貸切温泉どっとこむ
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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
森の中の佇まい 昭和の粋を今に残す下呂を代表する老舗宿
湯之島館
ゆのしまかん
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湯之島館
湯之島館
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湯之島館  
住所:〒509-2207 岐阜県下呂市湯之島645番地
TEL : 0120-01-1261(0576-25-4126)
※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.yunoshimakan.co.jp/
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。
創業:昭和6年  改築:平成18年  
部屋数:73 室
貸切露天風呂 ×0
貸切の内風呂 ×4
部屋付きの露天風呂 ×4
部屋付きの豪華内風呂 ×32
オススメの客層 〜20代 30〜40代 50代〜 ファミリー 女性客 お忍び系
露天付き客室 ★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★
一般客室 ★★ ★★★ ★★ ★★
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ 客室の画像はコチラ 料理の画像はコチラ お土産&その他の画像はコチラ

 この宿のキーワード ■昭和6年開業、下呂温泉最古の温泉宿
■下呂の源泉16本のうち7本を所有だから可能なかけ流しの貸切風呂 ■下呂富士中腹の野趣あふれる自然に囲まれる
■重要文化財クラスの本館は貴重な木造3階建て ■皇室、各界著名人御用達の純然たる和空間

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
昭和の面影を残す源泉かけ流し風呂も貸切で
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
計40室に付く温泉風呂!下呂の谷を一望できる展望風呂も
客室に温泉風呂があるのは全館74室のうち40室。中でも別館の4室(千種、菫、山吹、巴)には、内湯のほかに露天風呂がある。広さは大人1人ないし2人は入れる程度の広さだが、目の前に広がるこの宿自慢の、野趣あふれる大自然と庭園に包まれるようにして湯浴みができる上質の空間だ。内湯の広さも同程度。

「春慶荘」、「七重八重の間」、「雲井の間」、「山楽荘」の4特別室には、それぞれヒノキ造りの湯舟が設けられる。こちらも広さは1人か2人が入れる程度だが、野趣あふれる自然が、窓の外に静かに広がり素晴らしい。

「景山荘」の28室に付く風呂は、以前は固定式であった窓を改装し、全開放できるようになった。高台に位置するこの新館だけに、湯浴みをしながら望む眺望は格別の気分を味わわせてくれる。特に上層階は木立よりも上に位置するので、下呂の谷間や、大自然の中広がるこの宿の屋根を見下ろせると評判だ。

客室付きの風呂のほかにも、アールデコ装飾を施した洋館、娯楽棟の3階には家族風呂が4つ設けられており、24時間使用することができる。昭和6年の開業当時からあるという「銀嶺」、「七宝」、「不老」、「玉の井」のこれら4泉は、眺望こそ望めず小窓から庭が垣間見える程度だが、それぞれにそれぞれの際立った個性と、どれも源泉かけ流しという魅力がある。施設的には古さを感じさせるが、掃除も行き届いており清潔さには申し分ない。また、入り口のモザイクタイル張りの通路も開業当初からのもの。照明が薄暗く、レトロな味わいに深みをもたせている。

「玉の井」は入り口のドアを開けると、畳敷き6畳の部屋に入る。床の間も備え、一般の客室のようなつくりの脱衣所で、鏡台や脱衣かご、扇風機だけがある。襖を開けるとタイル敷きの狭い洗面所があり、さらにドアを開けると岩の湯舟が出現する。この湯舟が大人3人が入れるほどの広さ。奥からは源泉がさらさらと流れ出ている。湯が熱すぎる場合には、蛇口をひねれば水道水が出てくる。洗い場のスペースもしっかりとあり、使い勝手に困ることはないだろう。壁や床のタイル、そして木枠の窓など、随所に歴史を感じさせるものがある。

「不老」、こちらもドアを開けると畳敷きの脱衣所がある。こちらは脱衣所内に洗面所も設けられている。中のドアを開けると浴室。洗い場には千鳥格子状に茶色のタイルが敷き詰められている浴室、広さはあまりなくやはり大人2人が入れる程度の湯舟が奥にある。カラン式のシャワーが付く。こちらは蛇口が2つ設けられており、片方からは源泉、もう片方からは水道水が出る。

「七宝」は一転、洋風の脱衣所。浴室は広くないが、お湯は身体にまとわりつくような気泡泉で人気のお風呂。壁や床のタイルパターンが美しい。脱衣所は洋風、この4つの中では一番狭い。扉の上のステンドグラスにアールデコ様式を見る。

「銀嶺」はこの4つの中で一番浴室が広い。こちらは「七宝」と同様に西洋風の脱衣所が設けられており、扉を開けた瞬間、昭和初期にタイムスリップしたかのような感覚に。タイル張りの浴室内、入って左手にはシャワーブースが設けられている。御影石の長方形の湯舟はこれも大人2人が入れるほどの大きさ。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
この宿の公式HP

宿泊情報 ※料金は1室2名様宿泊時の1名分 (サービス料込税込)
■通常料金 \19,500(入湯税込)〜※部屋の広さは8 帖から ■IN→ 15:00
※休前日は+\4,000
■OUT→ 10:00
■特別室 \36,000 ■カード使用
■お薦めの部屋 春慶荘 (\38,000〜)
■部屋の眺望 山・庭園
■夕食 京懐石風料理
■朝食 郷土朝膳 ■部屋食 夕朝

施設&大浴場の画像はコチラ
下呂の谷を一望できる眺望自慢の露天風呂
客室の画像はコチラ
皇室、文人墨客も愛する格調高い和の空間
料理の画像はコチラ
山の幸だけにとどまらない厳選の食材を活用した懐石料理
お土産&その他の画像はコチラ
ダイナミックに変化する館内の景観
昭和6年開業、近代下呂温泉の歴史と共に歩んできた老舗宿、「湯之島館」は、下呂にある16本の源泉のうち7本を所有し、有馬、草津とともに日本三名泉にも数えられるこの温泉郷のシンボル的存在だ。

従来の温泉宿とはまったくスタイルの異なるこの旅館は、海外リゾートホテルの様相を呈する。大正から昭和にかけて、近代日本がより積極的に海外と交流し、その良さを日本に持ち帰ってきていた時代。『日本に名所が又一つ』のスローガンのもと、日本文化の粋と贅、そして海外における見聞の成果を結集させて完成したのがこの「湯之島館」なのである。その証拠に、このお宿に至るアプローチから館内、温泉や食事に至るまで、どこを見ても入念に構成された、往時より続く丁寧な息遣いを感じさせる。

下呂富士の山腹、かつての徳川御用林、五万坪の敷地に広がるこのお宿、山麓の温泉街の道を折れ、坂道をジグザグと登っていくと、杉の木立の間に静かに佇む木造の建物が見えてくる。宮大工によって、釘を一本も使わずに建てられたという本館は、重厚な瓦屋根の木造3階建て。創業当時の様子を今に伝える貴重な建築物だ。2007年現在、登録こそされてはいないが、重要文化財としての価値は充分にあるといわれる。

重厚な門構えの玄関から中に入ると、正面ガラス越しの和庭園、鈍い光沢を放つ桜の木の床、木が格子状に組まれた天井が目に映る。いつも整頓されているスリッパが気持ちよい。隣室の囲炉裏の間で一休み、売店前の通路を抜けて、本館内へと進む。宿全体の構成は、まず玄関棟、続く本館、そして個別の棟に分かれている離れのような別館、メゾネット式の部屋が並ぶ深山(みやま)荘、さらに開業当時からある、アールデコ装飾を施した洋館と、平成になってから建てられた、一番の高台に位置する新館の景山(けいざん)荘。これらの建物が斜面上に建てられているため、館内は若干複雑な構成になっており、歩をすすめるほどに迷路のような感覚を味わう。それが逆に、次から次へとダイナミックに変化する景観を生み出し、館内を散策する楽しみにもなっているのだ。取材時は11月の終わり、幸運なことに例年ならもう終わっているという紅葉もまだ見られた。部屋の窓や館内通路の小窓などから垣間見える、黄色や赤の葉と青空を鈍く反射する瓦屋根とのコントラストが大変に美しく、深く心に刻み込まれた。
施設&大浴場の画像はコチラ
この宿の公式HP
「本館」の客室は8畳、ないし10畳の広さを持つ。ヒノキの柱や梁、杉の一枚板をはめた天井、スムーズに動く襖や障子、木枠の窓には無数の傷が見られ、この部屋だけでもこれまで何百何千という人々を受け入れてきたのだろう、その名残を感じる。畳敷きの床の間には掛け軸、そして生花がいけられている。これも全客室、毎日、スタッフによって生けられるものだそう。数寄屋造りのこの部屋を見るだけでも、長い歴史の重みと、往時の建築技術の高さを知ることができる。木造の古い建物のため、隣室の大声や廊下を歩く際のギシギシ音が聞かれるが、夜になるとこの宿の佇まい同様、宿泊客も静かに過ごすことが多いようだ。

「本館」の部屋には風呂はつかないが、ほぼ全室にトイレと洗面が付く。開業当時にはトイレは備えていなかったそうで、そのせいか廊下の随所には現役の公衆トイレが今もある。随時改修を施してきたというだけあり、トイレの電灯はセンサー式、便座もシャワー付きのものが備え付けられている。部屋全体と比べるとここだけ極端に新しさを見ることになるが、清潔で便利な水周りには何の文句もつけようがない。

昭和20年代後半から30年代に建造された「深山(みやま)荘」は6室、斜面という地形の関係上、水まわりを階下に配置したメゾネットタイプの和室だ。部屋により10畳、12畳、12.5畳の本間と、次の間からなる。こちらへは本館のエレベーターで3階へ、連絡通路を抜け、新館のエレベーターで7階へあがると辿り着く。禁煙ルームとして利用されており、特に女性同士での宿泊に人気があるとのこと。

施設的な新しさを求めるなら、平成に入ってから建てられた新館の「景山(けいざん)荘」をおすすめする。ここへも深山荘と同様の道のり。客室は10畳の和室(一室だけ8畳間)と3畳の次の間、さらに下呂の眺めを堪能できる展望風呂が付く。これは窓を全開放でき、露天風呂気分を味わうことができるものだ。眼下には、この宿の屋根が木々の間に鎮座する様子が見られ、まさに自然の中に佇む宿だということがわかる。この景山荘に限らず通年人気のある部屋ばかりだが、特に、毎年8月一週目と12月の各土曜日に催される花火大会の際には、客室の窓から正面に、打ち上げ花火を見られることから満室になることが多いそう。この時期に宿泊をご希望の際には、早めの予約をするのがいいだろう。

これら一般室の他に、その、より静かな佇まいから多くの著名人にも愛されている特別室がある。まずは歴史作家の司馬遼太郎や作詞家の野口雨情にも愛されたという別館離れの「春慶荘」。この名は襖から調度品にいたるまで、飛騨高山の伝統工芸である春慶塗で統一されたことに由来するという。それに倣い外観も春慶色(紅柿色)に塗られ、茅葺き屋根と相まって和の風流を感じさせる艶やかな一室となっている。部屋自体の格調の高さ、そして窓の外に広がる野趣溢れる庭園からは、文人墨客ならずとも深い感銘を呼び覚ますものがある。司馬氏も自身の紀行文『街道をゆく』の中で、宿泊の体験を嬉々として描き、その見事な設えを褒め称えているほどだ。この部屋には通路を渡っていく、総ヒノキの内湯を備える浴室が付く。この浴室の壁やドーム型の天井までもが、春慶色で統一されている。

本館の3階を通り抜け、館内一見晴らしの良い展望コーナーを過ぎると、特別室が3室集まる。昭和33年に昭和天皇、皇后陛下がお泊りになったことで有名な「七重八重の間」、昭和51年に皇太子時代の今上天皇、美智子皇后陛下がお泊りになったことで知られる「雲井の間」、その奥に位置する、茶室も備える離れの「山楽荘」の3室だ。どの部屋も銘木をふんだんに使用した、贅を凝らした格調高い造りであるのはもちろんのこと、窓の外に広がる下呂の眺望はやはり格別の一言。どの部屋にも源泉をかけ流しにする檜風呂が設けられており、眼前に広がる野趣溢れる庭園や眺望を楽しむことができる特別な空間なのである。

一口に特別室とはいいながらも、それぞれの部屋もやはり個性が際立つ。16畳間と15畳間という余裕を持った広さが雅な雰囲気を伝える「七重八重」、床の間の南天の木にリスの木彫りを留まらせるなど遊び心ある設えが楽しい「雲井」、禅の心を体現した鄙びた風情の「山楽」に、自慢の庭園に抱かれる「春慶」と、泊まる人の好みによって選べる特別室を持つ旅館もなかなかないであろう。なお、皇族ご宿泊の際にお使いになられた食器類は、本館1階に展示されている。
客室の画像はコチラ
この宿の公式HP
これだけの種類の部屋がある館内はやはり広い。さらには客室だけでなく、男女別大浴場、4つの家族風呂、カラオケホール、ビリヤード室、卓球室、麻雀室、ゲームコーナー、大小宴会場、会議室、見晴らしの良い足湯などなど、実に様々な施設を備えているのだ。前述の通り斜面上、木々の合間を縫って建つこの旅館、形状も複雑なせいで、目的地へ辿り着く前にしばしば道に迷う。案内板も多いが、すれ違うスタッフの方に道を聞いたりしながら到達する。そういった宿泊客の姿があちらこちらに見られるが、迷惑そうな顔を誰も見せずみな楽しそうなのである。それはやはり、窓の外はどこを見ても美しく、建物自体にも見所満載のこのお宿だからこそなのだろう。館内8箇所のポイントを巡るスタンプラリーも人気の余興のようだ。
お土産&その他の画像はコチラ
この宿の公式HP
ここまで読んでいただいて、この旅館のある意味、古きよき時代の日本のテーマパーク的な楽しさばかりが伝わったかもしれない。だが多くの宿泊客は、到着し、部屋に案内され、浴衣に着替えて館内散策、お風呂を堪能してふと気が付くのである。その、お湯の良さに。それもそのはず、大浴場の内湯こそ衛生の問題上循環ろ過式にしているが、露天風呂も家族風呂も、客室付きの風呂も全て源泉かけ流しなのである。かつて江戸時代の儒学者、林羅山に「日本三名泉」と謳われた下呂温泉、その16本の源泉のうち7本を所有するこのお宿だからこそできる源泉かけ流し。肌触りの良いなめらかな質感の湯、これは日常生活と旅路と館内散策で疲れた体を癒す、最良の薬ではないかと思わせるものであった。
施設&大浴場の画像はコチラ
この宿の公式HP
温泉を堪能したら夕食である。基本的に部屋でいただくが、19時以降に希望の場合は、洋館4階の食事処を利用する事になる。取材時(2007年11月)の献立は地産地消をテーマに練られた秋のメニュー、以下に紹介する。

食前酒には濃厚な山ぶどう酒。先付けにはくるみ豆腐のふろふき。こごみという山菜に赤味噌をのせたこの品は、八寸の入れ物と共に出される。“八寸”とは長さの八寸に由来し、この場合容器を開くとちょうど八寸(約24センチ)の大きさになる。三段になった重箱のような壮麗さで、上段には才巻海老の黄味酢、焼き栗、いくちの西京味噌和え、中断にはむかご、鴨ロースのオレンジばさみ、鱒寿司、銀杏に棗(ナツメ)と、いずれの皿も秋の自然を髣髴とさせる彩豊かなもの。吸い物には、きくらげ、海老真丈、松茸、芽ネギに菊花を添えたもの。あっさりとしていて深みのある味わい、これはこの宿の気位を現しているかのようだ。
お造りは、名古屋の北部市場で毎日、その日に揚がった良質なものを仕入れるそう。この日はカンパチ、本鮪、大鱒が並び、どれもここが山あいだということを忘れてしまうような新鮮な味わいであった。焚合せは、鯛蕪(かぶら)、南瓜、畑シメジ、インゲン。その場で火にくべて焚くため、美味しそうな臭いが漂い味覚を刺激する。
焼物の岩魚塩焼きは、泳いでいるような姿に見えるおどり串。300℃に熱せられた石の上に載せられて運ばれる。これにより、焼きたての熱さそのままで食べることができるのだ。これは広く段差のある館内、調理場から部屋まで食事を運ぶ際に、冷めてしまうことを避けるためのありがたい工夫なのである。つづく台物には、飛騨牛のすき焼だ。飛騨牛とは、岐阜県内で14ヶ月以上肥育された黒毛和種で、肉質等級A・Bで5等級、4等級、3等級のものをいう。つまり、出所の明確な、高品質の肉であるということだ。具材には他に、かきのき茸、マイタケ、水菜、ネギ、玉葱。山あいなど寒い地方の味付けは全般的に濃い目だが、ここの料理は薄めに設定されており、肉の持つ旨味が存分に引き出されていた。これも近年のヘルシー志向を反映したもののようだ。
進肴として、オススメの手作り湯葉豆腐。のせた小豆菜の青臭さが鼻に抜け、素朴な味わいを引き立てる逸品だ。最後に飛騨漬けの香の物、赤カブの切漬けとの相性も良い御食事。八丁味噌仕立ての赤出汁には、具材はきのこ、なめこ、ネギが入る。デザートにメロンと無花果をいただく。夜食分のデザートとして黒蜜ゼリーが出されたのは予想外のことであった。食後にまた入浴をし、部屋の冷蔵庫で冷やしておいた甘味はお腹にやさしく、また甘すぎない味付けにもこの宿の気配りを感じた。
料理の画像はコチラ
この宿の公式HP
腹が満たされたら寝る前に再び湯に浸かるのもいいし、上記の様々な娯楽施設で楽しむのもよい。だが、この静かな山の自然に抱かれた宿のこと、ひとしきり楽しんだ後にはいつしか、のんびり静かに過ごす客が多いようだ。10時過ぎには、館内はひっそりと静まりかえっていた。

朝を迎える。朝になると大浴場が入れ替えになっているので、もう一方の大浴場と露天風呂を朝風呂に利用する客が多く見られる。朝から多くの人が、眺望を楽しみながら湯浴みをしている。さっぱりした後の朝食も部屋でいただく(景山荘の客室に宿泊の場合には朝食会場で)。朝からご飯がすすむ盛りだくさんのメニュー、新潟コシヒカリとくるみや椎茸を練り込んだ飛騨特産の朴葉味噌、山菜そば、がんもどき・南瓜・アスパラ・椎茸・切干大根の田舎煮、焼き鮭、納豆、温泉卵に山葡萄をのせたとろろ、冷めないようにその場で火にあてる味噌汁。ブルーベリーの入ったヨーグルトにみかんというデザートもついた。

筆者も敬愛する司馬遼太郎をして、「日本文化ですなあ。」(『街道をゆく』より)と言わしめる魅力を持つ「湯之島館」。今に生き続けるこの和空間は、まぎれもない本物。本物をわかる人間が、懐かしさ、安らぎを求めにやってくる宿なのである。その膨大な背景の一端を、お宿の公式ホームページ上に見ることができる。数多くの、バラエティー豊かなプランも用意されているので、この和文化の真髄ともいえる広い旅館を楽しみつくしたいと思う方なら、一度二度ご覧いただき、宿泊前に“予習”をしてから臨むのもいいかもしれない。

だが、このお宿の歴史、雰囲気、そして数え上げればきりがない魅力、これらの全てをたった一泊するのみで味わいつくし、帰宅後に語りつくすのは至難の業である。それだけに、これまでに訪れた多くの人が再び訪れ、その変わらぬ姿に喜び、ある者は安心し、またある者は思い出に涙するのだという。
新婚旅行でここに宿泊し、金婚式で50年ぶりに訪れたご夫婦の嬉し涙、父が生前ここにまたどうしても来たいと言い、それを叶えてあげられなかった娘が来館してこぼした涙・・・数え切れないほどの人々の思い出に刻み込まれ、その行き交う思いを全て抱擁してきたこの老舗宿。ここには、単に宿の歴史の長さだけでは得られない、懐の深さ、温かさがある。これはひとえに、誰よりもこの宿を愛するスタッフの方々、ひとりひとりの心によるものなのだろう。廊下ですれ違えばにこやかに挨拶をしてくれ、親切に道案内をしてくれる。通常の布団の下にもう一枚マットレスを敷いてくれ、段差の多い館内ながら冷めないうちに食事を部屋まで運んでくれるなど、こちらのして欲しいと思うことを当然のように実行しているのである。

ひとつの宿を形作る一番大事な要素とは働く人間たちの息遣いであり、その息遣いが建物に宿り、それを感じた客である我々が「おもてなし」と呼ぶのではないか、そう立ち止まって考えさせられた。(eb)
施設&大浴場の画像はコチラ 客室の画像はコチラ 料理の画像はコチラ お土産&その他の画像はコチラ 公式ホームページへ

貸し切り情報
■貸切料金 宿泊の場合 無料
■利用時間 15:00〜翌9:00 宿泊客の休前日(繁忙日)の貸切〜可
■予約方法 予約なし(先着順)

風呂施設情報
■貸切風呂 共同の貸切風呂:岩風呂・内風呂
■貸切風呂の眺望 山、庭園
■その他のお風呂 男女別露天風呂・男女別内風呂※男女別大浴場の入れ替えあり、山の足湯、野天風呂

施設情報
■部屋数 全73室
和72室(バストイレ付き 43室/トイレ付き26室) 和洋1室(トイレ付き1室)
■収容人数 300名 ■駐車場 30台
■ペット 不可 ■バリアフリー 非対応
エステ・マッサージ -
■インターネット 専用スペース 
■DVD 一部あり
■TVチャンネル NHK2局、民放5局、NHKBS1局、BS(1のみ)
■施設 宴会場・喫茶室・売店・ダンスホール・ビリヤード・カラオケルーム・麻雀室・卓球・和食処

こだわり情報
■冷蔵庫のシステム 利用した分だけ申告(持ち込み不可)
■冷凍室 利用不可
■冷蔵庫のドリンク 中瓶ビール:\750  ジュース(ウーロン茶・コーラ・サイダー):\300
■オススメお土産 朴葉味噌 \1,050 ※宿のオリジナル
■自動販売機 ジュース:\200 ■携帯アンテナ FOMA 2本
au 3本ソフトバンク 2本
ウィルコム 不可
■売店 あり
■近くのコンビニ 車で8分
■アメニティ 
浴衣 バスタオル タオル 置いてない 石鹸
ボディソープ シャンプー リンス 置いてない リンスinシャンプー
歯ブラシ シャワーキャップ ドライヤー ブラシ・くし
カミソリ 綿棒 置いてない ウォッシュトイレ    
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス -
■お子様 -
■外国語 -

近隣情報
■周辺観光スポット 白川郷・五箇山の合掌造り集落(車で約1時間半)、高山市街(車で約1時間)
下呂温泉合掌村(車で約10分)、中山七里、温泉寺、下呂温泉神社
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
-
■スポーツ ひだ舟山スノーリゾートアルコピア(車で40分)、飛騨位山スノーパークモンデウス(車で50分)、濁河温泉スキー場(車で約1時間)、下呂カントリークラブ(車で20分)、鈴蘭高原カントリークラブ(車で約50分)

■湯之島館:社長 大前利兼さんからのコメント  
みなさま、玄関を入ると異口同音に「ほっとする」とおっしゃいます。建物が主張しすぎず、自然の中でお客様が主役の旅館でありつづけたいという温泉旅館の正しい姿、キメ細やかなおもてなしが館内に溢れています。文化的価値のある建物の中、昔ながらの部屋食を続けるなど、懐かしさ、落ち着きを求められる方は最高のおくつろぎをしていただけると信じております。 湯之島館:社長 大前利兼さん

貸切日帰り情報
■料 金 -
■利用時間 -
食事付きプラン(要予約)
■料 金 - ■食事の内容 -
■設定日 - ■受付時間 -
■その他 -

泉質/効能
■泉質 アルカリ性単純温泉
■源泉の温度 56.1℃
■湧出量 - ■水素イオン pH 9.08
■源泉の湧出状況 温泉供給会社から買う源泉
■加水/循環ろ過 内湯は源泉かけ流し+循環を併用。
それ以外の風呂は全て源泉100%かけ流し。
■加温 なし
■消毒 あり(塩素消毒)
■浴槽の掃除の回数 -
■入浴剤 未使用
■効能 神経痛・リウマチ・肩こり・腰痛・婦人病・更年期障害・水虫・やけど etc
■湯の色 無色透明・粘土質の灰白色の濁り
■飲用 不可 ■飲用の効能 -
■におい/味 無味無臭

アクセス情報 ※Googleマップを見る
■電 車 JR高山線 下呂駅下車→タクシーで約10分 ■送 迎 あり
■クルマ 中央自動車道中津川IC→国道257号線で約60分

 上記のデータは 2007/11/28現在のものです。
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