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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
11室すべてが源泉100%かけ流しの露天風呂付き客室/バリアフリーの湯宿
露天風呂の宿 静楓亭
ろてんぶろのやど せいふうてい
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露天風呂の宿 静楓亭

露天風呂の宿 静楓亭
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露天風呂の宿 静楓亭
住所:〒969-3131 福島県耶麻郡猪苗代町字大道南1640-6
TEL : 0242-62-5600 ※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.seifutei.jp
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。

創業:平成9年 改装:平成20年
部屋数:11室

お得情報をチェック

貸切露天風呂×0
貸切の内風呂×0
部屋付きの露天風呂×11
部屋付きの豪華内風呂×0
オススメの客層〜20代30〜40代50代〜ファミリー女性客お忍び系
★★★★★★★★★★★★

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ施設&大浴場の画像はコチラ客室の画像はコチラ料理の画像はコチラお土産&その他の画像はコチラ
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 この宿のキーワード■畳10帖の広さの露天風呂付き客室
■源泉100%かけ流しの客室露天■全館車イスOKのバリアフリー宿
■客室は約40坪の余裕の和室■旬の厳選素材を使った本格懐石料理

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
客室露天風呂は畳10帖ほどの広さ!
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
加水・循環なしの源泉100%かけ流し
これぞ、客室露天風呂の究極のスタイル。
ここ数年、全国に露天風呂付き客室の宿が増えてきたが、この宿の客室風呂は別格だ。
なにしろ、一度に10人は入れるほどの広大な湯舟に驚かされる。
小さな宿であれば、大浴場レベルの広さ!
さらに驚かされるのは、お湯が循環されていないということ。
つまり“源泉100%かけ流し”で、この巨大な湯舟にお湯が満たされているというのだ。
しかも、温度調節で水は使用していない。湯舟に注がれる湯量で調節しているのだ。
これは凄い。

「貸切露天風呂」で大きなものは、全国探せば、色々あるだろう。
しかし、「客室露天風呂」で、これだけ広いところはなかなか無い。源泉をそのまま注ぐ客室露天風呂としては日本最大級と言っていいほどの規模なのだ。
これでも最近のリニューアルで、以前より2〜3割ほど小さくなったという。
屋根がかかっていない湯舟のスペースを小さくしたのだ。
以前、冬の季節に、客室棟の屋根からの雪や“つらら”が落ちてきて危険だということらしい。
それでも、このスペースなのだから、贅沢極まりない。

泉質は自家源泉の「ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉」で、地下1000mから汲み上げるそのお湯は、湯舟に注がれるとなんと神秘的な翡翠色に見える。
成分も申し分ない。pH値7.8は、アルカリ性よりの中性。
塩化物泉といえば、きりきず、やけどなど皮膚によいとされ、さらに炭酸ガスも389mgも含み、カラダの血行をよくする効能もある。
また、メタケイ酸も多く含み、保湿効果もあり、湯ざめしにくいのも特徴。美肌の湯として女性に喜ばれる泉質と言えるだろう。

この大きな浴槽には、さらに面白い“仕掛け”がある。湯舟に“仕切り”が設けてあるのだ。
これは、当たり前のようにお湯の注ぎ口が近い方が熱く、遠い方がぬるめになる。
熱いお湯が好きな方とぬるめが好きな方と両方とも満足できるというわけだ。

客室露天風呂は七割がた覆われているので、雨や雪の季節でも安心して湯浴みができるはず。
昼間に入る場合、紫外線が気になる女性にも、屋根は必要なのだろう。
だからこそ温泉を好きな時間に好きなだけ入れる、究極の贅沢をこのお風呂で味わえる。

お風呂からの眺望は、会津磐梯山のふもとにあるので、山が見えるかと思いきや、残念ながら裏手。
しかし、この宿はふもとと言うよりも、山腹と言っていいロケーションのため(山が近すぎて)、山のシルエットは見れないのだ。
その代わり、客室露天風呂からは、ドウダンツツジ、イロハモミジ、ナナカマド、ヒバ、ヒマラヤ杉、松、桜・・・などの木々を見渡すことができる。
その手前には長いプールのような池があり、そこにはたくさんの錦鯉が泳いでいる。

こういった客室露天風呂が、全11室に備わっている。すべて同タイプの造りとなっているそうだ。
一部屋の1日あたりの温泉の使用量は冬で30〜40トン、夏でも17トン以上というから驚きだ。
内湯も同じくお湯のコックをひねると源泉100%だ。
カラダを洗ったり、夜中の寒い時間には利用価値は高い。

さらに脱帽なのはバリアフリーへの対応である。
通常、部屋からお風呂までは多少の段差があるのだが、車椅子を利用することを伝えれば、これらの段差をなくすため、補助板を設置してくれるのだ。
また、部屋によっては湯舟の中までも、座ったまま利用できる特製の椅子がセットされているという。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ画像その@
この宿の公式HP

宿泊情報※料金は1室2名様宿泊時の1名様分 (サービス料込税込)※別途入湯税150円(大人のみ)
■公式HPネット予約特典

【ベストレート保証】公式HPからの予約が一番お得な料金になっております。
■1室2名利用
(和食料理)
¥26,800〜 休前日アップ料金¥4,000〜
※すべての客室が同じ間取り・・・・・踏込+12帖和室+10帖和室+板の間(約12帖)+客室露天風呂(約10帖)+内風呂+トイレ。客室総面積約30坪。お風呂のスペースも入れると40坪もの広さになる。(定員6名)
■1室3名利用 ¥22,700〜 休前日アップ料金¥5,200〜
■1室4名以上利用 ¥20,200〜 休前日アップ料金¥5,200〜
■IN→15:00■OUT→ 11:00 ■カード使用
■部屋の眺望庭園■部屋食夕朝
■夕食の内容会席風料理
■朝食の内容和食
■お得なプラン 素泊まりプラン、和食料理プラン、懐石料理プランの詳細は公式をチェック★

施設&大浴場の画像はコチラ施設&大浴場の画像はコチラ
新しい宿ながら風格を感じさせる玄関池には無数の錦鯉が目を楽しませてくれる
「露天風呂の宿 静楓亭」が開業したのが平成9年(1997年)。
それまで、この土地は会津磐梯山の南斜面のふもとにある、ただの山林だった。
そこに突如として、全国的に知られるようになった宿が誕生したのである。
周辺は風光明媚な猪苗代湖はじめ、野口英世記念館など観光名所も多いが、この宿に訪れるゲストはほとんどそれらのものには興味を示さないという。
ただ、この宿の空間に身を委ね、ゆったりとした時間を過ごす事に集中しているのだという。

この宿は料金的にみても“高級旅館” と言われる範疇に入るだろう。
全11室に露天風呂付き客室というデータを見れば、「たぶんこうだろう」と宿のイメージを想像する方は多いに違いない。
著名な建築家に依頼して、デザインで高級感を出したり、ブランド家具や高級な調度品を部屋にセンスよく配置したりして、高級志向のゲストに“安心感”を与えるのが多い中、この宿は違った。
お金をかけるところが、一般的な“高級旅館“とは違うのだ。

まず、この宿の特徴として、パブリックの施設がほとんどない。
温泉旅館に付きものの男女別大浴場がないのだ。
ところが、客室の露天風呂を見れば、一目瞭然。
ここに大浴場があったのだ。畳で言えば10帖(!)ほどのスペースになる。
しかも、この広さで、塩素消毒しての循環ろ過など一切しない、源泉100%かけ流しというのも驚きだ。

そして、バリアフリーにこだわった点である。全館平屋建てという事からもお分かりになるだろう。
玄関の車寄せからロビーまで車椅子でも楽に入れる。ロビーから客室棟へ結ぶ、この宿唯一の階段も、車椅子用のリフトが備わっていた。
そして、廊下も傾斜は少しあるが、段差は無い構造になっている。廊下も車椅子でも余裕で移動できる横幅がある。
そして客室も、もちろん段差がなく、さらには車椅子で客室露天風呂まで行けるようにもなっている。
足が不自由な方でも安心して訪れる事ができる宿が「静楓亭」なのだ。

錦鯉がゲストの目を楽しませてくれる。
玄関横の池にはたくさんの錦鯉を鑑賞することができ、もうひとつの池は客室棟に平行してあった。
ここはかけ流しされている客室露天風呂からオーバーフローした温泉が注がれている。沈殿池なので、藻を食べてもらうために飼っているそうだ。

磐梯山の自然の恩恵を受けたこの宿は、その森の中に佇む静寂のエリアにある。
客室の露天風呂に浸かっていると、風にそよぐ木々の枝や、空を舞う小鳥たちを見ているだけで、なんとも贅沢な気分にさせてくれる。
しかもこれは、見知らぬ人たちと入る大浴場の露天風呂ではなく、客室に付いている露天風呂だと再認識すれば、なおさらその“贅沢指数”がハネ上がる。
この宿は、新しい“高級旅館“のスタイルを、私たちに教えてくれた。
施設&大浴場の画像はコチラ画像その@画像そのA
この宿の公式HP

客室の画像はコチラ客室の画像はコチラ
開放的な12帖リビング+10帖寝室の畳敷きツインベッドを用意できる部屋もある
「静楓亭」の客室は、基本的にすべて同じ仕様で、源泉かけ流しの個室露天風呂が備わっている。
踏込+12帖和室+10帖和室+板の間(約12帖)+客室露天風呂(約10帖)+内風呂+トイレ・・・という、広大で贅沢な空間が用意されているのだ。
客室総面積は約30坪だという。お風呂のスペースも入れると40坪もの広さになる。

12帖の和室リビングで、食事をいただくことになる。
もうひとつの10帖和室には、寝室ということであらかじめ布団が敷かれており、いつでも休むことができる。
部屋食の宿で一間の客室では、朝食の際、布団をあげると否応にも埃が舞う。
だからこそ、この宿では二間和室を造ったのだ。
さらに言えば、襖で仕切れば、仲居さんが部屋に入っても、プライベートは充分に保たれるということだ。
また、ツインベッドを置いている客室も3つあるという。

驚くべきことに、玄関から和室リビング12帖、板の間、トイレ、お風呂の脱衣所にまで床暖房になっているとの事。
また、板の間には、コーヒーカウンター、ソファセット、マッサージチェア、そして2人用洗面台が配されている。

その板の間の窓からは、源泉かけ流しの広大な客室露天風呂が見える。
その先には、庭にイロハモミジがたくさん植えてあるのが見えるはずだ。全体で170本ほどあるという。
紅葉のシーズンは、真っ赤に染まり、圧巻そのものだという。

トイレ、お風呂なども、バリアフリー対応となっている点も見逃せない。
これは、やはりオーナーこだわりの、この宿ならではの“おもてなし”に違いない。

また、防音二重構造壁を使用し、周辺の閑静な環境と相まって、本当の静寂を体感できるはずだ。
そして、お着きの時のお茶だしと夕食、朝食以外には仲居も部屋にお邪魔しない。
スタッフを気にせず、基本的にお部屋で充分に寛いでもらおうという配慮がなされている。
客室の画像はコチラ画像その@
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ料理の画像はコチラ
季節感たっぷりの先付と前菜極上の福島牛は絶品そのもの
料理長の本間浩二さんは、2003年からこの宿の料理を作り続けている。
地元出身の本間さんは、以前よく荒井社長と全国の銘店の料理を食べ歩いていたという。
その正統派の和食でありながら、現代風のアレンジも入れてくる技に、リピーター客が生まれる。

食事は、夕食、朝食ともにお部屋でいただく。
取材日(2009年6月下旬)の献立をここでご紹介しよう。

食前酒は北会津産のイチゴを使った苺酒。
先付は、長芋の水無月豆腐。上に雲丹、針ラレシ(ラディッシュ)、水玉胡瓜と山葵がのる。
水無月豆腐は、古くから伝わる京都のお菓子「水無月菓子」にならって作られるようになったそう。
三角の形が氷室の氷を表し、氷室から切り出した際に小石のかけらが付いたままの姿を小豆で表現している。ゴマ豆腐ベースで作られる場合が多いが、ここでは長芋を使っている。

前菜は、牛八幡巻、粟麩田楽、帆立明太子和え、丸十(さつまいも)レモン煮、鮑絹もずく酢。
牛の八幡巻は、ごぼうを牛肉で巻いたもの。田楽には会津地鶏のそぼろ味噌が塗ってある。
帆立、鮑は三陸で水揚げされたもの。

椀物は、たらばしんじょう清汁(すましじる)仕立。花蓮根、じゅんさい、葛水仙、木の芽が添えられていた。じゅんさいは、裏磐梯産。温かい椀ながらも、涼しさを演出している。

お造りは、本鮪、鱧切落とし、そして伊勢海老の三種。高級素材ばかりだ。
本マグロは神奈川県三崎港で水揚げされたもの。鱧は四国産。伊勢海老含めこれらは、築地の市場から取り寄せているという。色鮮やかな金魚草が添えられていた。

強肴は、福島牛の陶板焼。ししとう、長ネギ、エリンギも添えてある。
バターと自家製の和風タレでいただく。希望によって岩塩や山葵も用意してくれるそう。
お肉の柔らかな食感がたまらない。

煮物は、冬瓜のっぺ仕立。“のっぺ”とは、とろみをつけた料理という意味。中身は、川俣しゃも、つの字海老、里芋、地竹(磐梯姫竹)、干し椎茸、絹さや。

洋皿は、鱸(すずき)香草焼。そこに、ラタトゥイユを組み合わせた。
ラタトゥイユとは、フランス南部プロヴァンス地方、ニースの野菜煮込み料理。ナス、ピーマンなど夏野菜、香草などをオリーブ油で炒め、トマトを加えてワインでじっくり煮て作るもの。

酢の物は、ちぢみ蛸。蛇腹胡瓜、鳴門若布、甘酢ミョウガが脇を固める。水タコはいわき市の小名浜港で水揚げされたもの。紫色の茄子の花が添えられていた。

締めのご飯は、伊勢海老の味噌汁、きゅうり・赤かぶ・大根の香の物と河東町のコシヒカリのご飯。
伊勢海老の味噌汁は、先ほど出されたお造りの伊勢海老の頭の部分を使ったもの。通常は、朝食のお味噌汁で出す宿が多いが、料理長曰く「朝まで時間をおくと味が落ちる」ということらしい。
この日はご飯のお供に、本鮪の山かけが付いた。

デザートは、マンゴスチン、メロン、ココナッツアイス、紫こはぎ(古代米のおはぎで、中はずんだあん)、さくらんぼをのせた自家製の紫芋プリン・・・の五種。
宴の締めを、その彩りとともに楽しませてくれる。

朝食(2009年6月下旬取材)もご紹介しよう。
お重の中は、しらす大根、玉子焼き、焼きシャケ、インゲンのゴマ和え。
猪苗代町の蕎麦の実と山菜を使った“山菜つぶそば”は、スプーンでいただく。
その他、ひじきの煮物、サラダ、海苔、香の物三種。
ご飯は地元産のコシヒカリ米。味噌汁は麩と海草(ふのり)。もちろん味噌は会津産。
デザートは杏仁豆腐。小豆と苺ジャムがのっていた。
客室の画像はコチラ画像その@
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ料理の画像はコチラ
階段には車椅子用リフトも備わる宿のロケーションは磐梯山のふもと
この宿は、バリアフリーのこだわりが至るところで見ることができる。
もともと、エレベータや階段を使わなくても済むようにと、平屋建ての造りとなっているが、唯一階段がある場所(ロビーから客室棟への通路)には、昇降機(リフト)が備えられている。
廊下も段差のない造りとなっている。もちろん手すりもある。
玄関から、客室露天風呂まで車椅子で行ける事が、この宿の“キャラクター”を表現しているのだ。

そして「静楓亭」といえば、やはり広大な客室露天風呂。
そのお風呂には2つの“秘密”が隠されている。
一つ目は、浴槽に仕切りがあること。これにより、仕切りの内側の源泉の湯口に近いところに熱いお湯。
仕切りの外側の、温泉をオーバーフローさせる庭側が、ぬるめのお湯になるようにしている。
好みのお湯のエリアで、湯浴みが楽しめる。
熱い場合は、水を足すことを勧める宿ではないということだ。
二つ目の秘密は、お湯の出口。循環ろ過装置の付いた浴槽には、中の温泉を吸い取り、上の湯口からと、浴槽の中から循環して加温した温泉を入れるようにしているが、この宿のように源泉100%かけ流しのお風呂はそうはいかない。
このお風呂を通常の源泉かけ流しの浴槽のように、上面の温泉をオーバーフローさせれば、下部の温泉はぬるくなって、上部の温泉は熱くなり、お湯をかき混ぜなければならなくなる。
そこで、このお風呂では、湯舟の底に穴をあけ、パイプを通して湯舟の高さより若干低めのお湯の出口を作った。これにより上部の温泉が10%、底部の温泉が90%という割合で流れ出るといった、理想的な源泉かけ流し風呂となった。
これも、この宿オーナー自慢のこだわりなのだ。

その客室露天風呂に注がれる源泉は、駐車場脇から汲み上げられている。
地下1000mから湧き出る温泉は、毎分400リットルもの量になる。一旅館の規模とすれば、羨ましいほどの湯量なのである。これにより、あの巨大な客室露天風呂も50分もあれば満杯になるという。

そんな大きな部屋の露天風呂には、浮き輪のレンタルも行っている(無料)。
風呂は浅いエリアもあるが、小さなお子様には大きいゆえに心配。だからこそのサービスなのだ。
また別な見方をすれば、このプールのような広いお風呂には浮き輪があっても違和感はない。

この宿には、周辺観光を主目的にするお客は少ないようだ。
どちらかといえば、忙しい仕事から解放され、ココロとカラダの疲れを取るためか、大好きな温泉を思う存分楽しむためのゲストが多いという。
ここでは、磐梯山と鶴ヶ城についてのみ、お話しよう。
「静楓亭」の最寄り駅はJR猪苗代駅。高速道路なら猪苗代IC。
どちらも磐梯山を眺めるには、絶好の場所なのだ。
磐梯山は、猪苗代湖の北にある標高1819mの活火山。その麓は南が表磐梯(静楓亭のある場所)、北が裏磐梯と呼ぶ。
表磐梯から見る磐梯山はきれいな山の形をしているが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊の跡の荒々しい姿を見せる。
1888年(明治21年)7月15日の噴火時に小磐梯が山体崩壊をおこし、発生した岩屑なだれにより北麓の集落が埋没するなどの被害を及ぼし477人の死者を出す。
明治以降では日本における最大規模の火山災害であった。
また、長瀬川とその支流がせき止められ、桧原湖、小野川湖、秋元湖、五色沼をはじめ、大小さまざまな湖沼が形成された。裏磐梯の景観は、この時に作られたという。

少し足を伸ばして、会津観光の中心地、会津若松市に行ってみるのもいいだろう。
そこには、あの鶴ヶ城がある。会津若松市の観光名所であり、シンボルでもある。
あの幕末の会津戦争(戊辰戦争)で、白虎隊の悲劇の舞台ともなったが、1960年(昭和35年)には現在のように鉄筋コンクリート造りで復元された。
特に4月中旬の桜の時期には、多くの観光客で賑わう。1000本のソメイヨシノに囲まれたお城はまさに絶景。車椅子で周れるバリアフリーの通路もある。
お土産&その他の画像はコチラ画像その@画像そのA
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この宿のオーナーは荒井和夫さん(昭和4年生まれ)。
ご高齢ながら、今でも精力的に宿造りを推進している。
荒井社長は、ここ会津の生まれではなく、千葉県の出身。
そこでは、物心ついた時には行商を始め、それが発展して昭和37年頃には姉ヶ崎でスーパーの経営に乗り出すようになったという。
それから、子供が独立していくと、荒井社長は奥様を連れて、全国の温泉宿を周るのが趣味となっていた。
月の半分以上、旅行をしていた時もあったという。

そんな中、自分も齢を重ね、足腰も若い時のように疲れ知らずで動き回ることができなくなった時、温泉宿の選択の幅が一段と狭まることに気が付いた。
さらに、奥様が心臓の病で倒れた時、付きっきりで看病して、病気平癒のお祝いに行こうとした宿がいかに少ないのかと思い知らされた。
その頃から、自分なりの「理想の湯宿」を思い浮かべるようになったのだという。
しかし、奥様と全国くまなく周ってみて、それがなかなか見つからなかった。
思い悩んだ末、荒井社長65歳の頃、温泉旅館経営に乗り出すことを決意する。
そして、ここ福島県、磐梯山のふもと、猪苗代湖の近くに土地があることを業者から聞く。
現地に行ってみると、そこは温泉場ではなく、言ってみれば山林を切り開いた土地だった。
しかし、周辺に民家もなく、まさに自然がそのまま残っている印象を受ける。
荒井社長が、この土地を最終的に購入することを決めたのは、やはり源泉の量。
地下1000mから汲み上げる温泉は、毎分400リットルを超えることを聞いたからだ。

そして、平成9年(1997年)、千葉の事業を閉めて、67歳で旅館経営に乗り出すことになった。
源泉の量にこだわったのは、やはり全国の温泉宿をめぐった結果。
「循環風呂を造るくらいなら温泉旅館はやらない」と荒井社長。
いくら見た目が大きく豪華に見せた露天風呂があっても、それが塩素消毒した、お湯を繰り返し使う循環風呂だったら意味がない、魅力がないと思ったからだ。
そして、不特定多数のお客が入る大浴場も好きではなかった。
マナーを守る人がいても、かけ湯を簡単に済ませ湯舟に入る人が多いのも嫌だった。
見知らぬ他人同士が、目をつむって同じ湯舟に入るのも違和感を感じていたのだ。

荒井社長は、「全室に源泉かけ流しの湯舟をつくる」ことが、まず旅館を経営するにあたっての最低条件だった。
そして、もうひとつの柱は、「バリアフリーの宿をつくる」ということ。
荒井社長が、まだ若い時に旅館経営に乗り出したら、今の「静楓亭」とは違った宿ができたかもしれない。
「脳梗塞になった人が行ける宿が少ない」「足腰が弱ってきたら旅行を諦める」など、荒井社長自身が感じてきたからこそ、「本格的な高齢者向け、足腰の不自由な方向けの宿をつくろう」と決意したのだ。
建物は平屋建てだが、通路で唯一の段差である、わずか8段の階段もリフトを使うことで対応している。
車椅子の方だけでなく付き添いの方も含め、滞在中はお客の負担をできる限り軽減したいという宿の配慮が垣間見られる。

「静楓亭」は、料金的に見て“高級旅館”のカテゴリーに入るのは間違いない。
しかし、それは巨大な客室露天風呂、バリアフリーを徹底した設計、部屋食にこだわるため間取りも広く取る・・・など、コンセプト重視で設計してみたら、3800坪の敷地面積がありながら、全室11室でしかも平屋建ての建物になってしまった。
そこで、割りだした宿泊料金が現在のようになったのだと推測する。
全国にある、いわゆる“高級旅館”は、部屋の家具や調度品まで“凝った”ものが多いが、この宿にはあまりそういったものは見つけることはできない。
例えば、部屋の入口の引き戸は、サッシ戸を使っている。軽く開け閉めできるのがメリットだが、ある人が見れば味気なく映るはずだ。これが一般的な“高級旅館”なら、木の引き戸を使っている場合が多い。
客室も使い勝手を重視している設計で、ブランド家具なども置いていない。少し艶っぽさは欠けているようにも見える。
つまり「静楓亭」には、エモーショナルな感動を与えるのではなく、あくまでも実用主義を全面に押し出している。
「見せかけ」でなく「中身」を重視していると言い換えてもいいだろう。
一般的な常識からすれば、または“高級旅館”と考えれば、バランスが悪いような印象も受ける。
ところが、「静楓亭」の空間に慣れてくると、これが今までなかった新鮮な心地よさに変わってくるのだ。

こんなエピソードもある。
某有名予約サイトが、客室提供を申し出てきた時、荒井社長は断ったという。
一般的な宿は、こんなことはしない。
簡単な記事や写真と料金の表示だけで自分の宿を選んでほしくない。
充分に「静楓亭」のコンセプトを理解したうえで、予約をしてほしいと考えているからだ。
「売り上げ重視、利益重視で考えるなら、こんな宿は造らない。あくまでも自分の理想の宿をやりたい。」という気持ちが、荒井社長のポリシーなのだ。
旅行代理店に依存している宿は、自分自身で集客することを諦めているところだとの認識も、荒井社長は持っている。あくまでも、語弊があるかもしれないが、頑固者であり、こだわりの人なのである。

それが理由か、この宿にはリピーター客が圧倒的に多い。
もう一度、この宿に来るというのは、コンセプトを充分に理解しているからこそ。
荒井社長の理想の宿造りに賛同してくれたということなのだ。
オープン当初は、その大きな客室露天風呂が大きくフィーチャーされて、いわゆる“お忍び”、“不倫カップル”のお客が多かったそうだ。
現在では、やはり多いのは中高年のご夫婦。定年退職されての旅行のほか、別荘代わりに頻繁に訪れるゲストは多い。
しかも福島県にありながら、首都圏からのお客が多いのもこの宿の特徴。
東京から280km前後の距離ながら、クルマで高速道路を使えば、意外に近い。
新幹線なら、郡山駅まで1時間20分。郡山駅から乗り換えで、普通列車で40分。鉄道に乗っている時間は、トータルで2時間ほど。
最近の傾向として、年老いた両親を連れて息子、または娘夫婦で訪れる、ニ世代、あるいは三世代の宿泊客が増えたという。
これは、やはりこの宿の考え方が浸透し始めている証拠でもあるだろう。

「静楓亭」は、仲居さんが目立つ宿ではない。
可能な限り、お客のプライバシーを大事にしようとの荒井社長の配慮によるもの。
これは社長の奥様であり、この宿の女将さんである初江さんの意見も入っている。
ご夫婦で数知れず旅行したからこその考え方なのだ。
「静楓亭」の客室は、和室が二間あり、ひとつはあらかじめ布団が敷いてある(部屋によってはベッドの利用も可能)。
これは、食事の時にホコリを立てたくない、そしてスタッフの部屋への出入りを極力抑えたいという配慮によるもの。

前述のように、リピーター客が多い一番の理由は、やはり客室露天風呂だろう。
この宿の名称は「露天風呂の宿 静楓亭」。
一般に「露天風呂の宿」と言えば、一般的には男女別大浴場に付属する露天風呂が名物という意味に取れる。
しかし、この宿の場合は、それが11室の客室にそれぞれ付いているので、正しくは「客室露天風呂の宿」と言うのかもしれない。
客室露天風呂に面している庭は、荒井社長自ら手入れしているが、四季折々の風景が広がっている。
秋には真っ赤なモミジが鮮やかで、12月〜2月の冬の時期には、一面雪景色となる。若いご夫婦の記念日旅行に人気のシーズンでもある。そして、春から夏にかけては新緑が眩しい。
大事なパートナーと、この大きな露天風呂を独占できることの贅沢は、なかなか他では味わえないはずだ。
そして、道路も民家も見えない環境は、静寂の中の露天風呂を演出してくれる。

この宿は、つくづく罪作りの宿と思う。
老舗の高級旅館を、渡り歩いている人には、この宿はある意味“異端”なのだから。
いくら良質の源泉かけ流しで、雰囲気もよく、そして眺望が優れている客室露天風呂があっても、この“メガ客室露天”を体験してしまったら、どうなるか。
「静楓亭」に泊まった後、他の温泉宿の客室露天風呂を利用すれば、さらにこの宿の露天風呂の“強さ”を再認識させられるからだ。

では、なぜ高齢化社会と言われる現代のニッポンで、こういう宿が今までなかったか?
答えはカンタン。採算が合わないから。
この宿の「毎分400リットルの自家源泉」といえば、客室数100室、収容人数400名の温泉宿を経営できる規模なのだ。源泉かけ流しにこだわらず循環風呂にすれば、その倍以上の規模にもできる。
ところがこの宿は、たった11室、最大収容人数66名規模の平屋建てという。
これは商売の法則からすれば、非常識なのだ。
これだけでも、「静楓亭」の宿泊料金がいかに“安い”か、ご理解いただきたい。

この宿は、周辺に温泉旅館のない、いわゆる一軒宿。
今までの常識から外れた考え方で造られているので、有名温泉地での開業は不可能だったのかもしれない。
もしくは、その温泉地の“色”にも影響されるかもしれなかった。
だからこそ、荒井社長にとって“真っ白な土地”が必要だった。
そして、この土地に「理想の宿」を具現化するスペックが揃っていると思ったからこそ、この宿を造りあげることに成功した。
“オンリーワン的”な宿になったのは、荒井社長とこの土地の出会いであり、それは“奇跡”と呼んでいい。
その“奇跡”の宿をぜひ体感していただきたい。
「商売にならなくても、人のためになるような仕事をしたい」
荒井社長から印象的な言葉をもらった。(J)
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この宿の公式HP

貸し切り情報
■貸切料金-
■利用時間いつでも可
■予約方法予約なし(先着順)

風呂施設情報
■貸切風呂露天風呂
■貸切風呂の眺望庭園・林
■その他のお風呂なし

施設情報
■部屋数全11室
和室11室(バストイレ付き11室)
■収容人数55名■駐車場15台
■ペット-■バリアフリー駐車場より客室の露天風呂まで車イスで移動可。
エステ・マッサージ -
■インターネットなし 
■DVD-
■TVチャンネル-
■施設-

こだわり情報
■冷蔵庫のシステム利用した分だけ申告(持ち込みのドリンクを入れるスペースあり)
■冷凍室利用不可
■冷蔵庫のドリンク中瓶ビール\600、ジュース\200
■オススメお土産-
■自動販売機ジュース\150〜■携帯アンテナ docomo 3本
au 3本
ソフトバンク 3本
ウィルコム 不可
■売店なし
■近くのコンビニクルマで5分
■アメニティ 
浴衣バスタオルタオル置いてない石鹸
ボディソープシャンプーリンス置いてないリンスinシャンプー
歯ブラシシャワーキャップドライヤーブラシ・くし
カミソリ綿棒置いてないウォッシュトイレ  
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス車いす対応客室/玄関前スロープ/階段、通路手すり/無料貸し出し用車いす
■お子様子ども用スリッパ/子ども用浴衣/浮き輪
■外国語対応不可

近隣情報
■周辺観光スポット猪苗代湖、磐梯山
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
鶴ヶ城
■スポーツ-

■露天風呂の宿 静楓亭:社長 荒井 和夫さんからのコメント 
一部屋の露天風呂に掛け流す温泉量は夏場は約17トン、冬場で40トン以上にもなります。「自家源泉」だから成せるワザです。そのすごさを直に体感して下さい。露天風呂の宿 静楓亭:社長 荒井さん

貸切日帰り情報
■料 金-
■利用時間-
食事付きプラン(要予約)
■料 金-■食事の内容-
■設定日-■受付時間-
■その他-

泉質/効能
■泉質ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性−中性−高温泉)
■源泉の温度50℃
■湧出量400リットル/分■水素イオンpH 7.8
■源泉の湧出状況自家源泉の本数:1本、自家源泉で動力泉(ボーリングによってくみ上げる源泉)
■加水/循環ろ過客室露天風呂、内風呂ともに加水・加温・循環一切なしの源泉100%かけ流し
■加温なし
■消毒なし
■浴槽の掃除の回数2日に1回
■入浴剤未使用
■効能きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
■湯の色翡翠色
■飲用不可(飲むことができるが保健所の許可を取っていない)■飲用の効能-
■におい/味無臭・弱塩味

アクセス情報※Googleマップを見る
■電 車JR磐越西線 猪苗代駅下車 車にて10分■送 迎要予約
■クルマ磐越道の猪苗代ICより115号線経由10分

 上記のデータは 2009/06/25現在のものです。
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