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和みの湯宿 なかやま なごみのゆやど
なかやま NAGOMI-NO-YUYADO NAKAYAMA | |
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<上記の画像をクリックすると公式HPにリンク>
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| オススメの客層 | 〜20代 | 30〜40代 | 50代〜 | ファミリー | 女性客 | お忍び系 |
| 露天付き客室 | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ |
| 一般客室 | ★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★ |
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| この宿のキーワード | ■信州の里山を望む客室露天風呂 |
| ■リニュアールオープンし清潔感あふれる館内 | ■手打ちそばなど南信州の郷土料理 |
| ■駒ケ岳ふもとの素朴な田園風景 | ■光前寺と駒ヶ根高原美術館が目の前 |
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| 「和みの湯宿 なかやま」は平成20年のリニューアル時に新館を建てた。 その新館は「佳日庵」と呼ばれ、全6室が露天風呂付きである。 坪庭付きの開放的な露天風呂となっており、清潔感あふれる浴場スペースである。 浴槽の造りは2種類に分かれる。
「椿」、「辛夷(こぶし)」、「花筏(はないかだ)」の客室露天風呂は正方形の湯舟になっており、枠には檜を使用、中は石造りとなっている。 「満作」「山法師」「花筏(はないかだ)」の客室露天風呂は八角形の浴槽。枠に檜、中に石を施した造りは共通だ。露天風呂の他にシャワー付きの洗い場も備わっている。
眺めは坪庭と目隠しがわりの木塀と簾が見えるばかりだが、落ち着いた雰囲気の庭を眺めつつゆったりとした気持ちで湯を楽しめる。 草履を履いて庭に出てみれば、南アルプスに抱かれた里山の風景が一望でき、何とも癒されるパノラマが広がる。
湯は中央アルプスの麓から湧き出るという「早太郎温泉」の引き湯。 泉質はアルカリ性単純温泉で刺激の少ない柔らかな感触。ゆっくりと肌に浸透させていただきたい。 こちらの湯は温泉資源の保護のため循環ろ過装置を使い、各宿に送湯されているという。 「なかやま」では加水はせず、加温しながらかけ流しにしている。 |
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宿泊情報 ※料金は1室2名様宿泊時の1名様分
(サービス料込税込) |
■一般客室 「桂」、「竹」、「松」、「桜」、「槐」
| ¥13,650〜休前日アップ料金¥2,100(オンシーズンは¥15,900、休日アップ¥1,050) 「桂」・・・8帖×2+6帖×2+洗面所×2+T×2。定員は3〜6名。 「竹」・・・和8帖+和6帖+洗面所+T、定員5名 「松」・・・和10帖+和4.5帖+洗面所+T、定員5名 「桜」・・・和7.5帖+和4.5帖+洗面所+T、定員4名 「槐」・・・和8帖+洗面所+T、定員3名 |
■露天風呂付き客室 「辛夷」、「満作」、「山法師」、「花筏」、「桐」
| ¥19,950〜休前日アップ料金¥2,100(オンシーズンは¥22,050、休日アップ¥1,050)間取り・・・和10帖+広縁+月見台+坪庭付き客室露天風呂+シャワールーム+T、定員4名 |
■茶室・露天風呂付き特別室「椿」
| ¥24,150〜休前日アップ料金 ¥1,050 間取り・・・和12帖+4.5帖茶室+広縁+月見台+坪庭付き客室露天風呂+シャワールーム+T、定員6名
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| ■IN→ | 15:00 | ■OUT | 10:00 | ■カード使用 | 不可 |
| ■部屋の眺望 | 山・田園 |
| ■夕食 | 和食 | | ■朝食 | 和食 | ■部屋食 | なし |
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| 長野県駒ヶ根市が観光地として注目されるようになったのは、昭和42年、中央アルプスに駒ヶ岳ロープウェイが開通してからのこと。 こちらは日本初の山岳ロープウェイ。標高1600mから2600mまで昇るのは日本一の高低さである。 自然が作り出した大パノラマを眺めつつ、まさに雲上の世界を体感できるのだ。
駒ヶ根市は、中央アルプスと南アルプスの両方を望み、里山の風景が広がっている。 中央自動車道駒ヶ根ICから5分ほど車でいけば、中央アルプス・宝剣岳とともに「和みの湯宿
なかやま」は見えてくる。
田園風景広がる地域に、どこか心が和らぐ田舎らしい外観。南信州の伝統的な民家様式である「本棟造り」で、勾配のゆるい瓦屋根が特徴的だ。 平成20年にリニューアルオープンし、全室露天風呂付き客室を備えた新館を誕生させた。
本館から玄関を入っていくと、番傘が置かれていて、日本旅館の趣きを感じる。 そして木のぬくもりが和ませる、ロビー・エントランスが広がっている。 天井が高く吹き抜けになっており、昼間は明るい光が差し込むことだろう。 ロビー正面には見たこともないケヤキの大木が飾られていた。樹齢800年〜1000年と思われ、その複雑な造形は自然の神秘すら感じる。 ケヤキの右手にはラウンジ「温石庵(おんじゃくあん)」があった。ここではコーヒーや抹茶を注文することができる。 ちなみに「温石」とは客人をもてなしたいが食べるものがなく、せめてもの空腹しのぎにと温めた石を渡し、客の懐に入れてもらうという茶道の精神からとったという。 ロビーにはライブラリーも備わっていた。 館内には余計な娯楽室などないので、部屋でゆっくり読書するのもお薦めだ。
本館の地下には大浴場が備わっている。 夜は23時まで、朝は6時から入浴できる。男女別で、翌朝浴室が入れ替わっていた。 大浴場は、露天風呂と内湯を備えている。眺望は目隠しのためほとんどないのだが、その分ゆっくりとお湯に向き合えるだろう。
こちらの「早太郎温泉」は中央アルプスの麓から各宿に送湯されている。 「なかやま」では加水はしていないが、循環ろ過機を使用している。 泉質はアルカリ性単純温泉で、pH9.1とアルカリ性が比較的高く、ヌルヌルした感触。足元に注意して入浴していただきたい。 効能は神経痛、筋肉痛、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器疾患、冷え性など。
脱衣所では冷たい水がいただける。 大浴場から出たところには湯上り処があった。 ここではドリンクを飲みながら、マッサージチェアを無料で利用できる。 |
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| 2008年にリニューアルオープンした宿は、本館に一般客室5室、新館に露天風呂付き客室6室の全11室となった。
新館は離れになっており、6室を総称して「佳日庵(かじつあん)」と呼んでいる。 「お泊りいただいたお客さんに、佳き日(よきひ)となっていただけるように…」との思いが込められているという。
宿で最もグレードが高いのが茶室・露天風呂付き特別室「椿」。「佳日庵」の中でも独立した棟に部屋がある。 広々とした和室の造りは、シンプルで寛げる空間。メインの和室の他に、茶室も設けられている。
露天風呂は坪庭が付いた豪華な趣き。 広縁や月見台もあり、モダンなイスが配されている。湯上りにはこちらで和んでいただくのがいいだろう。 間取りは12帖+4.5帖茶室+広縁(ローテーブルとイス付き)+月見台+坪庭付き客室露天風呂+シャワールーム+T。
新館にある他5室は同グレードの露天風呂付き客室で、「辛夷」、「満作」、「山法師」、「花筏」、「桐」。 シンプルでモダンな和室で、余計な装飾のない落ち着いた空間になっている。やはり広縁と月見台も備え、露天風呂は坪庭付きだ。
間取りは10帖+広縁(ローテーブルとイス付き)+月見台+坪庭付き客室露天風呂+シャワールーム+T。 本館にある一般客室も全て和室の造り。
「桂」、「竹」、「松」、「桜」、「槐」の全5室は同グレードとなっているが、「桂」のみ3名様以上のグループ専用客室としている。 「桂」は2室分を1室にし、宿の中で最も広い造りである。洗面台や冷蔵庫、テレビなど全て2つ備わっているので、2家族で泊まっても大丈夫だ。
間取りは8帖×2+6帖×2+洗面所×2+T×2。 「竹」は他の客室と比べると少し天井が低いが、広々とした和室の造りになる。 間取りは8帖+6帖+洗面所+T。
「松」は和室が2部屋備えており、他の一般客室と比べると新しい部屋になっている。 間取りは10帖+4.5帖+洗面所+T。
「桜」にも落ち着いた雰囲気の和室が2つ備わる。 間取りは7.5帖+4.5帖+洗面所+T。 「槐」は和室が1部屋で、コンパクトな仕様。
間取りは8帖+洗面所+T。 全ての客室にシャワー付きのトイレや洗面所を設け、アメニティ類もしっかりと整っている。 冷蔵庫は利用した分だけ申告で、持ち込み用のスペースがある。 |
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| 「和みの湯宿 なかやま」での夕食は基本的に18時ごろから、地下一階の食事処にていただく。 完全個室となっており、プライベートな食事時間が楽しめる。
取材時(2009年2月中旬)の献立をここに紹介する。 まず食前酒に出たのは紫蘇酒。こちらは月変わりで季節に合ったものを出しているという。
先付は鮟肝豆腐。上に添えられるのは、イカ墨で色付けした飛び魚の卵。見た目も食感もキャビアに似た一品。 続いては前菜だが、取材時にいただいたのは「春祭」。
見た目に美しい盛り付けで、非常に手間をかけられた10品が一つの皿で、春の訪れを祝うかのようだ。 内容は、巻おやき茄子味噌、梅麩(ひな祭り風)、ホタルイカのマリネ、干し柿チーズ、お雛うずら、お内裏芋、鳥の山葵漬け、里芋田楽、菱もち、いくら寿司となっている。
食材にも徹底してこだわっており、例えば干し柿で使われる市田柿は一つ200円〜500円の仕入れ値だという。 続いて陶板焼きは鱒(ます)のチャンチャン焼き。
北海道産の鱒を信州味噌と西京味噌の合わせ味噌で豪快に焼いていただく。鱒と味噌との相性は抜群だ。 お造りはばちまぐろ、愛媛産鯛の昆布締め、北海道産ホタテの博多、馬刺しユッケ。
日によって入荷する魚は変え、新鮮なものを出している。 続いてなかやま名物、グラタンのパイ包み。 コーン、玉ネギ、マカロニ、リンゴ、地元野菜(冬は九州から取り寄せ)をグラタンにしてパイで包んだ。
創業当時から30年作っているという、宿の歴史とともにある一品だ。 お次の椀物は選択制となる。人気なのが信州名物の二八蕎麦。こちらは宿の社長の弟である専務が作る手打ちとのこと。
蕎麦が苦手な人は蛤(はまぐり)の澄まし汁を選択していただく。 続いて南信州・飯田市の郷土食、鯉の旨煮。こちらは鯉を輪切りにし甘辛く煮た、癖になる味。
油物は天ぷらだが、山菜を中心としてヘルシーな品揃え。 南信州産のふきのとう、鹿児島産タラの芽、熊本産の金時草(水前寺菜)、地元で採れたヤーコン、海老のカダイフ揚げを紅塩でいただく。カダイフとはギリシャやトルコを起源とする極細で麺状の生地。
焼いても揚げてもパリッとした食感を楽しめるという変わり揚げである。 蒸し物に長野県産黒毛和牛をいただく。 焼くのではなく、あらかじめ火をつけた鍋で蒸して、コースの最後で召し上がるというこだわりの一品。ネギとともに胡麻ダレでいただけば、口の中でとろける。
食事は芹御飯(せりごはん)。芹は冬から早春に旬を迎える貴重な緑黄色野菜である。 米は駒ヶ根のお隣、伊那市の「川下り米」。三峰川から供給された土壌や用水を使った米を一般に「川下り米」と呼び、南アルプスを水源とし、ミネラル分を多く含むことが美味しさにつながっていると評判である。
香の物と、豆腐の味噌汁と一緒にいただく。 デザートは胡麻アイスと季節のフルーツ。 胡麻アイスは手作りのもの。フルーツはパイン、イチゴ、キウイ、バナナ。季節柄、ハート型のチョコも添えられていた。
以上が夕食メニューとなっているが、月替わりでお品書きが変わる。 「日本の食文化を守る会」の会員宿だけあり、手のこんだ会席料理と山の幸中心の郷土料理をうまく合わせ、一品一品のレベルは非常に高い。秋には松茸をいただくことができる。
「なかやま」で2005年から料理長を務めているのが稲垣考俊氏。 まだ若いが腕は確かである。しかも宿では昼食プランも用意しており、そちらも作っているというから恐れ入る。
昼食は10名様以上からの完全予約制で、お一人様4,000円以上のお支払いの場合、大浴場にも入れるというプランがある。 稲垣氏が料理長になるまでは、女将が食事を作ってきたという。昔からある定番メニューに稲垣氏の創意工夫が加わり、今後更なる進化が見込めると思う。
現在、夕食昼食を稲垣料理長が担当しているが、朝食だけは今でも女将の担当とのこと。 朝食は7:30〜8:30の間に食事処にていただく。
取材時にいただいたのは玉子焼き、野沢菜、イナゴのつくだ煮、大根ステーキ、揚げ茄子、長いもシラス乗せ、エノキのナズナのゴマ和え、地元で採れたフキノトウの醤油浸け、イカ素麺、地野菜のサラダ、ニジマスの甘露煮と、朝から満足すること間違いなし。
御飯は名物の雑炊をいただいた。創業当時から女将が30年作り続けていて、白菜、ニンジン、しめじ、鮭、鶏肉などが数種の出汁とともに旨味を出している。 味噌汁の中身は椎茸、シメジ、大根、アゲ。
他に、バナナ、オレンジを食後にいただく。和食でもホットコーヒーがいただけるのはうれしい。 | |  |
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| 「駒ヶ根」という地名は、「駒ヶ岳の麓の町」というのが地名の由来である。
「駒ヶ岳」と呼ばれる山は日本に16ケ所とも18ヶ所とも言われているが、ほぼ東日本に集中している。
特に、駒ヶ根市は東の「甲斐駒ヶ岳」、西の「木曽駒ヶ岳」と、二つの駒ヶ岳にはさまれ、それぞれ「東駒」「西駒」と呼ばれている。
どちらも3千メートル級の山々なので、登山をした後に「なかやま」で温泉に浸かって、疲れを癒すというのもいいかもしれない。
宿から目と鼻の先にある「光前寺」は1100年以上の歴史がある天台宗の寺。 4月の中旬に咲くしだれ桜が約90本あると言われ、18時半から22時ごろまで、門前と境内のしだれ桜がライトアップされる。その幽玄な様子は、見物客を魅了してやまない。
2002年にはテレビ朝日「ニュースステーション」の夜桜中継でもとり挙げられた。 「光前寺」には早太郎温泉の由来となった、霊犬・早太郎の墓がある。
寺で飼われていた山犬・早太郎は遠州(静岡県)にある村を襲ったヒヒの怪物と戦い、見事退治する。 その後傷ついた体で、遠い信州のこの地まで歩いて帰り、一声吠えた後息絶えたという。
この逸話がきっかけで、駒ヶ根市と静岡県磐田市は姉妹都市になったのだ。 光前寺の隣にある「駒ヶ根高原美術館」は1993年に開館。 常設展として、池田満寿夫、草間彌生、ゴヤ、大竹伸朗など豪華な作家陣の作品を見ることができる。
2月の取材では雪が降り、宿の隣りにある林が幻想的な雰囲気を創り出していた。 宿の周りは田園風景が広がっており、その景観は一枚絵のようだ。
宿に到着した際、市田柿のウーロン茶漬けをウェルカムスイーツとしていただいた。女将が手作りしている、渋さの利いた和のスイーツ。 日によっては若女将の手作りケーキが出されるとのこと。
食事処に向かう際、心地のいい音楽が館内に響いていた。 そこで発見したのが、木製の波動スピーカー。楽器により近い音色を奏でるということだが、木のしつらえで旅館に合う。
客室の詳細を見ると、あるとうれしいアイテムが満載。 キーはペア用になっていて、マグネットで付いているが、分ければ二人で大浴場に行く時などに便利だ。
浴衣は3種類のサイズがあり、他に特大サイズとミニサイズがフロントに用意してある。 アメニティ類はPOLA社製で整っている。 洗顔料、乳液、化粧水などが備わり、女性客に好評である。
さらに女性限定であるが、客室でリフレクソロジーを受けることもできる。 フロントの隣りには土産処が備わっている。 瀬戸焼の猫の置き物や陶芸作品など、ここでしか手に入らない焼き物や信州の名産品などが並んでいる。
「かつ丼ソース」は一番人気のお土産。 実は駒ヶ根の名物は「ソースかつ丼」で、市内に40店舗ほど店があり、作家の嵐山光三郎氏も太鼓判を押しているという。
お土産でこのソースを購入すれば、ご家庭でもこちらの名物の味が再現できる。 | |  |
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| 長野県は広い。北部には、善光寺のある県庁所在地・長野市。 中央部には城下町として観光客に人気の松本市がある。
そして南部には、高遠の桜で有名な伊那市、さらに南に行くと天竜峡が近い飯田市がある。 その伊那市と飯田市に挟まれる位置にあるのが駒ヶ根市なのだ。
このエリア一帯の魅力と言えば、やはり東西に連なる中央アルプス、南アルプスの神々しいほどの眺望を誇る山岳のランドスケープに尽きる。 昭和42年に、中央アルプス側に、駒ヶ岳ロープウェイができた後、駒ヶ根に観光客が多く訪れるようになり、それと同時に周辺にはホテルや宿が建ちはじめた。
昭和51年には中央自動車道が名古屋方面から開通。昭和60年には東京方面からのルートも開通し、格段にアクセスがよくなった。 このような交通インフラが整う中、昭和53年に「ぬくもりの宿
旅館なかやま」が産声を上げた。 創業させたのは現社長の父。 サラリーマンをしていた先代であったが、長年の夢であった旅館業をこの地で始めたのである。
現社長の中山茂房さんは、昭和39年に伊那市で生まれた。 多感な中学生のころに、宿の創業を間近で見ており、いつか自分も宿に関わっていくのだろうと予感したという。
その後、東京でアパレル関係の仕事に就いたが、平成6年に宿に戻り、先代のもとで修行を始める。 同年、「早太郎温泉」の掘削が始まり、翌年には各旅館に配湯されるようになって、ますます旅行客が駒ヶ根に訪れるようになった。
風光明媚な環境だけでなく、「温泉」という日本人の旅行には欠かせない最強のアイテムを手に入れたのだ 平成12年には社長に就任。二代目として宿を指揮することになる。
平成15年ごろから中山社長は、宿をリニューアルさせる構想を考え始めていた。 しかしその矢先、先代が亡くなってしまう。自分の長男が立派に宿を指揮する姿を見て安心したのかもしれないが、中山社長の悲しみは深かった。
それを窺い知るようなエピソードがある。 先代は「茶」が好きで、自ら茶会席を出し、お客をもてなすこともあったという。 「ぬくもりの宿 旅館なかやま」は「茶」を一つの重要なテーマとしていたのだ。
今も、「温石庵」の名前が残っていたり、特別室に茶室を設けているのも、中山社長が先代のことを思ってのことかもしれない。 平成20年に露天風呂付きの新館(6室)を増設し、本館5室と合わせて全11室の宿となり、屋号も「和みの湯宿
なかやま」とした。 その客室露天風呂付きの新館「佳日庵」は、離れの客室棟になっており、室内も落ち着いた和室が用意されている。 今までどちらかと言えば、リーズナブルな料金で宿泊できるような宿であったが、これを機に「大人の隠れ宿」的な雰囲気も、魅力のひとつに加わった。
宿としての「格」が上ったのは確かなようだ。 この宿の宿泊料金は大きく分けると、4月〜11月のオンシーズン、12月〜3月のオフシーズンの2通りの構成。
4〜5月の新緑、6月の梅雨、7〜8月の盛夏、9月〜11月の紅葉と実りの秋・・・と季節によって楽しみ方は色々あるが、 取材時(2月)のオフシーズンの時期でも、充分に魅力的だと感じた。
中央アルプス、南アルプスの神々しい山々の峰が、冬の澄んだ空気により、どの季節よりもよく見えるからだ。 2つの方向にこれだけの景観があるというお宿はなかなか無いはず。
しかも、冬場は割安な料金で宿泊できるため、さらにバリュー感が増す。 客室露天風呂で湯浴みをしながらの雪見も風流というもの。 ただ、ここは南信州のエリア。それほど雪が積もるほどではないことを付け加えておく。
そして、この宿のもうひとつの魅力は、「厳選素材料理」と称する、懐石料理と郷土料理をバランスよくマッチさせた夕食だ。 宿泊しなくとも完全予約制の昼食があり、こちらでも旬の味覚が楽しめるだろう。
女将が作る朝食のお粥やウェルカムスイーツも心温まる。リピーターを多く抱えるのも分かる気がする。 最後に「和みの湯宿 なかやま」の、周辺の環境にもう一度注目したい。
遠くに3000メートル級の山々を望みながら、宿の周りには一面に広がる田園風景。 まさに日本の田舎の原風景がここにはある。 都会に住む人たちにとって、ここはオアシスにも通じ、ココロの充電を図るには最適な場所のようだ。
首都圏はもちろん、中京圏からのアクセスの良さも見逃せない。 クルマであれば、中央自動車道で思ったよりも早く辿り着けるはず。
こういった宿に巡り会えると、人生も楽しくなる。 そして、田舎を持っている人も、田舎を持っていない都会人も、この宿の良さと魅力は充分に分かるはずだ。
ふと少年少女時代の懐かしさと郷愁を感じさせてくれるに違いない。(J/IZ) | |  |
貸し切り情報 |
風呂施設情報 |
| ■貸切風呂 | - |
| ■貸切風呂の眺望 | - | | ■その他のお風呂 | 男女別大浴場(男女の入れ替えあり) |
| 施設情報 |
| ■部屋数 | 全11室 和11室(バストイレ付き6室/トイレ付き5室) | ■収容人数 | 50名 | ■駐車場 | 10台 |
| ■ペット | 不可 | ■バリアフリー | 非対応 |
| ■エステ・マッサージ |
エステあり(リフレクソロジー…\2,000〜/20分、女性のみ) マッサージあり(\4,000/40分) | | ■インターネット | なし |
| ■DVD | なし | | ■TVチャンネル | NHK2局、民放4局 |
| ■施設 | 宴会場・ラウンジ・売店 |
|
こだわり情報 |
| ■冷蔵庫のシステム | 利用した分だけ申告(持ち込みのドリンクを入れるスペースあり) |
| ■冷凍室 | 利用可 | | ■冷蔵庫のドリンク | 大瓶ビール:\787 ジュース(ウーロン茶):\262 |
| ■オススメお土産 | 早太郎温泉せんべい(\630) |
| ■自動販売機 | ジュース:あり \120、アイスクリーム:無し | ■携帯アンテナ |
3本
3本
3本
可 | | ■売店 | あり ※アイスクリーム無し |
| ■近くのコンビニ | クルマで5分 | |
| ■アメニティ |  | 浴衣 |  | バスタオル |  | タオル |  | 石鹸 |
 | ボディソープ |  | シャンプー |  | リンス |  | リンスinシャンプー |
 | 歯ブラシ |  | シャワーキャップ |  | ドライヤー |  | ブラシ・くし |
 | カミソリ |  | 綿棒 |  | ウォッシュトイレ | | |
| |
| その他の情報 |
| ■車イス | - |
| ■お子様 | 子ども用スリッパ/子ども用浴衣/子ども用食器/粉ミルク用のお湯 |
| ■外国語 | 英語 | |
近隣情報 |
| ■周辺観光スポット | 駒ヶ岳ロープウェイ、駒ヶ根高原美術館、光前寺、高遠城址公園 |
■レクリエーション (観光農園、公園など) | 家族旅行村 |
| ■スポーツ | スキー(駒ヶ根高原スキー場) |
|
| ■和みの湯宿 なかやま:社長・中山茂房さんからのコメント | |
リニューアルオープンしたばかりで、まだ新しい宿です。 より一層お客様に喜んでいただけるように、宿を作り上げて行きたいと思います。
|  |
| 貸切日帰り情報 |
| ■料 金 | - |
| ■利用時間 | - | | 食事付きプラン- |
| ■料 金 | - | ■食事の内容 | - |
| ■設定日 | - | ■受付時間 | - |
| ■その他 | - | |
泉質/効能 |
| ■泉質 | アルカリ性単純温泉 |
| ■源泉の温度 | 30.8℃ | ■湧出量 | - | ■水素イオン | pH
9.1 | | ■源泉の湧出状況 | 温泉供給会社から買う源泉(早太郎温泉の引き湯) |
| ■加水/循環ろ過 | 客室露天風呂、大浴場:掛け流し+循環を併用 |
| ■加温 | あり(源泉の温度が低いため加温している) |
| ■消毒 | あり(塩素消毒) |
| ■浴槽の掃除の回数 | 1日1回 |
| ■入浴剤 | 未使用 |
| ■効能 | 神経痛、筋肉痛、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器疾患、慢性皮膚病など |
| ■湯の色 | 無色 |
| ■飲用 | 不可 | ■飲用の効能 | - |
| ■におい/味 | なし |
| |
| ■電 車 | JR飯田線駒ヶ根駅 | ■送 迎 | あり |
| ■クルマ | 中央自動車道駒ヶ根ICより5分 |
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| 上記のデータは 2009/02/11現在のものです。 |
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