軽度のアトピー性皮膚炎にも効果があるとも言われているが、刺激が強いので注意が必要。
また、天然の保湿成分、メタケイ酸は137mg/kgと多く含んでいることは、女性にとっては嬉しいことだろう。
一般的に酸性泉は、飲泉すると慢性消化器病に効くと言われているが、残念ながらこの宿では保健所の許可を取っていないそうだ。

「花かんざし」では、この貴重な湯を、内風呂・露天風呂とも100%かけ流しにしている。
湯温は、気温によってお湯を絞ったりして調節しているという。
取材当日は、内風呂はかなり熱めの湯になっていたが、露天風呂では適温になっていた。
天然ゆえの温度調節は、やはり難しい。
また、湯の花の量によっては、薄い白濁湯になることもある。
ただし、刺激の強い酸性の湯が苦手な人は、湯上り後に真水で洗い流すことをお奨めする。

大浴場前には湯上り処が備わっているので、しばしカラダを休めるといいだろう。
安達太良山のおいしい水、麦茶やハーブティなど、数種類用意しているのがありがたい。
施設&大浴場の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

客室の画像はコチラ 客室の画像はコチラ
古い木造建築を生かした落ち着いた和室 見事な庭園を独占できる「宵待草」
「花かんざし」の客室のベースは、昭和20年頃に建てられたもの。
その後、何度かリニューアルを施してはいるが、所々に和風木造建築の良さが感じ取られるのがいい。
変わり障子や装飾が施された欄間などを見ると、その古さが逆にモダンに思える。
畳の和室、自然の木の状態を見せる床柱、庭に面した広縁・・・など、オーソドックスな造りなのだが、歴史を感じさせるゆえ、現代人にとっては、いわゆる非日常を体感することにもなるだろう。
それでいて、掃除なども行き届いているようで、気持ちよく寛ぐ事ができるのは嬉しい。
当然の如く全8室が和室となっており、それぞれに趣き深いものばかりだ。

まず、この宿で一番高級なお部屋は、1階にある露天風呂付き客室の「片栗」。
庭の部分に大きな客室露天風呂を配し、それだけ見れば、大浴場の露天風呂と間違えるぐらい、大きく豪華な造りだ。
お風呂の周りには、竹でできたベンチも置かれ、温泉に入って火照ったカラダを涼ませる小休止に利用できる。
客室は、8帖間が広縁で繋がれた二間続きとなる。
いずれも、床の間の付いている部屋なのだが、宿に聞いてみると、もともと2つの部屋を1つにしたらしい(2007年7月に改装)。
だからこそ味わえる、この優雅な時間の流れは贅沢そのもの。
ひとつの和室はリビングやダイニングとして使い、もうひとつは寝室として使えるわけだ。
客室の一角には、水屋も備わり、庭を眺めながらお抹茶もいただくことができる。

客室は全て、宿名通り“花”に関する名前が付けられている。
「片栗」は、ユリ科の多年草で、早春に薄紫〜ピンク色の花を咲かせる。下向きに傾いて咲くことから、もともと「傾籠(かたかご)」という名前が元とされるという。

次のグレードの客室が、ここでは庭園付き特別室と呼んでいる「宵待草(よいまちぐさ)」だ。
こちらも露天風呂付き客室「片栗」と同様、2007年に改装し、2つの客室を1つにした。
広縁からは、この宿自慢の庭園が眺められ、落ち着いた気分にさせてくれる。
庭園を散歩するための草履も用意されていた。
こちらにも、お抹茶が楽しめる水屋も備わる。
花が描かれたテーブル、アンティークの電話など、調度品も洒落ている。

「宵待草」とは、大正ロマンを代表する画家・詩人の竹久夢二によって創られた詩のこと。
「宵待草」は正確には、「待宵草」という植物と言われており、中でも白系統の花を咲かすものは、「月見草」の名で広く知られている。

これら2つの客室は、この宿ではいわゆるスイートルームの扱い。
定員は6名までとなっている。
大事な方と2人きりで何かの記念日に利用するのにもいいだろう。
また、いわゆる鍵・扉の無いコネクティングルームみたいな部屋だから、家族連れや、二世代・三世代旅行にも適しているとも言える。

料金的にリーズナブルな一般客室は、すべてが2階にあり、いずれもこの宿らしいモダンな雰囲気が漂っている。
客室「紫雲英(げんげ)」は、8帖間+広縁+T。定員は4名。
窓からは、庭園を見下ろすことができる。
このタイプは全部で5室となる。
ちなみに、「紫雲英」とは、いわゆるレンゲ草のこと。春の季節に咲くピンク色の花びらは、誰の目にも楽しませてくれる。

一般客室6室のうち、二間続きの客室もひとつある。
「節黒仙翁(ふしぐろせんのう)」という客室は、8帖+8帖+広縁+Tという間取り。
定員も6名となっているので、ファミリーや女性グループに好評との事。
ちなみに、「節黒仙翁」とは、なでしこ科の植物。節が茶色っぽい紫黒色で「節黒」、そして仙翁(前皇)属なので「節黒仙翁」という名が付けられた。鮮やかな橙色が美しい花である。

以上のような客室構成だが、いずれも「大正ロマン」をテーマにした雰囲気作りを大事にしている。
この見事な木造建築の空間の中で、思いっきりタイムスリップして楽しんでいただきたい。
客室の画像はコチラ 画像その@ 画像そのA
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ 料理の画像はコチラ
名物・蛤のオリーブスープがリピーターに人気 京料理の真髄を体現した賀茂茄子里芋博多
「花かんざし」の料理は、館内に溢れる調和のとれた和の佇まいと同じで、バランスの取れたメニュー構成となっている。
夕食は、京懐石をベースとしながら、洋のエッセンスをほどよく取り入れている。
食事は、露天風呂付客室、庭園付特別室、二間続きの一般客室は基本的に部屋食。それ以外の一般客室は個室の食事処となる。
誰にも気兼ねすることなく、一品出しの懐石が楽しめるだろう。
食事のグレードは、上から、「まい」「かぜ」「うた」とあり、今回取材したのは「かぜ」のメニューだ。
取材時(2009年11月中旬)の夕食の献立は次の通り。

最初の食前酒は、山葡萄酒。
自家製で、豊かな香りとほのかな甘みで、非常に飲みやすい。
先付は、松茸・蟹加減酢。
北海道産の蟹と酢の物、松茸が渾然一体となって爽やかな味わい。
前菜は、酒肴いろいろ。
山葵昆布、姫さざえ磯煮、菊花磯香揚げ、栗渋皮煮、トマトチーズ焼き、銀杏塩炒り、牡蠣コンソメ焼きと、和洋のバランスがいい7品が並んだ。既製品はなく、一つ一つに趣向を凝らしているのが分かる。
続いては、ふわふわ湯葉。こちらは汲み上げた湯葉に魚のすり身を合わせ、団子状にしたもの。香りのいい針柚子とシャキシャキとした針葱が添えられ、食感のバランスも楽しい。
そして、「花かんざし」名物の、蛤と金目鯛のオリーブスープ。
オリーブオイル、ニンニク、芽葱が入っている洋風のスープで、常連の方にも大変好評をいただいているという。
一緒に出されるフランス七味を使うと、さらに味わい深くなった。この調味料は、手軽に購入できるお土産としても人気だ。
蛤や金目は、季節によって、アサリや旬の野菜などに変わる。
旬魚のお造りは、天然本鮪、ウニ、ブドウ海老。鮮度にこだわって仕入れているので、早めにいただきたい。朱色が印象的な京焼の器も、食欲を強烈に刺激する。
温物は、賀茂茄子里芋博多。
料理長が最も力を入れている一品で、里芋をつぶしたものに代表的な京野菜に欠かせない賀茂茄子が、挟み込まれている。つの字状になった海老と松茸が添えられ、薄口が美味しい蕪餡がかかる。京料理の真髄を体現した料理と言えるだろう。
肉料理は、あだたら酵母牛陶板焼き。
“あだたら酵母牛”とは、食品工場の規格外商品や旅館で出た残飯などを原料に、酒の酵母を使い発酵させた飼料で育った牛のこと。
発酵した飼料は、消化・吸収がよく、そのおかげで肉質の良さを維持している。美味しさだけではなく、環境にも優しい牛肉なのだ。
他に、シメジ、アスパラ、玉ネギ、南瓜、ズッキーニなどがあり、自家製の味噌ポン酢でいただく。
続いて、柿の葉が美しい盛り付けの、銀鱈柚庵焼き。
柚子の風味が効いた銀鱈に、三陸産・鮑のバターソテー、ハジカミが添えられる。スダチをしぼってさらに風味豊かに、香りのコラボレーションを楽しんでいただきたい。
揚げ物は、丸十奉書揚げ。
中に海老を仕込んださつまいもを、湯葉で包んで揚げたもの。一番外側を和紙で包んで、奉書揚げとした。他に、ズワイガニ、舞茸もあり。山口県産の真海健塩でさっぱりと食す。
食事は、舞茸ご飯。
舞茸の優しい味わいがしっかりとご飯に染み込んでいる。京焼きの器も美しい。米は、隣村・大玉村の契約農家のコシヒカリを使用。
あみ茸の赤出汁も、地元の有機味噌を使用。他に香の物もつく。
デザートは、自家製杏仁豆腐、米粉シフォンケーキ、グレープフルーツゼリー、巨峰、イチゴというバランスのいい組み合わせ。豪華な食事のあとに、さっぱりとした杏仁豆腐が何よりもうれしい。

以上が今回いただいた霜月のメニュー。
華やかで、ボリュームのあるコース料理だが、満腹感を感じつつも、全て食べても苦になる感じはしなかった。
恐らく、味のバランス、料理の順番などが秀逸なのだろう。一品出しの懐石だが、洋の要素も巧みに取り入れている。

今回の料理は、2006年から料理長を務める本田光男さん。
本田料理長は、京都出身の料理人に師事し、その後は独学で京懐石を追及してきたという職人肌。
一つ一つの皿に、その匠の技が垣間見え、女将とともに選ぶ京焼きの器と、見事にクロスオーバーさせている。
もちろん、見た目だけでなく、味に関するこだわりは並ではない。
「京料理というと、薄味を想像するかたもいるが、決して薄味ではない。出汁がしっかりしていれば、深みのある味わいがあるはずだ。」と、本田料理長は熱く語ってくれた。
この宿の夕食を体験すれば、彼の言った意味が必ずやわかるだろう。時間を気にせず、ゆっくりと、極上の京料理を味わって欲しい。

朝食は、料理の種類が多い豪華なものだが、お腹にやさしそうなヘルシーなラインナップ。朝から元気な気持ちになれること間違いなしだ。
おかずで一際目を引くのが、鍋に入った手作りの豆腐。こちらは、岳温泉に一軒だけある「渡辺豆腐店」の豆乳ににがりを入れ、安達太良山の伏流水で仕上げた出来立てをいただく。
野菜サラダは、レタス、生ハム、セロリ、ベビーリーフ、ワカメなどで、有機野菜にんじん・パプリカを使用した自家製のドレッシングをかけて召し上がる。
梅干しは、梅の里・郡山市西田の「白加賀」を塩のみで漬け込んだ、昔ながらの味わい。
他に、安達太良の大地が育んだ新鮮なつるむらさきのお浸し、紅鮭、山海漬け、きゃらぶき、天蕪、明太子など。
ご飯は、土鍋でたっぷりいただく地元のコシヒカリ。
味噌汁は、二本松産の有機大豆・有機米と自然塩で作った味噌を使用。
食後のヨーグルトにはアロエ、イチゴジャム、セルフィーユ(ハーブ)が入っていた。
飲み物は、福島県産100%桃ジュース、青森県産りんごジュース、100%オレンジジュース、甘夏ジュースからチョイスできる。
料理の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

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岳温泉のメインストリート・ヒマラヤ大通り 大正ロマンの香りがする調度品が並ぶ
この温泉街のメインストリート・ヒマラヤ大通りから、鏡ヶ池公園への坂道は「桜坂」と呼ばれている。
道の両側に150本ものソメイヨシノが粛然と並び、開花すると見事な桜のトンネルとなり、多くの観光客が訪れる。

しかし、何と言っても岳温泉の一番のウリは、特徴的な酸性泉。地元に近いお客が多く、リピーター率の非常に高い温泉地だ。
演歌歌手の吉幾三さんは、「花かんざし」の15年来の常連客で、この温泉の大ファンだという。
館内には、貴重な吉さん直筆の書を見ることができる。自らの手で「俺ら東京さ行ぐだ」、「雪国」、「酒よ」、「情炎」など、名曲の歌詞が書されているので、一見の価値ありだ。
江戸時代には、水戸のご隠居・水戸黄門も晩年、湯治に訪れたという。

「お宿 花かんざし」は、そんな岳温泉にあって、異彩を放っている。
宿の中は、初代女将がコレクションしてきた、大正ロマンテイストのレトロな調度品であふれている。
どこか懐かしく、非日常の気分がしっかりと味わえる。
また、女将が生ける花、お品書き、行灯など花のモチーフも、館内の至る所で見かけた。
小さい宿だけに、こういった個性・特徴が、隅々まで体現されているのだ。

サービス面でもやはり、随所にこだわりが見える。
ウェルカムドリンクでいただいたのは、温かい抹茶。女将自ら茶道を嗜んでいることもあり、深みのある抹茶がいただける。
「ゆず香餅」というさっぱりとした和菓子とともに、旅の疲れを癒してくれた。

客室には、小さなお香が備わっている。お好みだったら、お土産で購入していってもいいだろう。
バスタオルや着替えなどを運ぶのに便利な、真竹の湯籠も用意されていた。温泉街に散歩する時に持っていってもいいとのこと。

土産処「花えらび」も、宿の雰囲気そのままの、こだわりの商品が多く、和の情緒あるアイテムが並んでいる。
オススメをいくつかご紹介する。

客室に置いてあった、オリジナルのマッチは、レトロなイラスト入り。一個100円なので、大人数へのお土産にもいい。 
同じく客室にあったお香も購入可能。文香、ルームフレグランス、練り香水など、香りに関する物は色々と販売されていた。

女将が女性にオススメしているのが、「米ぬかしっとりタオル」。
こちらは、米ぬか油の持つ天然保湿成分・美白成分を染み込ませた、お肌を優しく守るタオルだ。
蚊帳生地を何枚もの層に重ね合わせることで保湿力も高まり、肌にもしっかりと馴染む。蒸しタオルとしてや、非常に柔らかいのでピーリングタオルとしても最適だろう。
お土産&その他の画像はコチラ 画像その@ 画像そのA
この宿の公式HP

岳温泉は、福島県中通り地方の二本松市の奥座敷として知られているが、幾度かの天災などを乗り越えて、現在の温泉地の姿を見せている。
周辺環境も素晴らしい。
空気の非常に澄んだ「あだたら高原」は、春〜夏はトレッキングや避暑、秋は紅葉、冬はスキーと一年中見所がある。
しかも、東北自動車道・二本松ICから10キロほどでアクセスもよく、仙台から車で1時間少々。首都圏からなら3時間ほどで辿り着く。
東京から新幹線に乗れば2時間ほどだ。

その小さな温泉地に、小さな温泉宿がひっそりと佇んでいる。
全8室の温泉旅館は、館内すべてが大正ロマンをテーマにリニューアルされ、古い木造建築の建物は、誰もが落ち着く寛ぎの空間に仕上がっていた。
「お宿 花かんざし」の初代オーナーは二瓶恵子さん。
元々ご主人の経営する宿の手伝いをしていたが、自らの理想の宿を作りたいと考えていた。
そして、昭和20年に建てられた「日野屋旅館」という宿を丸ごと買い取って、平成元年に「花かんざし」と改称してスタートさせた。
恵子さんは、その古い木造建築の宿を、あえてそのまま生かそうと思い、補修なども必要最低限に留めた。
館内の調度品は、レトロで温もりあふれる物で統一させた。これがやはり、周辺の宿にはない個性として、一躍人気の宿となった。
その後、平成18年に長女の明子さんが宿に戻ってくると、すぐに経営を任せたという。

それから現在まで、この宿を指揮しているのは、まだうら若き二瓶明子さん(1978年生まれ)。
突然の重責に、当初は不安ばかりが先行していたという。
明子さんは、大学卒業後、日本有数のラグジュアリーホテルのひとつ「ホテル西洋 銀座」で約4年間勤務した。
日本初のいわゆるコンシェルジュと言われている“バトラー”を置いたホテルとして有名だ。
そこで、そのバトラーとして、お客様の執事のような役割を担っていた。
この時の経験が現在、接客する上でも生かされているようだ。
現在、この宿のスタッフはほとんどが女性だが、みな細やかな心遣いで接客しているのが分かる。
本格的な京懐石の夕食、効能豊かな温泉とともに、接客の評判も非常にいいと聞く。

宿の公式HPを見ると、女将が書いているブログ「旬なおはなし」がアップされている。
接客からスタッフの管理、事務経理、温泉のメンテナンスに生け花と、忙しい日々を送りながら、ブログも更新しているとは恐れ入る。
公式HPを見ると、魅力的な宿泊プランがあったので、ここに抜粋する。

一番人気のプランは、「フルムーン夫婦・カップルにオススメ 選べる特典付プラン」。
特典は、湯上りのグラスビール一杯か、スパークリングワイン(50代以上のご夫婦は、会津塗りの割箸1セット)のどちらか、チェックイン時に選んでいただく。
さらに、アーリーチェックイン13時〜レイトチェックアウト11時30分となり、22時間30分のロングステイが可能。時間を気にせずゆっくりと過ごせるのがいい。
女将のイチオシプランは、「レディースプラン」。
こちらのプランでお泊りいただいた花かんざし女性には、オリジナルお香(ほのかな薔薇の香り)と、あんみつ(茶寮「花いかだ」の人気スイーツ)がプレゼントされる。女性グループのお客に人気のプランだ。
他に、クリスマスプランや、バレンタインプランなど、洋風のプランも打ち出している。
モダンでお洒落なこの宿なら、パートナーも必ず喜んでくれるだろう。

この宿に予約を入れるなら、まず公式HPで、お部屋を「露天風呂付き客室」「庭園付き特別室」「一般客室」のいずれかを選ぶか考える。
そこでベーシックな宿泊プランを見て、他の特典が付いているプランと比較してみる・・・というのが賢い方法だ。

気を付けるのは、やはり直接公式HPからネット予約をする方がお得だということ。
なぜなら、夜間に大浴場が貸切になるサービスがあるからだ。

この宿の代表となって2009年で3年半経過した明子さんは、最初の2年ほどは、ガムシャラに女将の仕事をこなしていたという。
しかし、ここ1〜2年は、少し余裕が出て、自らが目指す“理想の宿”について考えるようになったという。
「この宿の建物は古いですが、いい部分はできるだけ守っていき、お客様が自分の家よりも居心地がいいと思っていただけるような宿にしていきたい。」と、笑顔で力強く語ってくれた。

茶寮「花えらび」には、お客が旅の思い出など自由に書けるノートが置いてある。
そこにあったお客が記した言葉に、宿の魅力が凝縮されていたので、拝借させていただく。
“全国の温泉旅館様を訪れております。和風モダンを極めたゴージャスな宿、大きな露天風呂付きの高価な宿、離れ形式の贅沢な宿・・・しかし、趣き豊かな宿というのは、このような宿ではなく、まさに此処「花かんざし」を指す。”
こんな風に考えるお客が後をたたないのだ。

母・恵子さんから娘・明子さんへ、完全にバトンが渡された「お宿 花かんざし」。
この宿の持つ洒落た雰囲気は、女性のための宿と言えるだろう。
逆に男性はこの宿に女性をエスコートすれば、より密な関係が築けるに違いない。

やはり、女性が宿造りをすると一味違う。
女性らしい繊細さと優しさが同居した、本当にリラックスできる雰囲気がそこにある。
よく、温泉宿は、ハッピを着た威勢のいいお兄さんがいたり、フロントでテキパキと働く男性スタッフをよく目にするが、ここはやはり女性スタッフの方が圧倒的に多い。
彼女らの立ち居振る舞いは、凛として美しさも感じる。
そして、ここは福島県の岳温泉にありながら、京都・祇園のような“はんなりとした”空気感も漂わす。
これは、この宿の一番のキャラクターでもあり、スペックでもある。

小規模旅館は、やはり大規模旅館とは違い、多くの客層を喜ばせるのではない。
小さな宿を予約する客は、オーナーが創り上げた空間に、自分が同化、同調できるか考える。
言い換えれば、波長が合う宿、自分に合う宿を探しているのだ。

ここには、良質の温泉はもちろん、古きよき時代を感じさせる客室、旬の素材を使った絶品の料理、そして、女将はじめスタッフのおもてなしが、すべて高いレベルでゲストに提供されている。
でもそれは、計算されたものでなく、女将である二瓶明子さんそのものの朗らかさ、優しさによって醸し出しているように思えてならない。
その包み込むような寛げる雰囲気は、なかなか出せるものではない。
「宿とは人なり」・・・と久々に感じた。(J)


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この宿の公式HP

貸し切り情報
■貸切料金 宿泊の場合 無料
■利用時間 平日限定22:30〜翌朝6:00(一組40分)
■予約方法 予約なし(先着順)

風呂施設情報
■貸切風呂 男女別大浴場(露天風呂付き)が貸切になる
■貸切風呂の眺望
■その他のお風呂 男女別露天風呂付き大浴場(男女の入れ替えなし)

施設情報
■部屋数 全8室
和8室(露天風呂・トイレ付き1室/トイレ付き7室)
■収容人数 28名 ■駐車場 10台
■ペット 不可 ■バリアフリー 非対応
エステ・マッサージ エステなし
マッサージあり(¥4000/40分)
■インターネット その他 
■DVD 貸し出しあり(ソフトあり)
■TVチャンネル NHK2局、民放4局
■施設 喫茶「花いかだ」、土産処「花えらび」

こだわり情報
■冷蔵庫のシステム 利用した分だけ申告(持ち込みのドリンクを入れるスペースあり)
■冷凍室 一部利用可
■冷蔵庫のドリンク ジュース¥230、ビール中瓶¥750
■オススメお土産 会津塗割箸オリジナルロゴ入り¥700
■自動販売機 なし ■携帯アンテナ docomo 3本
au 3本
ソフトバンク 3本
ウィルコム
■売店 あり、アイスクリームなし
■近くのコンビニ 徒歩5分
■アメニティ 
浴衣 バスタオル タオル 置いてない 石鹸
ボディソープ シャンプー リンス 置いてない リンスinシャンプー
歯ブラシ シャワーキャップ ドライヤー ブラシ・くし
カミソリ 綿棒 置いてない ウォッシュトイレ    
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス 階段手すり
■お子様 子ども用食器
■外国語 英語

近隣情報
■周辺観光スポット 安達太良山、鏡ヶ池、吾妻スカイライン、五色沼
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
花見山、四季の里、福島市フルーツライン(桃狩りなど)
■スポーツ スキー(あだたら高原スキー場)、ゴルフ(安達太良カントリークラブ)、トレッキング

■お宿 花かんざし:女将 二瓶明子さんからのコメント  
昭和初期の木造建築で、階段や廊下がギシギシいったり、天井が低かったり、隙間風のするところもあります。
それが風情と感じていただけるよう、古き良きところは守りつつ、新しい「花かんざし」を作りあげていきたいです。
お宿 花かんざし:女将 二瓶明子さん

貸切日帰り情報
■料 金 -
■利用時間 -
食事付きプラン(要予約)
■料 金 - ■食事の内容 -
■設定日 - ■受付時間 -
■その他 -

泉質/効能
■泉質 単純酸性泉
■源泉の温度 56℃
■湧出量 1290 リットル/分(源泉全体で) ■水素イオン pH 2.48
■源泉の湧出状況 旅館組合で集中管理して各旅館に分配される源泉
■加水/循環ろ過 全て加水をしない源泉100%かけ流し
■加温 なし
■消毒 -
■浴槽の掃除の回数 2日に1回
■入浴剤 未使用
■効能 慢性皮膚病、水虫、神経痛、切り傷、火傷、リウマチ、打ち身、冷え性
■湯の色 天候等によって薄く白濁する
■飲用 不可 ■飲用の効能 -
■におい/味 無臭、強い酸味

アクセス情報 ※Googleマップを見る
■電 車 東京〜東北新幹線・郡山駅乗換え(1時間45分)→二本松駅
仙台〜東北新幹線・福島駅乗換え(55分)→二本松駅
山形〜山形新幹線・福島駅乗換え(1時間50分)→二本松駅
※二本松駅から10km(バスで25分、タクシーで15分)
※郡山駅からシャトルバスあり(片道600円、1時間)
※飛行機の場合、福島空港から車で48km/1時間
■送 迎 なし
■クルマ 東京〜東北自動車道〜二本松I.C経由(243km/約3時間)
仙台〜東北自動車道〜二本松I.C経由(99km/約1時間)
新潟〜磐越自動車道〜郡山JCT・二本松I.C経由(197km/約2時間30分)福島から32km、郡山から35km

 上記のデータは 2009/11/11現在のものです。
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