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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
御所坊のエスプリを進化させた上質の隠れヴィラ型リゾート
有馬山叢 御所別墅
ありまさんそう ごしょべっしょ
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有馬山叢 御所別墅
有馬山叢 御所別墅
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有馬山叢 御所別墅 
住所:〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬958-1
TEL : 078-904-0554※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.goshobo.co.jp/goshobessho/
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。
創業:平成20年
部屋数:10 室
貸切露天風呂×0
貸切の内風呂×0
部屋付きの露天風呂×0
部屋付きの豪華内風呂×10
オススメの客層〜20代30〜40代50代〜ファミリー女性客お忍び系
★★★★★★★★★★★★★
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ施設&大浴場の画像はコチラ客室の画像はコチラ料理の画像はコチラお土産&その他の画像はコチラ
★姉妹旅館の「陶泉 御所坊」のHPはコチラ★姉妹旅館の「ホテル 花小宿」のHPはコチラ★姉妹旅館の「旅湯 アブリーゴ 」のHPはコチラ

 この宿のキーワード■2008年4月オープン、日本の粋を集結したリゾート
■木立の中に静かに佇むヴィラ形式の全客室■泊食分離も可能、選べる滞在スタイル
■フレンチを昇華させた季節の“山家南蛮料理”■御所坊グループの他施設も利用可能

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
全棟にある新感覚の温浴施設“サーマルルーム”
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
宿から徒歩5分の距離にある貸切風呂「湯屋松風」
「御所別墅」の全客室棟バスルーム前には、“サーマルルーム”が設けられている。サーマルルームとは、人間の体温とほぼ同じ36℃に設定されているサウナのような温浴室。石造りの室内にはゆったりと腰掛けられるベンチ、その向いの壁にはTVモニターが備え付けられている。汗をかいたらすぐに、隣接のバスルームで身体を流すことができる。
この温度設定には理由がある。三寒四温等の温度変化の中暮らす恒温動物である人間は、体温を保つためにエネルギーを消費し、結果免疫力の低下を招く。ところが体温とおなじ温度帯、つまり母親の胎内の温度の状態にいると、体温調節のためのエネルギー消費をする必要がないため、逆に免疫力が増すということなのである。

実際に体験してみると、じんわりと身体の芯が温まる感覚がある。サウナのような激しい刺激もなく、また湯当たりもなく、小汗をかきながらTVモニターを見、読書をするなどして、長時間にわたり過ごすことが出来る。浴室で汗を流してから出ると、身体に残るポカポカとした感覚は持続し、ぐっすりと安眠することができるという、温泉浴と同様の効果が見られた。また、サーマルルームはテーブルやベンチを置くスペースも確保されているので、この部屋の中で親しい仲間で歓談するなどの、幅広い活用法がありそうだ。

また宿泊客は、「御所坊」の貸切風呂「湯屋 松風」を15:00〜20:00まで利用することも出来る。「韻(イン)」「籟(ライ)」と名づけられた2つの湯殿には、それぞれに「金泉」と「白湯」が備えられている。いわゆる「金泉」と呼ばれる有馬温泉の泉質は、「含鉄・ナトリウム-塩化物強塩高温泉」である。塩分濃度が海水の2倍程度もあるこの「金泉」は、湯浴みを堪能したまま洗い流さないでおくと、体がかゆくなるなどの不快感が現れることが多い。そのため、温泉の成分ではなく、単純に体についた塩分を洗い流すためだけに「白湯」も備えられているのだ。大人二人がゆったりと入れる広さのこの貸切風呂は、11:00〜24:00まで、2,100円で50分利用が可能だ。フロントで予約を取って利用するシステムとなっている。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
この宿の公式HP

宿泊情報 ※料金は1室2名様宿泊時の1名分 (サービス料込税込)
■通常料金\53,000〜 ※部屋の広さは100u

【泊食分離の場合】
ルームチャージ:\78,750〜(1室4名様まで)
(1名増える事に\10,500追加)
■IN→15:00
※休前日は+\0
■OUT→12:00
■特別室-■カード使用
■お薦めの部屋「X」:特長 バリアフリー仕様のサーマルスイート
■部屋の眺望山・川・庭園
■夕食フレンチ(御所坊他で和食やイタリアンも可能)
■朝食洋食(御所坊他で和食やイタリアンも可能)■部屋食なし

施設&大浴場の画像はコチラ
絵画のように窓外の緑を楽しめるダイニングバー
客室の画像はコチラ
100uの広さがある全ヴィラは滞在向きの余裕あるつくり
料理の画像はコチラ
季節の素材にこだわり。フレンチを昇華した“山家南蛮料理”
お土産&その他の画像はコチラ
エステサロン「B&I」からの出張アロマテラピー&エステ
1191年の創業以来、15代に渡って受け継がれてきた日本の名宿、「陶泉 御所坊」。日本三名泉に数えられる有馬温泉の代名詞的存在であるこのお宿は、古い旅館を再生させた「ホテル花小宿」、レンタル型コンドミニアムの「旅湯 アブリーゴ」という姉妹宿も、同じ有馬温泉内に持つ。他にも系列店としてバーやレストラン、カフェ、ギャラリー、ミュージアム、土産物屋などを展開し、温泉街に点在するこれら施設は街全体の雰囲気づくりと活性化に一役買うなど、名実ともに有馬温泉の中心的存在である。元来、一軒の由緒正しき老舗宿であった「御所坊」だが、街全体に広がるこの動きは現当主、15代目の金井啓修氏のアイデアに端を発するものである。その彼自らの豊富なアイデアと培った経験を注ぎ込み、平成20年4月にオープンしたのが、4軒目の宿泊施設となる「有馬山叢 御所別墅(ありまさんそう ごしょべっしょ)」だ。

『別墅』とは、別荘という意味。中国語では別荘よりも格式の高いものを表す言葉で、命名は御所坊全体のイメージアドバイザーでもある美術作家、“無方庵”綿貫宏介氏。 “国際的視野に立った有馬の温泉宿”というイメージで宿づくりを進めた結果、有馬では初の、全室離れのヴィラ型式となった。それぞれが独立した全10棟からなる、より静かに、より豊かな休暇を過ごす人に向けたお宿。空間的な余裕、自然を間近に感じられる環境―これら海外リゾートによく見られる利点をただ輸入するのではなく、「日本の有馬」を感じさせる佇まいに変貌させたのである。

そもそもこのエリアは、日本の観光業界における記念碑的な地であったという。近代日本の黎明期、神戸港が開港した明治期に、多くの海外セレブリティが休暇のため足を踏み入れた地がここ有馬。特に「御所坊」のさらに奥、滝川の渓谷沿いには「杉本ホテル」や「増田ホテル」など、外国人専用のホテルが建ち並んでいたという。「御所別墅」の建つこの地にもかつて、京都清水寺の流れをくむ尼僧、清水清林が経営する「清水ホテル」があった。夫と共に10ヶ月をかけて世界一周し、『レイ夫人の世界周遊旅日記』を記したイギリス人、アリス・メアリー・レイ夫人も明治15年にここを訪れ、ランチを楽しんだという記録も残っている。つまり、ここは100年以上も前から、海外から訪れる人々に日本という国の良さを発露する場であったというわけである。その脈々と流れる伝統を受け継いだのが、有馬温泉の顔である「御所坊」であり、当主の金井氏であったというのは、必然と考えるべきであろう。

六甲山の深い緑も、ここ有馬の風物詩だ。高い木立の中、黒塀に囲まれたひっそりとした印象の門をくぐり、正面に聳える樹齢数百年という杉の巨樹をシンボルにした館内に入る。客室は前述の通り全て離れだが、その他の施設もそれぞれ別個の建物からなる。

まずフロントのあるロビー棟、ここは館内で最も大きな建物で、100人は収容できるという広さのロビーと、カウンター式のダイニングバーがある。このロビーの利用は宿泊者に限定しておらず、一般の方でもランチなどでの利用が可能だ。さらに、結婚式などのパーティ会場としても開放するというホテルのようなスタイルも持つのである。
続いて、隣にあるのが食事棟。個室に分けられたダイニングルームが並ぶ、よりプライベートに食事を楽しみたい方に向けた会食場である。各個室の窓から正面に、目の前に広がる山の緑を楽しむことができる。これら二つの建物は崖の上に建てられており、建物の外、崖側には心地よい風の吹くウッドテラスが続けて設けられている。天気のよい日などにはここで朝食やランチをいただくこともできるというものだ。
取材は4月下旬、新緑に輝く山は色鮮やかで、新しいこのお宿のフレッシュさを象徴するかのようであった。6月頃には渓流でホタルが見られ、また秋には紅葉も楽しめる。冬には雪で薄化粧する静かな風情も楽しめるという、まさに自然を感じられる環境にある。

もうひとつ、男女別の大浴場とエステルームのある温泉棟が入口から見て左手にある。この湯殿は、江戸時代に有馬にあった共同湯・元湯「一の湯」・「二の湯」をモダンに復元したもので、15:00〜0:00、6:00〜11:30の時間帯で利用が可能だ。太い梁が組まれた浴室はシンプルな構成で、黒い御影石が鈍い光沢を放つ。有馬温泉名物の金泉が張られた湯舟は、大人10名が入れるほどの大きさを持つ。有馬の新しい施設ながら、古式ゆかしい伝統はここでも引き継がれているのである。洗い場スペースも広く取られており、海水の二倍の塩分を持つという金泉を、湯上り後にしっかりと洗い流してから出ることができる。個別ブース内にある全身シャワーも好評だ。
エステルームは2室設けられており、湯上り後などに身体の芯からリフレッシュをすることができる。施術は、やはり「御所坊」の関連施設、温泉街にあるアロマテラピー、「B&I」のスタッフによる。
施設&大浴場の画像はコチラ
この宿の公式HP
宿泊においてもっとも長い時間を過ごすであろう客室は全10棟。すべて離れ形式で、大きく分けると平屋タイプが5棟、メゾネットタイプが5棟に分類できる。すべてのヴィラは、長期滞在でもゆっくりと寛げるようにとの配慮から、テラス部分を除き100uの広さが確保されている。ヴィラのため四方に窓が設けられており、そのため室内には豊富な陽射しが差込む。人間の体温とほぼ同じ室温のサーマルルームも全室に備わっている。
ちなみにこれは、アジア圏を中心に展開する高級リゾートホテルチェーン、アマンリゾートのスタンダード客室と同じほぼ広さとなっている。

平屋タイプの5棟のうち、池の端、築山部分に設けられた客室は「T」〜「V」の3棟。入口は石段を登った箇所にあるが、室内はフラット。リビングルームとベッドルームが連続する、細長い間取りとなっている。高い天井の中、落とされた暖色の照明が静かな雰囲気をかきたてる。リビングルームにはカウンターバー(客室U、Vのみ)や、オーダーメイドのテーブル、応接セットにPCデスクが置かれる。

池に面してあるのが「W」と「X」の2棟。部屋配置は異なるものの、リビング、ベッドルーム、洗面、サーマルルーム、バス・トイレという間取り、高い天井の開放感ある空間は「T」〜「V」と同様。「X」はお宿の入口から、段差がほとんどなく到達することができるバリアフリー型のヴィラで、トイレに手すりが設けられているなど、より多様な宿泊客への対応が見られる一室だ。

敷地内の石段を滝川に向けて下ると、メゾネット型ヴィラ「Y」〜「]」の5棟が並ぶ。斜面に建つため玄関は2階。リビングルームには畳の掘りごたつコーナーも設けられ、和洋折衷間となっている。木の螺旋階段を降りた1階にベッドルームとサーマルルーム・バスルームという構成だ。一室最大で4人までの宿泊が可能となっており、こちらのメゾネットタイプは家族連れなどにより向いているといえよう。窓の外にはすぐ滝川が流れ、より近くに自然を感じられる。

客室設備は日本製、世界に誇れる“Japanese Products”を厳選している。電話や空気清浄機、DVDプレイヤーなどは東京生まれのデザイン家電メーカー「amadana」のもので統一。TVはHITACHI製、37インチの液晶がリビングとベッドルームに一台ずつ置かれる。浴室に置かれるシャンプー・コンディショナーは資生堂の「TSUBAKI」だ。
長い時間を過ごすベッドのマットレスやシーツなどのリネン類にも、日本製の最高品質のものを使用。枕も硬いものと柔らかいもの2種類を用意。調度品や設えだけでなく、肌に触れるものから上質にこだわり、徹底をしている。さらに、麻100%のリラックスウェアー、バスローブ、湯上り足袋も高品質の糸を使ったオリジナルのもの。御所坊グループでは地球環境に配慮をし、できるだけリサイクルできるものやダイオキシンを発生させない材質のものを吟味し、人と地球にやさしい品を使用しているという。

テーブルなどの家具類もオリジナル品。綿貫先生がデザインを監修したもので、岡山出身の家具デザイナー、迎山直樹氏によって作られた。タモ材のテーブルは温泉の土を混ぜた染料を施したところ、独特のグレー色に仕上がったという。このテーブルの足は鍛鉄でできており、この鍛鉄と、玄関ドアのステンドグラスや客室のランプは、綿貫先生の知人でもある高橋正治氏のデザイン。

リゾートとしての雰囲気と風格を持ちながら、有馬という地は神戸市内。利便性も忘れられていない。全室に完備されているデスクトップPCは光ケーブル接続されており、交通機関の時刻表や、神戸市内のグルメ情報、周辺観光地情報などを検索するのに便利だ。また、プリンターも格納されており、欲しい情報をプリントアウトして携帯することも出来るようになっている。
客室の画像はコチラ
この宿の公式HP
食事とその場所を選ぶことができる自由度の高さも、このお宿の特徴だ。基本的に泊食分離のシステムを導入しているため、まず館内でのフレンチ、「御所坊」にある食事処「餐房 閑」でいただく山家料理、そして有馬の街のレストランという3択が用意されている。館外の施設で食事をいただく場合は、宿名物のロンドンタクシーによる送迎がつく。

オープンな環境でお酒をいただくなどして食事を楽しみたいなら、ロビー棟にあるダイニングバーがいい。ここにはソムリエも常駐しており、取り揃えられたブルゴーニュ産や勝沼産などの厳選のワインや日本酒をその日の食事にあわせてセレクトしてくれる。カウンター正面に取られた窓からは、ライトアップされた緑が深い陰影を刻む様子が見られる。
よりプライバシー感を求めるなら、隣接するダイニング棟の個室を希望するといい。ここは人数に応じて部屋の大きさも調節できるので、大小各種パーティや祝い事の席などにも活用できる。
また現在、客室での提供も計画しているという。

旅館の典型にとらわれない姿勢は、有馬の街と一体化した「御所坊」のらしさが現れたものといえるだろう。それは、食事そのものにも表れている。オープン間もない取材時(2008年4月)にメインダイニングでいただいたのは、フレンチをベースに独自のアレンジを施した“山家南蛮料理”。これは、明石浦・浜坂漁港の天然魚介類と有馬近郊の道場町・淡路島の野菜が主役の魚菜コースだ。
兵庫県香美町に持つ自家農園で収穫された野菜を用い、また鮮魚や肉、果物に関しても、可能なかぎり地産地消にこだわる。脂分を極力抑え、純正のフレンチにはないあっさり感があるが、地元・有馬出身の津田義浩シェフの熟練の技術をして、濃厚で深みある味わいに仕上がっている。彼はこれまで、神戸ポートピアホテル、神戸ベイシェラトンホテルやウェスティンホテル淡路などの一流ホテルのレストランで、オープニングから携わってきた経験があり、このオーベルジュ的な要素も持つ、新しい宿をプロデュースする一人なのである。

マクロビオティックを参考に、季節の旬の素材、なるべく植物性タンパク質の素材を利用するなど、これからの“食”の主流になるであろう健康に配慮したコースメニューは、取材時の場合以下の通り。温泉街にある“ガレーリア・レティーロ・デ・オーロ”でチョイスした、素朴さと洗練が同居する食器と絶妙の相性を見せる。

山叢晩餐のはじまりとして長皿に並ぶのは、有馬滝川虹鱒の自家製フュメ(燻製)、その卵と道場で農園を営む樋口さんが栽培したフヌイユの実と葉が添えられる。レンゲに載せられた赤蛤と竹の子のマリネには木の芽が添えられており、一口にその香りと味を楽しめる。黒米と芽キャベツのブロシェット(串揚げ)、これは淡路産の古代米(黒米)を白米とブレンドし香ばしさを加えたもので、もろ味噌の味わいによく馴染んでいる。もうひとつは白和えのような、三田“日向牧場”のリコッタチーズとセリ菜。リコッタチーズとは、汲み上げ豆腐のように、凝固しかけのチーズをすくったもので、乳糖が多く、脂肪分が少ない。そのためほんのり甘くさっぱりとしていて、裏ごしした豆腐のような食感がある。このように和え物として登場するのは津田シェフならではのアイデアだ。

ガラス盆に載せられて登場するのはパルフェ(パフェ)。明石海峡の渡り蟹とそのブイヨンジュレ(ゼリー)と、蕪やブロッコリーなどお気に入りの小野菜がグラスに入れられる。添えられたスプーンのバルサミコを入れ、かき混ぜていただくという趣向のもの。新鮮な野菜の青臭さと歯触り、渡り蟹の磯の香りとコク、バルサミコやジュレの酸味と香ばしさが口の中でパッと広がる。

野菜が主役の品が続く。繊細な色合いを見せる涼しげなガラスボウルには、旬の冷製・特濃トマトのヴァミッセリを中心に、プティポア(小絹さや)など豆野菜、アンモナイト状にゲソが巻かれた明石海峡のハリイカが入れられ、紫と緑のからし菜が載せられた目にも鮮やかな一品。トマトの深い味わいと酸味に、さらに深みを感じさせる味わい。

明石浦のお魚料理として、岩屋で獲れた油目(アイナメ)のポワレ。抜きの大根と淡路産の太いアスペルジュ(アスパラガス)、ハンガリアンパプリカのソース、フランスキャベツのエッセンスと空心菜の葉・ケールの花が添えられる。オリーブ油の香ばしさと、各ソースの素材の味が引き立っている。大根はこの季節に採れる大きさ、まだ小さいものをそのまま使用。自然と一体感のあるメニューであることがわかるだろう。

肉料理はこの日、特選但馬牛。低温調理された、鞍下肉のフィレビーフのポアレに、黒キャベツ、紫人参のロティ、アラジンカボチャのラグーが色鮮やかに添えられる。もろみと醤油、一味唐辛子を混ぜた特製ひしおがらしが、西洋マスタードのように添えられており、独特の甘味があるカブの仲間、ビーツのジュ(ソース)の控えめな味とよく馴染む。和風の味付けと洋風の盛り付け、双方の利点を融合させた一品である。コースによっては三田牛なども出され、もちろん独特の味わいに仕立て上げられる。

ここで出されている“Besshoパン”は焼きたて。プティ・リュスティックは脂分を省いたもので、食物繊維や鉄分、ビタミンB1の含有量も高い全粒粉のパンとともに、毎日ここの厨房で焼かれているものだ。動物性たんぱく質をふくむバターなどは用いず、消化に優しいエクストラヴァージンオイルや淡路の藻塩をつけていただく。

ここ有馬温泉はスイーツのメッカ、神戸市内にある。それだけにデザートのレベルも非常に高い水準で提供される。デザートには二郎(にろう)いちご、“章姫”のシブーストにいちごのクーリー、そして炒り番茶のアイスクリームにはクリスタル状のカラメルが載せられる。番茶には苦味がないため、濃厚な味わいのものがつくれるそうだ。

食後にはコーヒーや紅茶に添えて、ミニヤルディーズが出される。最中タルトレットと新生姜のコンフィ、プラリネ・ターブルショコラ、コーヒー生チョコ、赤卵の殻に入ったジャスミンティーのプディングというラインナップだ。コーヒーはサントス・アラビカ種。芯まで焙煎されている炭焼きのもので、豆をそのまま食べても美味しいほど。紅茶は香りにインパクトがあるスリランカ(セイロン)のdilmar社のアールグレイを使用したオレンジティーが用意されている。

朝食も同様に、個室、バー、テラスなど自分の好きな場所でいただくことができる。“パン・ド・ボゥ”の焼きたてパン数種と、ブロッコリーのスープ、フロマージュのフルーツ載せ、オレンジジュース、コーヒーor紅茶に加え、国産ハムに添えられる卵料理が出された。オムレツ、スクランブルドエッグ、目玉焼き、ポーチドエッグから選んでいただくことができる。
館内でとる朝食も、ゆくゆくはルームサービスもできるような対応を考えているという。よりのんびりとした滞在を好む方にはありがたいサービスである。
料理の画像はコチラ
この宿の公式HP
朝食前などに、朝の賑わいを見せる温泉街へ繰り出すのもいいだろう。都会の喧騒などとはかけ離れたひっそりとした佇まいのこのお宿だが、有馬の温泉街まで徒歩で坂道を下って5分程度。狭い路地や坂道が縦横無尽にひろがる迷路のようなこの温泉街には、お土産屋やレストランなどに混じり、文房具屋や生鮮食品店などもある。また、御所坊グループのギャラリーやカフェも点在するので、物見遊山としてはまたとない環境にある。

連泊などで旅館の贅を凝らした食事に飽きたら、温泉街にあるレストラン、有馬食堂「花居森(はなごもり)」や、太閤橋のたもとにあるラーメン屋「青龍居」などでの食事もいいだろう。ランチには昭和の懐かしい雰囲気を持つ「茶房 チックタク」や、御所坊の先々代の主人の家をリニューアルした「カフェ・ド・坊」での軽食もいいかもしれない。千差万別の客の好みと滞在スタイル。バラエティに富む選択肢の中から取捨選択し、自身の好みをチョイスできるという自由度の高さも、やはり御所坊グループに宿泊するからこその特典、付加価値なのである。
お土産&その他の画像はコチラ
この宿の公式HP
上述のように、明治初期から海外要人に向けたリゾート地として開発され、その後関西系財閥が永い間所有し、数年前に手放す。そこで、金井氏の知人約20名が集まりファンドを結成、まわりから持ち上げられるようにしてはじめたのが、この新しい宿立ち上げプロジェクトなのである。始まりは、2006年夏のこと。由緒正しいこの地を生かすべく、彼の責任感や使命感をもってこの事業に向かった。

意外といえば意外なのが、これまで老舗宿を受け継ぎ、古い旅館を再生させるなどしてその手腕を発揮してきたオーナー金井氏だが、ゼロの状態、いわゆる新築から手がけたお宿はこれまでなかったということ。それだけに、「御所別墅」には彼の想いが凝縮しているということができるだろう。“らしさ”を感じさせるのは、大型の宿泊施設ではなく、点在する離れの形式にしたことだろう。有馬温泉を見渡せば数多くの高層温泉ホテルが建ち並んでいるように、同じような大きなものを建てて収益を考えるのが普通なのかもしれないが、温泉業界の粋人、金井氏は違った。

とにかく全室スイート仕様、離れ形式、メインダイニングにはフレンチ、極上のエステ、季節には蛍の舞う自然たっぷりの閑静な環境・・・と、贅沢なキーワードがこの「御所別墅」に組み込まれている。前述のように、泊食分離を推進し、自分の宿だけでなく、有馬の温泉街全体の活性化に情熱を注ぐ彼だからこそできた、結晶のような宿でもある。できれば、最低でも2泊はしたい。連泊してこそ、この落ち着いた空間が肌にしみてくる。別荘代わりに使って欲しいとの意図から、「御所別墅」という名を付けたわけだから。

もうひとつ金井氏らしいところは、「露天風呂付き客室」を造らなかったところ。この価格帯の宿泊施設で離れ形式であれば、普通なら、分かりやすく客室に露天風呂を造る傾向にある。さらに言えば、源泉も豊富に所有しているので、造れないはずはない。アンチ客室露天風呂でもあるまいが、これも彼の真骨頂かもしれない。全室に客室露天風呂の代わりに、「サーマルルーム」という提案は、彼ならではの、または彼にしかできない発想なのだ。

この新しい金井ワールドを是非、体感していただきたい。有馬初とも言えるラグジュアリーな宿は、全国的にみても、多くの個性が内包された宿泊施設だということは断言できる。 (J/eb)
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貸し切り情報
■貸切料金宿泊の場合 ・貸切風呂「湯屋松風」:\2,100/50分(※貸切料は風呂単位)
■利用時間11:00〜24:00(受付終了時刻は23:00)
■予約方法チェックイン時(先着順)

風呂施設情報
■貸切風呂内風呂
■貸切風呂の眺望なし
■その他のお風呂サーマルルーム

施設情報
■部屋数全10室
洋10室(バストイレ付き10室)
■収容人数37名■駐車場30台
■ペット不可■バリアフリー一部対応
エステ・マッサージ エステ:\7,350〜/45分〜(詳細:アロマオイルによる美顔マッサージや、アロマテラピーによる足つぼマッサージなどのショートメニュー)
■インターネット客室 LANケーブル(光)
■DVDあり
■TVチャンネルNHK2局、民放7局、NHKBS3局、(08年5月より、オンデマンドで映画などのチャンネルが繰り返し、タイムスケジュールによって流れる)
■施設バー、その他(ロビーホールはパーティーなどの利用も可能)

こだわり情報
■冷蔵庫のシステム利用した分だけ申告(持ち込みのドリンクを入れるスペースあり)
■冷凍室利用不可
■冷蔵庫のドリンク缶ビール:\500  ジュース(オーガニック):\600
■オススメお土産オリジナルリラックスウエアー(\18,900)
■自動販売機-■携帯アンテナ FOMA 3本
au 3本
ソフトバンク 圏外
ウィルコム
■売店-
■近くのコンビニ徒歩10分
■アメニティ 
浴衣バスタオルタオル置いてない石鹸
ボディソープシャンプーリンス置いてないリンスinシャンプー
歯ブラシシャワーキャップドライヤーブラシ・くし
カミソリ綿棒置いてないウォッシュトイレ  
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス車いす対応フルフラット客室(1室)
■お子様-
■外国語英語

近隣情報
■周辺観光スポット六甲山・三田プレミアムアウトレット・姫路城・淡路島
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
有馬玩具博物館(玩具教室)・瑞宝寺公園・二郎いちご
■スポーツテニス・ゴルフ

■有馬山叢 御所別墅:広報:和田もえ子さんからのコメント 
2008年4月にオープンしたばかりの10棟だけの離れです。
有馬の中でも静かな環境なので、必ずおくつろぎいただけると思います。
有馬山叢 御所別墅:広報:和田もえ子さん

貸切日帰り情報
■料 金-
■利用時間-
食事付きプラン(要予約)
■料 金\8,925〜■食事の内容山家南蛮料理
■設定日2日前 予約■受付時間11:30−13:30
■その他

泉質/効能
■泉質含鉄・ナトリウム-塩化物強塩高温泉
■源泉の温度83.5℃
■湧出量-■水素イオンpH -
■源泉の湧出状況神戸市泉源(御所源泉など)より
■加水/循環ろ過○男女の内風呂(一の湯・二の湯):加水をしない100%の源泉が貯水タンクから注がれているが、二酸化塩素で消毒している。
○貸切の内風呂(湯屋松風の金湯):加水をしない100%の源泉が注がれているが、二酸化塩素で消毒している。
※「白湯」(=水道水)の湯舟を男女別大浴場や貸切風呂「湯屋松風」に併設。
■加温なし
■消毒あり(詳細:二酸化塩素で消毒)
■浴槽の掃除の回数7日に1回
■入浴剤未使用
■効能神経痛・筋肉痛・慢性婦人病など
■湯の色金色(赤茶色)
■飲用可(金の湯のみ)■飲用の効能あり(詳細:食欲増進)
■におい/味無臭/塩辛い(海水の二倍の濃度)

アクセス情報※Googleマップを見る
■電 車東海道・山陽新幹線「新神戸」駅よりタクシーで20分・神戸電鉄「有馬温泉」駅より徒歩10分・六甲有馬ロープウェイ「有馬温泉」駅より徒歩約5分■送 迎あり
■クルマ中国自動車道「西宮北IC」より約10分・山口ジャンクションより約10分

 上記のデータは 2008/04/24現在のものです。
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